人前では元気なふりをしていても、ひとりになると落ち込んでしまう。ホントは自分に自信がない、ひとを好きになる以前に、そもそも自分のことが好きになれない。
私も、昔はそうでした。それってひとにはなかなか理解してもらえないですし、ひとりで抱え込んでしまいますから、出口の見えないトンネルの中を延々と走っているようで、とっても辛いですよね。
もし今のあなたがそうだとしたら、まずはこれを試してみてください。きっと気持ちが楽になって、少しづつ変わっていきますよ。では、はじめます。
身体を使って自信を作る
ちょっと弱気になったり、なんだか今日は元気ないなぁ、、なんて時に試してほしいのがこれ。ほんの一瞬でエネルギーを充填して、気持ちを大きく、元気にするための方法です
行い方はとても簡単。
天井が高く（外でもOK）広めの場所で
足を大きく開いて背筋をピンと伸ばしてまっすぐに立つ
そして両手は軽く握って
腰の辺りに「グッ」と添える
そう「仁王立ち」です。
心と体は密接に関わっています、身体的な運動で脳の生産性は上がります。最近の研究でいわゆる「仁王立ち」のような力強いポーズが、脳内のテストステロン（男性ホルモン）を増やし、コルチゾール（ストレスホルモン）を減少させて、心身をより強気にさせるということが判明しました。
自分に自信がある時、気持ちが大きくなっている時は、自然にそうういうポーズを取っていたりしますよね。ですから、逆に自信が無いときには身体を使って、自分で作り出してしまえ！という訳です。
科学的な後押しもありますから、ぜひ行ってみてください。
いいひとになって、もっと自分を好きになる。
次は、自分を好きになる為に心に満足感を得るための方法です。
もしあなたが電車の中で座っていて、疲れた顔をしたヨボヨボのおじいさんが近くにいたらどうします？
・すぐに席をゆずる？
・無視する？
・寝たふりをキメ込む？
ちなみに私は「席をゆずります」
席をゆずる事により、おじいさんは「ありがとう、助かるよ」という気持ちになってくれるでしょう。でも席をゆずった方の私も、いい事をしたという「満足感」を得ているのです。
これは私だから、、、という訳ではありません。ひとは誰かに優しくしたり、いいことをすると、必ず心に良い意味での、うぬぼれや爽快感、そして満足感が生まれます。
・わたしは優しいひと
・わたしは良い人
といった気持ちがそれです。それを繰り返す事により、少しづつ自分に対する自己イメージが書き換わっていきます。
・人に何かをしてあげましょう
・優しくしてあげましょう
すると、エネルギーが湧いてきて、自分の事が好きになります。世話好きな人ってとっても元気なイメージありません？それはまさにこの原理。
嫌だよ、そんないやらしい、、、。なんて言わずに、やってみてください。あなたがひとに親切な行為をしても、だれにも迷惑はかかりませんしから。まわりにも喜ばれて自分にもプラスになる最高じゃあないですか！
嘘を減らして、健やかになる。
私たちは普段の何気ない会話で、意外と多くの嘘をついています。
それは「知っているふりをすること」
たとえば「こないだ○○ていう映画みてさ、俳優の□□の演技すてきだったよね」という会話があったとします。話を合わせるために結構な場面で、本当は知らなくても「○○」や「□□」の部分のことを、知ったかぶりしてしまいませんか？
これはとても残念なことです
何気ない会話の中には新しい情報を得るためのチャンスがたくさんあるんです。なのにそれを自ら潰してしまっている、そしてこれは癖になります
「知っているふりをする癖」
もちろん自分では気がつかないうちに、無意識に、、、、です。こうなると、かなり厄介、いつの間にか自分で新しい情報を遮断して、鎖国状態になってしまうのですから、成長が止まってしまいます。
また、嘘は自分の心に少なからず負担をかけますから、それが当たり前になってしまうのは、自分で自分をおとしめているようなもの。
