食べ過ぎて気持ち悪い…暴飲暴食が危険な4つの理由 

食べ過ぎて気持ち悪い…暴飲暴食が危険な4つの理由 
食べ過ぎて気持ち悪い、そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。友人と外食をすると楽しくてついついいつもより食べ過ぎてしまうというものから、ストレスが溜まっていて、毎日お腹がいっぱいの状態にならないと眠れないというものまで暴飲暴食をしてしまう理由は人それぞれです。

食べ過ぎ、飲み過ぎはよくないと知っていても、それは太るからとか胃もたれするからとか安易に考えてはいませんか。しかし、暴飲暴食には食べ過ぎて気持ち悪いでは済まされない危険が潜んでいるのですよ。

今日は食べ過ぎて気持ち悪い…暴飲暴食が危険な4つの理由についてお伝えします。暴飲暴食の危険を知ることにより、食生活を見直す良いきっかけになること間違いなしです。

1.食べ過ぎて気持ち悪い、その状態は胃や食道が悲鳴をあげている状態です

食べ過ぎて気持ち悪いという状態は誰もが経験したことがあるものですが、時間が経てば治まるからと簡単に考えてしまいがちです。しかし、何故、食べ過ぎると気持ち悪くなるのか考えてみましょう。

食べ過ぎて気持ち悪いという状態は、自分の消化器官の限界以上の食べ物を食べたことにより、内臓に負担をかけ、機能が弱っている状態なのです。仕事や勉強でも1日や2日くらいの無理なら多少は頑張れても、その状態が長く続くと過労になり倒れてしまいますよね。体の中の内臓も一緒です。

暴飲暴食で負担をかけることが常態化すると胃もたれや胃痛で終わらず、逆流性食道炎や胃潰瘍、そしてガンへと進行してしまう恐れがあるのです。

 

2.暴飲暴食は脂肪肝になりやすく、肝がんのリスクも上昇させます

食べ過ぎて気持ち悪い、必要以上に食べ物を摂取することで負担をかけるのは胃や食道だけではありません。肝臓にも負担をかけるのです。暴飲暴食をすると肝臓に必要以上に中性脂肪が溜まる、いわゆる脂肪肝になりやすくなります。

脂肪肝は中年期以降、特に気になる病気ですよね。脂肪肝になることにより、そこから進行して肝硬変や肝がんになるだけでなく、脳梗塞、心筋梗塞などのリスクも高まるのです。

歳をとると10代や20代の頃よりも1日の必要摂取カロリーが減っていきます。細胞の分裂が緩やかになるからです。必要摂取カロリーが減っているのに、若い頃と同じように暴飲暴食をしていると食べ過ぎて気持ち悪いでは済まされず、体に多大な負担をかけてしまうことを理解しましょう。

 

3.寝る前の暴飲暴食は口臭の原因になります

一般的に暴飲暴食は夜にしてしまう人が多いのではないでしょうか。しかし、その夜の行動が口臭の原因かもしれません。本来であれば、寝る3時間前までには食事を済ませ、寝ている間には内臓も休ませるのが理想的であるのに、寝る前に暴飲暴食をしてしまうと寝ている間も胃は休まずに動き続けることになります。

食べ物を消化する際にガスが発生しますから、それが寝ている間に体の中に溜まることで朝の口臭の原因になります。また、胃が弱ると口臭がきつくなりますので、日々の暴飲暴食で常に胃に負担をかけている状態は口臭の危険が大となるのです。

 

4.暴飲暴食が原因で精神的ストレスを溜めやすくなります

暴飲暴食の怖いところは体のみならず心にも悪影響を与えることがあるのです。食べ過ぎて気持ち悪い日に罪悪感にかられたことはありませんか。体に悪いから、体型が気になるからと節制しようと考えていたのに食べ過ぎてしまい反省したことは誰しも経験があるのではないでしょうか。

反省して次に繋げられる人は問題ないのですが、問題なのは、食べ過ぎてしまった罪悪感がストレスになり、そのストレスを解消するためにまた食べるという負のループに陥る人です。

本来、食べることは楽しい時間だからストレス発散になっていたはずなのに、その発散方法がまた新たなストレスを生むという負のループはエスカレートすると過食症などの摂食障害をおこす原因にもなるのです。

 

以上、食べ過ぎて気持ち悪い…暴飲暴食が危険な4つの理由についてまとめてきましたがいかがでしたか。暴飲暴食はただ太るだけでなく、体や心に多大な負担をかけていることがわかりました。食べること飲むことを楽しいことですが、それで体や心を壊してしまっては問題ですね。

体に悪いとわかっていてもどうしても暴飲暴食を止められないという方は、楽しく食事をしても体の負担を減らせるよう努力してみましょう。例えば、皆で外食する際にオーガニック野菜メインのレストランを選んでみるとか、夜一人になるとどうしても暴飲暴食してしまう人は必要以上に家に食べ物を置かないようしてみるとか、いきなり生活スタイルを変えるのは大変かもしれませんが、ちょっとずつなら出来そうな気がしますよね。

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