心が沈みがちなあなたへ、ひとりでできる心をケアする9つの方法

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心が沈みがちなあなたへ、ひとりでできる心をケアする9つの方法
あなたの心状態はいかがでしょう、「なんだか疲れて、何にもしたくない。」なんてことになっていませんか。現代社会には多くのストレスが存在しますよね。「人間関係がうまくいかない。大失恋をした。リストラにあった。」など苦痛に感じることはもちろんのこと、「昇進した。結婚した。引越。」など良いことでもストレスになることもありますよね。

このストレスがいくつも重なると、何かの拍子で心がポキンと折れてしまうこともありますので、早めのケアが大切です。「疲れたなぁ。調子がわるいなぁ、がんばりすぎてるなぁ」と感じたら、早めに心をケアしてあげましょう。早め、早めの対応があなたの心を救います。そこで今日はひとりでもできる心をケアする方法についてお伝えします。

心のケア1.今の自分と話をしてみよう、そして心の声を聴いてあげよう

何もしたくない。疲れがなかなかとれない。嫌なことがあった。それでも、なんとかがんばって会社へいかなくちゃ、家事をしなくちゃ。責任感の強いがんばり屋の人ほど、一生懸命に気合を入れて動こうとしますよね。

そんなときは、ちょっとまって!!自分に問いかけてください。本当の心の声に耳を澄ましてください。

「今、どうしたい?」「ちょっとつかれた。」「それじゃぁ、少し休憩しよう。」

自分自身に問いかけて

「本当は、【今】自分がどうしたいか?」自分と話し合ってみましょう。

自分の心の声を大切に聴いてあげてください。

そして、【今】したいことをしましょう。

 

心のケア2.子供のときのような本当の自分をとりもどす

大人になると「~しなければならない。」「~しかできない」といろいろなことを諦めたり、自分に制限をつけてしまうことがどんどん増えてきます。

時折、「自分の本当にしたいことは何だろう?」「本当にしたい仕事は何?」「どんな人生を送りたい」と問いかけて見てください。そんなこと急にいわれても、「生活があるし…」「これしかできないし…」とどんどん自分の夢や希望をせばめていませんか?夢や希望は、心のパワーの源です。

小さな事でかまいません。「誰と一緒にいると心が休まるか?」「何をしているとき心がウキウキするか?」など、どんどんイメージをふくらませてみましょう。夢や希望を想像しているうちに、あなたに一本の心の軸ができ本当の自分が取り戻せます。

 

心のケア3.Don’t think! Feel! 考えるより感じよう

人間には、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感があります。この五感を大切にすることはとても大切です。なんでも頭で考えこんで抜け出せなくなってしまうのは、現代人の悪い癖のひとつですよね。特に、テレビ、携帯、パソコンなど視覚ばかりに頼っているのでほかの感覚が衰えてきています。

お風呂に入ったとき、その暖かさを肌で感じながら、自分の手で体をなでてあげる。温かいお茶をゆっくりと味わいながら飲む。好きなアロマの香りの中でゆったりと音楽を楽しむ。ペットを飼っている人は、ペットを撫でながらその暖かさにふれる。

このように、自分の五感で味わうことがゆったりとした気持ちを取り戻してくれます。

 

心のケア4.未来を楽しくイメージしてみる

大きな白い紙を用意してください。それに、雑誌などの切り抜き、好きな写真を好きなようにぺたぺたと貼っていきます。風景、人物、建物、動物、花などなんでも構いません。

テーマは「自分の将来のイメージ」です。自然の風景、大きな家、行ってみたい場所、飼ってみたい動物、やさしい笑顔、自分がのぞんでいる将来の姿がその切り貼り(コラージュ)の中に見えてきます。人はどうしても過去にしばられた延長線上の未来の自分をイメージしてしまいます。だから、未来のなりたい自分をイメージするのです。未来から逆算して自分の向かう方向を決めましょう。

