「また食べ過ぎてしまった…」後悔より気持ち悪さが勝り、とにかく早くラクになりたい。そんな状況、もう何回目でしょうか。揚物は食べ過ぎたら気持ち悪くなるのがわかっているのに何故止められないのか。
それは「揚物(脂肪分)と塩分」の組み合わせは味覚を麻痺させる作用があるからです。ポテトチップスがその代表ですよね。味覚を狂わせもっと食べたいと脳が感じてしまう最強コンビなのです。
また「脂肪分と糖分」の組み合わせはストレス解消に大きな効果があるため脳がもっと食べたいとシグナルを送るので、こちらも食べだしたら止まらなくなるのです。ここでは揚物を食べ過ぎて気持ち悪いと感じた時にはどうしたらラクになれるのかの対処法をお伝えします。
散歩で腹ごなし
食べ過ぎて気持ち悪いと感じたら「軽いウォーキングなどして体を動かしましょう」と紹介しているものが多いのですが、これが出来るのは症状がかなり落ち着いてきたころ。もちろん動けるのでしたら、ウォーキングは良い方法なんですよ。
腸が動き出しますから、ラクになります。中にはジャンプして食べ物を下げるなんていう説明もありますが、本当に食べ過ぎたときは、口から出てきそうだし、実際動きたくない、動けないですよね。
炭酸水で予防と改善
そこで食べ過ぎて気持ち悪いと感じた時の一番のおすすめが「炭酸水」。今はどこでもお得な価格(50円前後から)で売ってあるので、日頃から冷蔵庫にいれておけば、いざと言うときに助かりますよ。
炭酸水は胃に刺激を与え、食べ過ぎて滞っている消化の働きを助けます。また、食前に飲んでおけば、食べ過ぎを抑えてくれますし、消化の働きを促して胃もたれの予防にもなります。
ミントガムはダブル効果
ミント(ハッカ)系のガムなどを食べるのもおすすめです。ミントは食べ過ぎや飲み過ぎで気持ち悪いときに胃の調子を調えてスッキリさせてくれる働きがあります。また、ガムを噛むことで胃の動きを良くする効果もあります。また噛むことで唾液が多く出ますが、唾液は消化吸収を助けるので消化促進につながります。
普通の人は右向き、逆流性の人は左向き
食べ過ぎで気持ち悪いから横になって休もう…と思ったら右側を下向きにして下さい。右側に胃の出口があり食べ物をスムーズに腸に流しやすくなるので胃もたれを防ぐことができます。そして時々姿勢を上に向けて下さい。
腸の出口(十二指腸球部)は背中寄りにあるからです。ただし、逆流性と診断されている人が右を下にすると酸が逆流しやすいので逆流性の人は左側を下向きにして下さい。注意すべきは、うっかり寝てしまってはいけないということ。寝ると各細胞の再生や修復など他の器官に血液が回され、消化力が分散され弱まるからです。
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