上手な言い方、話し方で、あなたの印象を劇的に改善する15の方法

好印象を与える言い方・話し方5:話のオチに共感する

双方向のコミュニケーションにおいては、「話し手&聞き手」がタイミングよく交代することが大切です。「片方だけが話して、もう片方は聞いているだけ」ではダメなのです。双方向に言葉を発して、お互いの話しのオチにお互いが導き合うことが重要です。

その場合は、たとえあなたの趣味に合わなくても、相手のオチには共感しておきましょう。たとえば、「ビールはA社が一番うまい」と相手が言ったとき、「そうですかね~。私はB社が好きです」ではNG。

コミュニケーションが上手な人は、「へぇ~。私はいつもB社を飲んでいました。じゃあ、今夜はさっそくA社を試してみますよ」と言うでしょう。こうすることで、自分の主張を曲げずに双方向のコミュニケーションを保ちつつ、なおかつ相手のオチに共感できる事になります。

一方、「そうですね。A社が一番です!」と、本当はB社が好きなのに「ゴマをする人」がいます。これは、「相手のオチに反対しない」という意味では正しいですが、「言いなり」になっている分だけ双方向のコミュニケーションとは言えません。

自分の主張を言いながらも、相手のオチに共感するという「狭い隙間」を狙って言葉を発するようにしておきましょう。

 

好印象を与える言い方・話し方6:オチを先に言わない

先ほど、「自分の主張はしながらも、相手のオチに共感する」という事を紹介しました。それに関しての注意点になるのですが、「オチを先に言わない」は徹底しましょう。

たとえば、仕事先の人間と飲みに出かけるとします。すると、人によっては「何度も同じ話」をする人がいるんですね。また、酔っ払っていなくても「同じ話をするクセ」のある人はいます。当然、「また始まったよ…」と思いますよね。

しかし、そこはコミュニケーション能力の高さを見せるべき。つまり、何度も聞いた話でも「初めて聞いたふり」をしておき、絶対にオチを先に言わないようにして下さい。さもないと、もちろんあなたに責任はないのですが、「あいつは話していても面白くない…」と逆ギレされてしまう可能性もあります。

 

好印象を与える言い方・話し方7:名言や格言は控える

きっと皆さんの周りにもいる、やたら「名言や格言を語る人」。歴史的、社会背景的には明言かもしれませんが、「あなたが言う事ですか?」と思われれば最悪です。

仮に、ある人が周りからあまり良く思われていないとしましょう。そんな状況で格言や名言を言っても、周りを「イラッ!」とさせるだけです。

名言や格言は、活字として読んでその世界観に感動するものであり、一般的な口語によるコミュニケーションで使うのは難しいのです。コミュニケーションを苦手とされている方であれば、なおさら控えておくべきでしょう。

どうしても格言や名言の趣旨を言いたい場合は、「時は金なりですから」ではなく、「時間を有効活用できますから」と表現して下さい。どちらも同じ意味ですし、後者の方が口語のコミュニケーションとしては説得力がありますよね。

 

好印象を与える言い方・話し方8:あっ!おはようございます!

時々、挨拶をする時に「あっ!おはようございます!」のように「あっ!」を挟まれる方がいます。気にしない人にとってはどうでも良い事ですが、あまりオススメできるクセではありません。

また、人によっては「あっ!」を予想以上の大きな声で発する人がいます。相手は面食らうでしょうね。会っていきなり大声を出されたわけですから、これでは好印象を与えるのは難しそうです。

どうしてもクセで「あっ!」が抜けない人は、笑顔の練習をしておきましょう。「あっ!」の代わりに笑顔を使うのです。それだけでもこちらへの印象は大きく好転しますよ。くれぐれも、「あっ!」と言って相手を驚かせるより、「笑顔」で「お迎えする気持ち」を演出しておきましょう。

 

好印象を与える言い方・話し方9:共感→結論を促す

私の周りにもいますが、「何が言いたいのか伝わって来ない…」という人がいます。一向に話しの結論が見えず、堂々巡りするように例え話を繰り返したり、違う話にそれたりします。

これでは、何時間話しても結論は出ないでしょう。しかし、ここで「だからどうなんですか!?」と、イラッとした物の言い方をしてはいけません。

その人は、必死であなたに論点を伝えようとしているのです。ただ、話し方が下手なだけなんですね。つまり相手に罪はなく、こちらが結論に誘導するような物の言い方をするべきです。

たとえば、例え話を繰り返して論点を伝えようとする人がいます。もちろん、とっくの昔に論点はこちらに伝わっているので、タイミング的には結論に向かうべきでしょう。

その場合は、「なるほど~。確かにそうですねぇ~」と、まず相手のトークに共感しておきます。

もう一度言いますが、相手に罪の意識はないのです。ただ、必死になって論点をあなたに伝えようとしているんですね。したがって、「大丈夫ですよ。ちゃんと伝わっています」と相手に分からせることで、「あぁ、伝わったんだな」と相手に思わせ、自然と結論に向かわせる方法が有効です。

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  1. 匿名 より:

    マジで?

  2. お皿 より:

    レベルが高すぎて自分には無理っ( ;∀;)

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