もし今、心の中が沈んでいるなら

「もし、元気になったらどんな自分になりたいか?」「どんなことをしたい?」など、自分の将来像が見えてくると、ゆっくりであっても一歩づつ前に進む力を人はだれでも持っているのです。

方向が見えてきたら、勇気を出して一歩踏み出してみましょう。きっと何かいいことが待っていますよ。

 

心のケア5.好きなこと探しをして行動しよう

好きなことは心の大きな栄養です。今、何か好きなことはありますか?大好きなフィギア集めでも、スポーツでも、映画でも、旅行でもなんでも構いません。考えただけで心がウキウキするようなものを持っていますか?何にも興味がわかない。そんな時は、昔好きだったこと、好きだったものを思い出して、自分の心に栄養を与えましょう。

好きなものは、あなたの心をサポートしてくれます。

「何かしたい」そう思ったら、その気持ちを大切にして、行動をおこしてください。3日坊主で終わったってかまわない。自分の好きなことを3日も楽しめたのだからそれは素敵な思い出です。

本当に心が沈没したら、好きなことが何もなくなってしまいます。その前に自分の好きなことを思い出して行動しましょう。

 

心のケア6.たまに大人の不良行為にはまってみる

子供の頃は、「やってはいけないこと」がたくさんありましたよね。ところが、やってはいけないと言われると不思議とやりたくなってしまう。そう、子供は好奇心でいっぱいです。でも、大人になると自分でたくさんの決まり事を作り、その決まり事中に自分を追い込んでしまい、不満ばかり募らせてしまいます。だから、休みの日はその決まり事をなくして、自由奔放に過ごしてみるのです。

例えば、1日中パジャマのままでベットの中ですごしてみる。ベットの中で食事をしながら、好きなDVDを見てのんびり過ごしてみる。携帯やスマートフォンも電源をOFFにして、日常から離れてみる。自分の行きたいコンサートに行って騒いでみる。

そう、何もかも忘れて大人の不良になりきってみる。社会のルールを破らない行為ならばなんでもかまいません。大人の不良とは、日々会社や家庭でかぶっている仮面を取り払って、素の自分を楽しむことです。

 

心のケア7.癒し日記をつける

嫌なことがあった場合、それをいらない紙に書き出しましょう。出来事だけでなく、その時に自分が抱えている感情も全て書き出します。書き出したら、その紙はびりびりに破いて捨てます。その時、深呼吸をしながら、大きく息を吐いて一緒に自分のいやな思いも捨てるのです。

もうひとつ、今度は手帳などに、自分のできたことを書き出します。どんな小さなことでもかまいません。自分がいつもより少し出来たと思うことをなんでもいいから、見つけて書き出してください。

そして、赤ペンで「花まる」をつけます。これは、毎日続けると効果的です。少しずつ、自分に自信がもてるようになってきますよ。

 

心のケア8.どんな時も自分は最良の味方です

誰がなんといおうと、自分は自分の味方でいてください。人生は選択の連続です。失敗したり、後悔したりすることがたくさんあると思います。

でも、その選択は、その時の自分がいいと思って選んだ道です。必ず意味があります。「自分だけは自分の味方」こんな心強いことはないと思いませんか?

 

心のケア9.どうしても一人で解決できないときは

カウンセリング・セラピーをうけるのも選択肢の一つです。

欧米では、心のケア、メンタルケアに関して20年以上進んでいます。日本では、カウンセリングやセラピーを受けることは、「心を病んだ方が受けるもの」など、いまだにネガティブなイメージがあります。精神科や診療内科の敷居は少しづつ低くなってきているものの、病気になる一歩手前の心が沈んだときのケアは、日本ではまだまだ進んでいません。

欧米では、クライエントの方が「先生!また来たよ」という具合に、気軽にカウンセリングを受けに行かれるそうです。生活上の心配事などについて「ちょっと話を聴いてもらいに来たんだ」と、誰もが気軽に専門家を訪ねてくるような敷居の低さがあります。

今、日本でも心のケア、メンタルケアは注目され始めています。病気になる前に、マッサージやエステ、美容院に行く感覚でカウンセリング、セラピーを受けてみてはいかがでしょう。

