食べ合わせで、絶対してはいけない7つの組み合わせ

食べ合わせで、絶対してはいけない7つの組み合わせ
食べ合わせが悪い食べ物同士を一緒に食べると、せっかく単品なら体によいものでも逆効果を生み出すことがあります。便秘の改善に効果があるとか、美肌効果があるなど、体や美容によいといわれる食べ物があると、なんでも食べて効果があるか確かめたくなりますよね。

特にダイエットや美容によいと言われている食べ物に女性は敏感ですから、テレビや雑誌、ネットで話題になっているとすぐに取り入れたくなるものです。しかし、食べ合わせによっては全く効果を感じられなかったり、むしろ、健康を害してしまうこともあるのです。

ですから、食べ合わせが悪い食べ物の組合せを知っておくことは大切です。そこで、よくある食材の組合せなのに実は食べ合わせが悪いものを7つお伝えします。

蕎麦と夏野菜

ざるそばでもつけそばでも、蕎麦に合わせるなら天ぷらだという人は多いですよね。天ぷらの中でも野菜の天ぷらを選ぶ人にとっては、茄子の天ぷらは人気があります。

しかし、蕎麦と茄子の食べ合わせは体を冷やすのでよくありません。蕎麦は体を冷やす食べ物と言われています。さらに、茄子などの夏野菜も体を冷やす食べ物です。特に女性の体は冷えやすいですから、体を冷やす食べ物同士を一緒に食べるのは良くないのです。

 

揚げ物とスイカ

揚げ物を食べると食後に口の中をスッキリさせたくなりますよね。そんな人は、天ぷらを食べた後にスイカを食べるなんてことをしがちです。しかし、この天ぷらとスイカの食べ合わせは良くありません。

天ぷらは油で揚げていますから当然油分を多く含んでいます。一方スイカはほとんどが水分でできていますから、水と油の関係で分離してしまい、胃の中で消化がされにくくなり、消化不良になってしまうのです。

 

しらすと大根

しらす丼の付け合わせの好みは様々です。中でも大根おろしをかけて食べるパターンは人気がありますが、しらすと大根の食べ合わせは意外にもよくありません。

しらすには、リジンという栄養分が含まれています。リジンは、体を形成するたんぱく質の吸収を促進して健康的な体を維持する効果がありのですが、大根がリジンの吸収を妨げてしまうのです。ですから、しらす丼を食べるときには付け合わせに大根おろしがあっても一緒に食べないようにしましょう。

 

ネギとわかめ

みそ汁の具に欠かせないのは、豆腐とネギ、わかめ、油揚げですよね。しかし、ネギとわかめの食べ合わせも実は悪いと言われています。わかめにはカルシウムが豊富に含まれています。カルシウムは骨を強くするために必要不可欠ですから、骨粗しょう症を予防する大切な役割を担います。

ところが、ネギに含まれるリンはこのカルシウムの吸収を阻害してしまうのです。みそ汁にはネギとわかめを両方入れたいところですが、食べ合わせを考えてどちらか一方にとどめるようにしましょう。

 

エビとレモン

揚げ物にレモンが添えられているのはよくみる光景ですよね。しかし、エビフライにレモン汁をかけるのは良くありません。エビとレモンの食べ合わせは毒素を発生させるためなのです。

エビには銅の成分が含まれています。この銅の成分は、レモンに含まれるビタミンCと一緒になると毒素を発生させてしまうのです。エビフライにちょっとレモンを絞ってかける程度ならすぐに健康に害があるわけではありませんが、大量にエビとレモンを一緒に食べるのは避けるべきです。

 

ウナギと梅干

冬場のウナギは脂がよくのっていておいしいですよね。脂がのっているウナギを食べると口の中をスッキリさせようと漬物や梅干をつまみたくなります。しかし、梅干には注意が必要です。

これは、ウナギに含まれる脂と梅干に含まれる酸の相性が悪く、消化不良を引き起こしやすいためです。多少であれば問題ありませんが、胃が弱っている人は避けた方がよい食べ合わせです。

 

いくらと鮭

ここまでは栄養分の相性が悪く、むしろ体に悪い効果をもたらしてしまう食べ合わせをお伝えしましたが、最後にお伝えするのは、海外の人の前では避けた方がよい食べ合わせの例です。日本人は、いくらと鮭の海鮮丼や、鶏肉を卵でとじた親子丼など、親子関係の食材を一緒に食べ合わせますよね。

しかし、海外とくにユダヤ教の人は、たとえ食材であっても親子関係のものを一緒にするのは、近親相姦にあたいするという発想から禁じられていると考えている人もいるので、注意が必要です。

 

さて、食べ合わせが悪い食材同士の組合せを知ってみると、相性がよいとさえ思っていた食べ物同士の組合せでも、実は科学的には悪い食べ合わせだったというケースがあるということがわかりますよね。

食べたら体によいものはどんな食べ物と一緒に食べようが同じ効果をもたらしてくれると考えている人は多くいますが、化学の実験と同じで、様々な栄養成分は混ぜ合わせることによって化学反応を起こしたり、物理的に相性が悪かったりして、食べ合わせとしては悪いということが十分あるのです。

食事はするものですから、塵も積もれば山となるの法則で、知っている人と知らない人とでは健康に及ぼす影響も累積していくと大きくなってきます。今回お伝えしたような理論を応用して、他にも食べ合わせが悪い食べ物を意識して日々の食生活を送りましょう。

まとめ

食べ合わせでいけない組合せの代表例とは

・蕎麦と夏野菜は体を冷やすのでダメ
・揚げ物とスイカは消化に悪く胃に負担
・しらす丼に大根おろしをかけるのはNG
・みそ汁にネギとわかめを一緒に入れちゃダメ
・エビフライにレモン汁をかけると毒素が発生
・胃が弱い人はウナギと梅干を一緒に食べない
・いくらと鮭の組合せは海外では注意しよう

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