人間関係でも、本当は知らないのに知っているふりをして、話をしていたら会話が浅くなり、相手からすると「つまらない人」になってしまいます。
ですから出来る限り、知っているふりはやめましょう。知らないことに対しては素直に認める勇気を持つこと。相手に「それは何？」かを聞けばいいだけです。すると、新しい情報があなたの脳にインプットされます。
そして、相手は好きで話をしている訳ですから、あなたも興味を持って聞けば、決して相手も悪い気はしません。あなたが共感者になってくれるのですから。新しい知識が手に入って、人間関係も良好になる、一石二鳥です。
グッドニュースをたくさん集める
次は昇っていく人の意識と、落ちていく人の意識の、小さくて大きな違いです。
あなたが「今より少しでも元気になりたい」「もっと毎日を楽しくすごしたい」と思うのなら、普段の生活の中で、出来る限りの「グッドニュース」を集めましょう。
それが、大きな喜びであれ、小さな喜びであれ感情は習慣です。先ほどの項目同様、「癖」と同じ。グッドニュースを集めることで、意識が物事の良い部分にフォーカスするようになります。
ざっくりと言えばこれがプラス思考、いきなりは変わりませんし、プラス思考が必ずしも良い！とは言えませんが、ひとつの物事に対して、「良い部分を見つけられるひと」と「悪い部分ばかりを探して、見てしまう人」、どちらの方が人生楽しいか？、、、、なんて考える余地もありませんよね
これ、習慣ですから、実践すれば確実に変化していきます。ぜひ行ってみてください。
表情を磨いて、感情を引き出す。
さて、最期は、あなたの感情や表情についてです。
あなたが自分で思っている感情は約20パーセントしか相手に伝わっていないって知ってました？
え？？
と思うかもしれませんが、ほとんどの人がそうですし、そのことに気がついてもいません。何故かというと案外みなさん、無表情、自分が思っている感情が表情に出ていないのです。もう少し詳しくいうと、自分が作っている表情と相手が認識する表情に、おおきなズレがある、と言ったところでしょうか。
つまりこういうこと
・自分は嬉しくて笑顔を作っている（つもり）
・でも相手からするとそれが笑顔に思えない
そんなことが多々あるのです
そんなことないよ！と思ったひとは、嬉しそうに笑ってみてください、そしてその表情を鏡に映して確認する。もしくは、携帯のカメラで写してみましょう。ほんとうに嬉しくて笑っているように見えます？中途半端な笑顔になっていたりしませんか？
それは鏡の前だからだよ！なんて思わないでください
その表情は、あなたが話している相手が見ている、あなたの表情なのですから、現実から目をそらさない。
喜怒哀楽の表情はその感情を呼び起こします。喜びの表情は喜びの感情を引き出します。それはとっても良い刺激になり、やる気とパワーをひきだしてくれます。だから表情はもっとしっかりと、オーバーなくらいに作って下さい、表現してください。
ポイントは、自分でコレくらいかな？と思う表情に3割ちょっと上乗せすること。鏡の前で練習して納得のいく、笑顔、喜びの表情、楽しそうな顔を作る練習をしましょう。鏡の前の自分に向かって、そういう表情をつくるだけでも、だんだんと元気になっていきます。
そして、その表情が相手にしっかりと伝われば、あなたの印象はガラッとかわりますよね。表情を豊かにして、自分の中にある感情を引き出すことで、あなた自身もどんどん元気になっていきますからぜひ行ってみましょう。
このように、日常のなかにある、ちいさな物事に意識を向けて、変化を与えることで、私たちの感情は少しづつ、確実に変わっていきます。感情は習慣です、できるところからで構いません。あなたのなかにある「あたりまえ」あなたのまわりにある「あたりまえ」をゆっくりと溶かして、より良いものにしていきましょう。今日の記事が小さな変化のきっかけになれば幸いです。
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よくわかりました