意外な方法で悲しい気持ちを 癒してくれる失恋からの立ち直り方

意外な方法で悲しい気持ちを 癒してくれる失恋からの立ち直り方

心の底から愛している恋人からさよならを告げられる―。そんな悲しい場面が、時に人生には訪れます。いったい何がいけなかったのだろう。あの時にこうすればよかったのだろうか。

なんて、考えれば考えるほど落ち込んでしまうもの。しかし、いつまでも失恋のどん底で落ち込んでなんかいられません。立ち直る方法といえば昔から、「音楽を聴いてひたすら泣く」や「髪を思い切って切る」というのが定番です。

それだけではちっとも立ち直れない!というあなたへ、今回はちょっと意外な方法でできる、失恋からの立ち直り方について、ご紹介します。

動物と戯れよう!

アニマルセラピーという言葉をご存知ですか?ペットを飼う人の多くが動物に癒される、一緒にいると元気になると言うように、動物と触れ合うことで精神的な健康を回復させることができると考え、治療に取り入れられている手法のことです。

動 物と触れ合っていると、普段はあまり笑うことのないような人でさえ、笑顔になることも。犬や猫を抱っこしていると、知らず知らずのうちに笑顔になっていた という経験は、あなたにも心当たりがあるでしょう。失恋に傷ついた心を癒すには、かわいい動物と触れ合うことが近道です。

ペットを飼うことは難しくても、例えば少し足を延ばして動物園へ出かけたり、近所のネコカフェに行ってまったりとコーヒーを飲んだりすることもお勧めです。

 

過去の成功体験を思い出してみよう!

恋人とうまくいっているときというのは、お互いに思っていることが伝わるもの。ところが、うまくいかなくなると途端に歯車が狂ったように相手の気持ちがわからなくなります。相手に振られてしまったときなんていうのは、まるで自分の人格を全て否定された気分になってしまう方も多いのではないでしょうか。

そしてますます自分に自信がなくなり、自己嫌悪に陥ってしまう。そんな負のスパイラルに陥ってしまえば、立ち直るものも立ち直れません。そこでお勧めしたいのが、過去の成功体験を思い出すということです。

たとえば、小テストで満点を取ったとか、人に優しくできたとか、どんな些細なことでも構いません。思い返してみれば、誰もが何らかの成功体験を積んできたはずです。

そうして、ダメな自分というセルフイメージから、できる自分へ導いてあげるということができれば大丈夫です。大切なのは、決して自分はダメじゃない、ちゃんと成長できていると感じ、自信を取り戻すことなのです。

 

断捨離をしよう!

失恋から立ち直るために気分転換しようと思っても、手元に元彼・彼女からもらった手紙や写真がある場合、視界に入るだけでどうしても思い出してしまいます。2人で行った旅行の写真や、記念日にもらったアクセサリーなどもあるでしょうが、ここは思い切って処分してしまいましょう!

数年前に断捨離という言葉がブームとなりましたが、これはただ単に物を捨てる・片付けるということではありません。実は、モノに対する執着を捨てることに重きを置いているのです。

想い出の品を捨てることによって、心の重荷を取り除いて、身も心もスッキリするという訳です。心の整理が難しい今こそ、まずはモノの整理から始めてみましょう。

 

神社や寺院にお参りしよう!

失恋をすることで、人は悲しみに打ちひしがれ、なかなか次の何かをやろうという気が起らないものです。そんなときは、エネルギーをもらいにパワースポットへ出掛けませんか。パワースポットは、あらゆる活動のもととなるエネルギーが集中している場所のことです。

そこに行けば自然と心が洗われたり、活力が湧き出てくるといわれています。日本のパワースポットといえば神社。大自然に囲まれた神社へ行ってみると、自分の抱えている悩みが案外小さいものだと気がついたり、いつまでもお落ち込んでいる場合じゃない!という気になってくるはずです。

ここにいくつか有名なパワースポットをご紹介しますので、足を運んでみましょう。
<有名なパワースポット>伊勢神宮  厳島神社  明治神宮  日光東照宮  箱根神社

 

ものづくりに没頭してみよう!

そうはいっても、すぐに気持ちの切り替えが上手くできる人ばかりでありません。忘れようとすればするほど、ついつい思い出してしまうものです。何も考えないということは、できそうでできないもの。そこで逆の発想で、嫌でもほかのことに集中する環境を作ってみましょう。

ひとは、何かを作るという作業をしているときには、なかなか他のことを考えられません。それが初めてであったり、難しいものを作るときにはなおさらです。例えば、普段料理をしない人であれば料理から始めてみる。

手先が器用な人であれば、陶芸や手芸を習ってみるのも一つの手です。一心不乱に作っていたものが完成した時、きっとあなたはすっかり失恋のことを忘れているはずです。

 

運動を始めてみよう!

上記のものづくりに近い発想ですが、いろいろと考えて落ち込んでしまうという人にお勧めなのが体を動かすことです。何も大それたスポーツをやる必要はありません。誰でもすぐに始められるのが、ランニングです。

いきなりランニングというとハードルが高いという方は、ウォーキングでも構いません。まずはカラダを動かしてみましょう。落ち込み、悩んでいる姿を想像してみてください。

きっと肩が落ち、カラダも丸まっているでしょう。一方でランニングやウォーキングをしているときの姿というのは、胸を張って溌溂としているのではないでしょうか。人間とは不思議なもので、行動を変えると脳が勘違いしていくのです。

悲しいのに鏡の前で笑顔を作っていると、いつの間にか気持ちも明るくなるというのも同じ原理です。また適度な運動をすることは、ストレス解消に役立ちます。また、周りの風景を楽しみながら行うことができるので、失恋の悲しみを一層吹き飛ばしていくでしょう。

 

自己暗示をかけよう!

自己暗示というと、なんだか怪しいと思う方もいるかもしれません。ここでいう自己暗示とは、なりたい自分をイメージし、強く思うことです。ここで大切なのは、「こうなりたい」と思うのではなく、「あたかも既にそうなっている」自分を想像することです。

なりたい自分=失恋から立ち直っている自分を想像することで、なりたい自分を引き寄せていくのです。これをある人は引き寄せの法則といいますが、同じことです。騙されたと思って、やってみてください。1週間後、きっと変わった自分を実感するでしょう。

 

今回は、これまでの定番とは一風変わった失恋からの立ち直り方をご紹介させていただきました。失恋に効くといわれてやってみたけれど、一向に立ち直れない!という方はぜひ、チャレンジしてみてください。

恋をするということは、笑ったり泣いたり、苦しんだり嬉しかったりするということです。また、これまで知らなかった自分を見つけたり、相手を思いやる気持ちが芽生えたりと、必ず自分自身の成長につながっているものです。失恋したからといって、いつまでも悲しみに暮れることなく、早く立ち直って新しい恋をはじめましょう!

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