友達ではなく、話を聴いてくれるプロであるカウンセラーやセラピストに相談してみると思いがけない自己成長、自己改革になります。新しい自分に出会えるかもしれませんよ。

 

さて、21世紀は、心の時代とも言われています。特に物や情報が溢れている時代に生きている私たちが大切にしていくのは、自分をそして他人を思いやる心ではないでしょうか?他人を思いやるためには、自分の心に余裕が必要です。そして、その心の余裕は、自分の心のケアをして初めて生まれてくるものなのです。

自分の心が沈みがちだなぁと感じたら、病気になる前に、早め早めのケアを心がけてください。

まとめ

心が沈みがちな時に心をケアするには

1.今の自分と話をしてみよう、そして心の声を聴いてあげましょう
2.子供のときのような本当の自分をとりもどしましょう
3.Don’t think! Feel! 考えるより感じましょう
4.未来を楽しくイメージしてみましょう
5.好きなこと探しをして行動しましょう
6.たまに大人の不良行為にはまってみましょう
7.癒し日記をつけましょう
8.自分のすべてを認めて褒めてあげましょう
9.どうしても一人で解決できないときは、カウンセリング・セラピーを受けましょう

コメントをお書きください

  1. 匿名 より:

    嫌なことたくさんありますよね。
    落ち込んだ時、そんな時は登山しに行きます。
    何も考えずにひたすら歩きます。
    下山してから帰りは温泉に入ってコーヒー牛乳を飲みます。(笑)
    自分にあう事を探してみてください。
    必ずありますよ。
    まずはどこでも良いから歩いてみましょう。
    何か発見があるかもしれません。

  2. まさ より:

    もう頑張れない。疲れた。
    絶望感におそわれる
    自分で自分の味方しても
    虚しい。つらい。

    って今思ってるけど
    寝て朝起きたらケロッと
    してそうなんだよなーこれがw

  3. バタコさん より:

    初めまして。体調が悪すぎてどこにも一人でいけない、バイトもできない、今まで続けてた心理学の勉強もストップしている体も心もぐったりしている女子です。
    今まで、何をしてきたか振り返れば6割が勉強。 持病を持っているので健康な人には負けたくなかったので「勉強で身を立てよう、生活しよう」と思ってた。だから、20代の女の子が普通にやっている海に行く、バイトをする、バイト代を貯める、彼氏とデートをする、ネイルをする、友達との旅行という行動を5年間も我慢してきました。本当は、やってみたいのに。
    家族との関係は良くないし、住んでいる所は田舎だし、田舎だから変わっているのは嫌われるし、我慢という海の中で生活してます。本当に疲れました。
    私はどうすれば良いのでしょうか?

  4. 匿名 より:

    もうつかれた
    いきなり仲の良かった友達に嫌われて
    メッセージも無視されて
    全部私が悪いかもしれない
    その子との思い出を全部けしたい

  5. 匿名 より:

    最近、おかしい…何もやる気になれない。
    ダメって分かってるのに、体が動かない。迷惑かけてるのに治せない。。治そうって決めても、いざとなったら動けない。何か言われるとすぐイライラして八つ当たり…自分で最低って思ってるのに。
    1人になると、ごめんなさい。って気持ちでいっぱいになって、泣いてしまう…何だろう、どうしたんでしょうか…

  6. 名無しさん より:

    中島みゆきの歌を聞いてみて( ^ω^)・・・

  7. 匿名 より:

    ありがとう。
    当たり前のような「自分だけは自分の味方」という言葉で涙が出ます。
    泣いてコメント書いていたら落ち着いてきました。

  8. zy より:

    自分が見えない。ホントの自分がどれなんだろう。
    イイ人ぶってよく見せたくて人には頑張りなと優しく言ってるくせに自分は何も見えない。
    最低な人間なのに、何かを演じる人生。
    素の自分ってどんなのだったのか、最期まで演じて生きていくしかないのかな。自分の弱さが作った自分なのだから…

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