最近「コミュ力」「コミュ症」などという言葉をよく耳にしますが、これは今の社会がどれほど人間関係を重視しているかを反映していますよね。
しかしそれを「勉強をせず友人と遊ぶ」と極端に解している人が多いのも事実で、そのため、一方では「もっと勉強をしよう」とこれまた偏った考えも叫ばれています。
こうなるともうすでに「勉強だけではなく、人付き合いも疎かにしてはいけない」という主旨が忘れられていますよね。そこで今回はなるべく中間に位置できるような、人間関係改善のための意識改革術をご紹介します。
外に出る
現在日本ではお隣さんの事情も知らないという状況が急速に増えていて、人間関係が冷め切ってしまっています。なぜでしょう?
それは人々がうちにこもってしまっているからです。もちろん残業の事情もあるかと思います。特に夜は家でゆっくりしたい、といった方も多いのではないでしょうか?でも、それでは本気で人間関係を改善することはできません。
5分でもいいです、外に出ましょう。外に出れば人が居て、お話をすることができます。一人で出るのもよし、家族で一緒に出るのもよし。最初は少しずつ、焦らずとりあえず外出してください。2週間もすれば効果は現れると思います。
とにかくなんでも話す
外に出たものの何を話すべきか、そうお思いになった読者の方もいらっしゃると思います。答えは「とにかくなんでも話す」です。この点大阪の方はすごく上手いです。
また中国では汽車に乗るとほぼ100%話しかけられます。目的地、仕事、出身地などなど。
日本人は天気の話が好きだ、と言います。天気の話から、色々と話をふくらませていきましょう。また、お店に買い物に行くときも、「旬の野菜は?」「オススメは?」などと、なるべくこちらから話しかけるようにしましょう。日々の些細な意識改革が、あなたのコミュニケーション能力を改善してくれることでしょう。
話を聞く
会話というのは2人以上いて初めて成り立ちます。ということは、当然話し手と聴き手がいるわけです。一般に話し上手は聞き上手と言われます。
まずは相手のどこかに興味を持ち、その一点だけでもいいので集中して話を聞きましょう。話を聞く際のテクニック(リアクション)などは大げさでなくても構いません。大事なのは、心から相手に、または相手の一部分に興味を持てるかどうかです。
上辺だけ興味を持っているふりをしても、反応は薄く、すぐにバレてしまうでしょう。
勉強はなるべく一人の時に
冒頭で述べた、勉強と人間関係のバランス。理想はやはり、勉強はなるべく一人の時に、です。せっかく友人と一緒にいるのに、そこで一人勉強していては時間がもったいないです。
まずは自分の生活を見直し、無駄な時間はないか、また削ることの出来る時間(テレビなど)はないか、よく考えてみましょう。最近ではネットサーフィンを延々としてしまう、という問題を抱えていらっしゃる方も多いと思います。
もちろん睡眠時間を削ってしまうと、日中の睡魔により人間関係もおろそかにしてしまい、本末転倒です。そういった時間を見直し、もう一度自分の生活を設計しなおして、勉強する時間を捻出しましょう。
挨拶をする
人間関係は挨拶から始まります。挨拶ができなくてもしっかりとした人はいますが、人間関係を改善する際は挨拶をはじめの一歩とするのがよいでしょう。無視されてもめげないでください。
あせらず、毎日挨拶する習慣をつけましょう。とりあえず、声を出しましょう。あなたの声は必ず他の人の心に響くでしょう。
何事も本気で
人間関係が「いま」うまくいっていなかったとしても、それは一時的なものかもしれません。また、本人だけが気にしていて、周りはなんとも思っていないというケースもよくあります。そんなときに悩んでしまうのはもったいないです。
今眼の前にあることに、全力で取り組んでみましょう。自分を磨くと周りの人もあなたの一生懸命さに気づいてくれるでしょう。そうするとこちらのもの。人間関係も自然に改善していくでしょう。
人を選ばない
しかし、利益だけで友人を選んでしまっては、周りからも同じように選ばれてしまうだけでなく、とてももったいないのです。
人はみな、なにか優れた特徴などを持っているものです。いまあなたはその特徴に興味を持っていなかったとしても、将来突然興味を持つかもしれません。
お互いの違いを尊重し、認め合うことが大切です。なので、余程のことがない限り、友人を「選ぶ」ということはしないようにしましょう。
さて、閉塞感の漂う日本社会、冷えきった人間関係、お悩みの方も多い事でしょう。しかし、こういった方法を一つ一つ着実に自分のものにしていくことで人間関係は改善していきます。まずは外に出て、挨拶をしましょう。心配は無用です、粘り強く打てば響きます。和気藹々とした人間関係を目指して、一歩一歩前進して行きましょう!
まとめ
人間関係を改善するには
・外に出る
・とにかくなんでも話す
・ 話を聞く
・勉強はなるべく一人の時に
・挨拶をする
・何事も本気で
・人を選ばない
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外には近所の人はいないし、地元では恐喝事件が多く、外を無意味に出歩くと危険。
学校で休み時間に話しかけると、何もしていないのに今忙しいと言われ追い払われる。
上記の理由で、会話にならないから話を聞くことはできない
それでも人を選ばずに話しかけ続けた結果、金を貸してくれとか借金の引受人になってくれだとか言われる。
というのが、自分の経験ですが、
どうすればよかったのでしょうかね・・・