言い方、話し方ひとつで、相手があなたに対して受ける印象はガラッとかわります。上手に話す人の言葉には説得力があり、また独特の温かみやポジティブな感情があるので、「聞いていて嫌にならない」ですよね。
一方、「伝わらない話し方」や「他人をイラッ!とさせてしまう物の言い方」などをすれば、信頼や納得を得ることは難しく、それが原因で仕事にも悪影響が出ることもあります。
では、あなたの印象を劇的に変化させるためには、どんな話し方や言い方をすれば良いのか?そこで今日は言葉であなたの印象を改善する、15のポイントについてお伝えします。
好印象を与える言い方・話し方1:相槌(あいづち)のうち方
話し方に自信がない方は、まずは「他人の話し方」を参考にするべきです。他人の話し方には、多くの「学べるポイント」が隠されているんです。例えば、「この人のこの言い方は嫌だな…」と思ったら、「自分は気を付けよう」と思う事が大切です。
このように、「他人のふり見て我がふり直せ」のことわざのように、話し方や言い方を学ぶには他人を反面教師として捉えることも重要です。
と、ここでポイントになるのが「相手に安心して話させる」ということです。相手が警戒・緊張していれば、ボロを出すことはないでしょう。つまり、学べる部分が少なくなってしまいます。
そこで、「相槌のうち方」を工夫して相手を安心させるようにして下さい。ポイントは、「それで、その後は?」のように、時々相手に話すことを促すのです。促しすぎてはいけませんよ(笑)。まずは普通に話を聞いて、話の腰が折れそうになったら「それで?」と促しておきましょう。こうすることで相手は話し続けやすくなるため、参考になる点を多く聞くことが出来ます。
好印象を与える言い方・話し方2:目を大きく開けて話す
あなたが誰かに話すとします。この時、「目が鋭い」では相手に威圧感を与えることになってしまいますよね?また、「なんでそんな顔で話すの?」と、怪訝に思われてしまうかもしれません。
自分の言葉で好印象を勝ち取るには、「聞いていて心地良い」と思わせることが大切です。したがって、「目が鋭い」などの威圧感たっぷりの話し方では、絶対に好印象を勝ち取ることは出来ないんですよ。
大切なのは、「目を大きく開けて話す」ということです。目を大きく開ければ「鋭さ」は消えるため、相手に威圧感を与えることなく心地よさを演出することが出来るでしょう。簡単に出来ることだと思いますので、ぜひ実践しておきましょう。ただし、不自然にな程の「見開きすぎ」には注意しましょう。
好印象を与える言い方・話し方3:ドヤ顔はNG
好印象を与える話し方の基本です。先日、あるテレビ番組を見ていた時、あるお笑い芸人の方がフリートークをしていました。その方はトークをしないタイプの芸人さんで、「音楽ネタ」を中心にやっているのです。
「へぇ~。どんなトークをするんだろう?」と思って観ていたのですが、話している時の「ドヤ顔」があまりにも目立っていたのです。視聴者によっては「腹が立った」という方も確実にいたでしょう。正直、私も途中でチャンネルを変えてしまいました。
ドヤ顔は、本人が自分の言葉に自信を持っている時に出やすいものです。しかし、自分の言葉を評価するのは自分ではなく、聞き手が評価するものなんですね。したがって、「どうだ!面白いだろ!」という意識を持って話すのは良くありません。
自意識過剰になってしまうと、どうしてもドヤ顔が出やすくなってしまいます。だからこそ、「どうぞ。私の言葉を自由に評価して下さい」という姿勢で話すことが、好印象を引き出すポイントです。
好印象を与える言い方・話し方4:話の腰を折らない
相手が気持ち良さそうに話している時は、絶対に話の腰を折るような言葉の言い方は止めましょう。
時として、「相手が話している話題を盗む」という人がいます。これはルール違反ですね。好印象を勝ち取る以前に、「ビジネスマナーに違反している」ことになってしまいます。
相手発信である話題が出てきたなら、その話題はその人の物なのです。こちらは「話を上手く広げる」という作業に徹するべきです。
そして、相手の話が一段落したら、そこで初めてその話題をこっちに持ってきて良いのです。相手発信の話題を途中で持ちだすのは絶対に止めましょう。
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マジで?
レベルが高すぎて自分には無理っ( ;∀;)