日々異性の気を惹くための努力をしている男性は手を上げて!…そう言われて自分は当てはまらないと言える男性はいませんよね。日々の仕事で頑張るのも、ダイエットに気を使うのも、突き詰めれば女性からの視線があってこそとも言えるでしょう。
そんな涙ぐましい努力にも関わらず、結果が(女性が)ついてこないという男性もまた多いはずです。どんなにファッションに気をつけても、美味しいお店を知っていても、そんなあなたには何かが欠けているのです。
女性からそれが日頃見え隠れしているのです。人は自分の姿は見えにくいものですが、自分でなかなか気がつけないものの一つが言葉遣いです。その人の言葉遣いに将来性を感じないとか、人として間違った感性が見えるというのでは女性からの合格点は貰えません。
そこで今日はモテる男に生まれ変わるための言葉遣いについてお伝えします。
言葉遣いをシンプルにしよう
女性の気持ちを引きつけたいなら、余分な言葉は慎みましょう。人は常に何か行動するとき、同時に自分の身を守るための保険をかけたくなるものです。言葉についてはそれが仇になることが多いのです。
たとえば、カラオケで気になる女性を褒めようとするなら「上手いね」だけでいいのです。「歌上手いね」と言った瞬間、その女性の頭には「歌だけ?」というリアクションが生まれます。
さらに「意外と歌上手いね」ともなれば「意外なの?普段歌が下手そうに見えてるってこと?」と言いたくなるのが女性脳です。自分の言葉のニュアンスをなまじっか柔らかくしようとする下手な保身の発想が裏目に出てしまうということです。
例えば女性の持っている手帳の表紙が可愛いと思った時にも「かわいいね」だけにしておきましょう。それまでの関係性がおおむね良好なら「何が?ひょっとして私が?」というリアクションが起こるのもまた女性脳なのですから。
仲間内の言葉遣いは卒業しよう
社会人になって3年も経つのにいまだプライベートな人間関係は学生時代のサークル仲間だけ。などという人は要注意です。学生独特の的外れなテンションの高さと言葉遣いは、周りの人を引かせるだけだということに気がつきましょう。
お酒の量が人より多いことや、多少仕事の要領が人よりいいぐらいのことは、大人の目線からは何の美点でもありません。そして、仲間内でしか通用しない言葉遣いも聞き苦しく、もちろん女性からもモテません。
「○○っすか?」「チワッす」。先輩後輩という価値観もはき違えると一生台無しにしかねない麻薬性があるものです。一日も早く卒業してください。
自分を上に見せるだけの言葉遣いはやめよう
自分を他人より上に見せようとするのは、男性の本性とも言える部分ではありますが、それが露骨に表に出てしまうのは社会性に欠けていると言われても仕方ありません。
自分が新しく買ったモノ。時計や靴やカバンなどが、いくら値段が高いものだとしても、それを自ら語るようでは女性の目線からは無意味です。普段そうした部分を出さない人が、実はいいものをさりげなく使っているとき、感動が生まれるのです。
それは自分自身についても言えます。常に自分が主語で会話が始まる人。「僕って、〜〜じゃないですか?」って、止めましょうね。「知らん知らん」それが女性脳のリアクションです。「モノ語り」「自分語り」は要注意です。
否定語からは何も生まれません
これも自分を上に見せようとする心理の現れですが、否定語の使い方には気をつけましょう。世の中には確かに間違った物事は多いです。その指摘が的を射ていれば、頭の切れる、厳しさのある人とも言えるのですが、ただそう言いたいだけで他人の行いを否定するだけになっていませんか?
そう言う時にありがちなのはとにかく頭ごなしに「まったく」「全然」と断定してしまう言葉遣いです。他人を否定する前に自分を振り返ってみましょう。自分の言葉に足下をすくわれるなんていうことにならないように。「アイツの仕事は全然だめ」「あんたの仕事はどんだけなのよ?」隣の女性脳がつぶやいてますよ。
もっと広がりのある言葉遣いをしよう
では、どんな言葉遣いがモテる男の言葉使いなのでしょう。一つの鍵は「広がり」です。もちろん人間関係という点では社会人らしい大人の言葉遣いがまず出来ていないとどんな仕事も広がっていきません。
偏った価値観の中で居心地のよさだけを求める男性は女性に見限られて当たり前です。そして、過去をいくら否定したところで明日は明るくなりません。モテる男は明日の話をします。
未来について語るのです。「これからは…」「今度は…」「きっと…」あなたはその後に語るべき言葉がありますか?女性脳はそこを待っているに違いないのですよ。
相手を上に立たせる言葉使いをしよう
コンビニで、レストランで、その時だけ本の一瞬の人との関わりというのは多いものです。その瞬間の人間関係をあなたは大切にできていますか?接客を受ける立場になった途端に無責任な消費者意識丸出しで、問題を全て相手の責任にしようとするのは全ての人間関係をどう考えるかの価値観が現れます。
営業でやってくる訪問客に横柄な人が心から人を大切にできるでしょうか?目の前にトラブルが起きたとき、誰かのせいにしたがる人に、本当の仕事ができるでしょうか?
常に人を立てる人の周りには人が集まります。そのとき、その人の可能性も広がるのです。女性はあなたの言葉から、そうした能力の有無を読み取っているのです。
モテる人はいつも「全力」
最後にもう一度言葉についての意識を高めるためにこう付け加えておきます。モテる人は全てに対して常に「全力」で取り組みます。言葉一つに対しても、決しておろそかにはしていません。
ほんのちょっとした言葉の誤解から、それまで築いてきた自分の信用が一気に崩れ、意中の女性もそっぽを向いてしまう。そんな危険があることをモテる人は本当の意味で気づいているのです。
上に挙げた悪い言葉遣いの例はどれも人や物事に対するいい加減な気持ちから生まれるものばかりです。人間一事が万事ともいいますが、一流の人は全てに意識が行き届き、とにかく丁寧であることは間違いありません。
たかが言葉、されど言葉。あなたが持てない原因は、言葉に対して「たかが」と思っているからではありませんか?周りの、特に女性はそこにあなたの限界を見ているのです。
もう一度自分の言葉遣いを改めて、丁寧な言葉遣いを目指しましょう。ビジネスの現場では、一つの行き違いが大きな損を生んでしまうこともあるものです。若さは武器でもありますが、自分の年齢を間違ったような若さはただの幼さです。
女性が男性を見る目は厳しく、特に人との関わり方については減点が大きくなります。あなたが誰かを否定すれば、女性は同じ価値観であなたを評価します。あなた自信とあなたの言葉に矛盾があれば、女性からの信頼を大きく損ないます。
つ まりあなたの誰かに対するネガティブな見方は同じようにあなたが女性から評価される形で返ってくるのです。様々な経験を積んだモテる大人というのは、安易 に他人を否定もしないし、簡単なことで自分を大きく見せたりしないものです。あなたも今日から大人の男性に脱皮して、モテる言葉遣いを体得してください。
まとめ
モテる男に生まれ変わるための言葉遣い
・ 言葉遣いをシンプルにしよう
・ 仲間内の言葉遣いは卒業しよう
・ 自分を上に見せるだけの言葉遣いはやめよう
・ 否定語からは何も生まれません
・ もっと広がりのある言葉遣いをしよう
・ 相手を上に立たせる言葉使いをしよう
・ モテる人はいつも「全力」
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