娘の彼氏を嫌いになったとき、距離を置いて関わる策

娘の彼氏を嫌いになったとき、距離を置いて関わる策
娘の彼氏を嫌いになる親は珍しくありませんよね。親にとって娘は何にも変えがたい存在、幼い頃から目の中に入れても痛くないほどかわいがり、その成長を見守ってきた、文字通り宝物です。その娘を見知らぬ男が奪っていくのですから、どんなに相手が良い男でも寂しさに見舞われるものです。

ましてや、その相手が自分の嫌いなタイプだったら、と思うとぞっとしてしまうという人もいるでしょう。でも実際には、娘の連れてきた彼氏が嫌いでたまらない、というお父さん、お母さんも少なくないのです。

なかには、娘の彼氏が嫌いで顔を見るのもイヤという人もいます。なのに、交際の進展次第ではどうしても会わなければいけない機会がでてきます。辛いところですね。そこで今回は、娘の彼氏を嫌いになったときに、距離を置いて関わる方法についてお伝えします!

父親が娘の彼氏が嫌いになったときは、とりあえず母親に任せよう!

まず、父親が娘の彼氏を嫌いになった場合について考えてみましょう。どこの家庭でも、娘のことについては父親より母親の方が詳しいものです。女は女同士、余程仲の悪い母娘でない限り、恋愛や結婚のことは父より早く母に相談しているはずです。

また、付き合いの長い夫婦であれば、何も言わなくても、妻は夫が何を考えているか分かるもの。娘が連れてきた彼氏がどうにも気に入らないというときは、意地を張らずに奥さんを頼ってしまいましょう。

勘の良い奥さんなら黙っていても適当に自分がイニシアティブをとってくれるでしょう。ちょっと鈍めの奥さんなら、こっそり「あんまり会いたくないんだよなぁ」と伝えてしまうのもありです。

大切なのは、娘さんには彼氏が気に入らないとか、嫌いだとかいったネガティブな感情をダイレクトに伝えないこと。父親が彼氏の好き嫌いをあからさまにしてしまうと、娘さんが恋人や彼氏と別れることになったとき、しこりとして残ってしまいます。子供とはいえ、彼氏が出来る歳になればもう大人です。

自分のパートナーは自分で選びたいもの、意見を伝えるにしても、間接的に、スマートにアドバイスするように心がけてください。

一人娘だったりすると、特に感情的になってしまったりしますが、男親はクールに振舞うのが効果的です。どうしても言いたいことがあるときは奥さんの力を借りてしまいましょう。

 

母親が娘の彼氏が嫌いになったときは、娘と話してみる!

一方、母親が娘の彼氏を嫌いになるケースもあります。こちらはちょっと複雑です。誰しも苦手な人間と付き合うのは嫌なものです。かといって、彼に会ってという娘さんのお願いを無視し続けるわけにはいきません。

どうしても好きになれない彼氏と娘さんの仲が深まってきて、相手が自分の家に顔を出すようになったら、思い切って娘さんと話してみましょう。そんなとき、ストレートに自分は彼氏が嫌いだと伝えてしまうのはよくありません。

娘さんが傷つくばかりでなく、親に貶されたせいで一層ほれ込んでしまうということにもなりかねないからです。恋愛というのは、反対されると燃え上がってしまうのですね。

では、どんな風に話せば良いのか?彼氏のことを娘さんと話し合うときは、まず、娘さんがどうして彼のことを好きなのか、彼のどこを好きになったのかについて、訊いてみましょう。

親としては、娘が連れてきた彼氏だというだけで彼に対する見方にもある種のバイアスがかかってしまっています。娘の口から、彼の良いところ、悪いところ、それらを含めてどんな風に愛しているかを訊いてみてあげてください。もしかしたら、彼氏が嫌いという気持ちも薄まってくるかもしれません。

また、どんなに話をきいても好きになれない場合は、「分かったよ。今仕事が忙しくてあんまり会えないけど、慎重に付き合いなさい」というように、適当に理由付けをして、距離をとるようにしましょう。

最初から放置するのではなく、きちんと話をすることで、娘さんも理解を示してくれるはずです。大切なのは、歩み寄りを見せる態度なのです。

コメントをお書きください

タイトルとURLをコピーしました