幸せになりたいと思っていてもなかなかなれずに、自分の人生なんてこんなもんだと思って諦めてしまうことってありますよね。雑誌の占いや姓名判断などを見ていると、生まれつきの運命で幸せになれる人は決まっているのではないかとさえ思ってしまうかもしれません。
しかし、幸せになりたいのになれないのは、生まれつきの運命や運勢の影響を受けている可能性は低く、実は自分の日頃の習慣や言動が招いているところが大きいのです。とはいえ、幸せを逃がしている自分の悪習慣というのは何なのか自分ではなかなかわかりませんよね。
そこで今回は、幸せになりたい人が知らず知らずのうちに自分から幸せになる機会を遠ざけてしまっている悪習慣を6つお伝えします。
「どうせ」「結局」をやめる
仕事や恋愛に対していつも「どうせうまくいかない」とか「結局は思い通りになんてならない」などと挑戦する前から思っていることってありますよね。しかし、最初からうまくいかないと思っているようでは、うまくいくものもいくはずがないのです。
幸せになりたいのであれば、この「どうせ~」「結局~」と最初からネガティブな結論に至ると思い込む習慣をやめましょう。
自分の限界を決めない
何かに取り組むときに自分の限界を少な目に見積もるクセは良くありません。よく言えば堅実なのですが、見方によっては限界を自分で決めてしまっているともいえます。本当はもっと高みを目指せるはずなのに自分で「自分にはこのくらいがちょうどいい」と思ってブレーキをかけているのです。
夢や希望を持って幸せになりたいのであれば、その夢や希望が無謀だと思っても叶うと信じることが大切です。信じ続ければ必ず叶うとは言えませんが、少なくとも信じなければ叶う可能性はぐっと低くなってしまいます。
漠然と幸せを描かない
なんとなく幸せになりたいなあと思うことは悪いことではありません。しかし、いつも目標設定が漠然としているようではいけません。ダイエットや仕事などで「がんばろう」とか「成功するぞ」と奮起しても、具体的に「何キロ痩せる」とか「営業成績を何パーセント伸ばす」など定量しなければ、目標は達成できないのです。
目標や夢を叶えて幸せになりたいのであれば、自分にとっての幸せとは何なのかを具体的に思い描いて言葉に表現しましょう。そうすることで、それを叶えるには何をすればよいかが見えてきます。
幸せに慣れる
幸せになりたいのであれば、幸せに慣れることも大切です。幸せに慣れるというのは、日頃からたくさんの幸せに遭遇しておくことを意味します。そんなことを言われても、自分の力で幸せに遭遇することなんて難しいと思うかもしれませんが、実は、これは自分の意識次第で可能になります。
幸せの形は人によってそれぞれ異なりますから、自分にとっての小さな幸せを増やせばよいのです。例えば、時間通りに電車が動いたら「今日は遅延していなくて自分はついている、幸せだ」と思ったり、「雨が降ったおかげで普段立ち寄らなかった本屋でいい本に出会えた、幸せだ」などと物事をポジティブにとらえるのです。
いつも通りのことに不感症にならず、物事をポジティブにとらえる習慣を身に付けることが大切です。
出不精をやめる
幸せになりたいのに自分から幸せを遠ざけてしまっている習慣の1つに出不精というのがあります。外出をすれば、人やモノとの新しい出会いがあります。新しい出会いがあれば、そこから幸せにつながることもあるのです。
しかし、休みの日に一日中家にいてゴロゴロしているようでは、出会えるはずの幸せとも出会うことができません。自分からチャンスを逃しているのです。休日はなるべく予定を作って外にでて、幸せになるきっかけをたくさん作るようにしましょう。
不規則な生活をしない
幸せそうにしている人は、いつも健康的で溌剌としていますよね。幸せとは、まず健康でいることが重要です。不規則な生活をしていると精神的にも身体的にも悪い影響が出ますから、いくら幸せになりたいと思っていても、そう感じることができないのです。
基本的なことかもしれませんが、睡眠時間を十分にとることや食事を規則正しい時間にとることなど、規則正しい生活を送ることで、精神衛生も安定して幸せを感じやすくなれます。
さて、幸せになりたいと思っているだけでは幸せにはなれません。しかし、幸せを感じることは意外と難しいことではないのです。自分の考え方やモノゴトの捉え方、また、自分のメンタルやフィジカルの管理の影響を大きく受けます。
幸せを引き寄せる人というのは、いつもポジティブでプラスのオーラを放っています。ですから、まずは自分が幸せを受け入れられる状態を作ることが大切なのです。幸せになりたいのであれば、自分をまず変えることに意識をむけましょう。
今回お伝えした、幸せになりたい人が今すぐ捨てるべき悪習慣は、日頃何気なくしてしまっていることが多いので、まずは意識をすることで少しずつ自分を変えていきましょう。
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