愛されて幸せになる。喜怒哀楽を豊かにする、感情表現7ステップ


喜怒哀楽の感情表現は、いわば「コミュニケーションの潤滑油」。対人関係でのコミュニケーションを円滑に進めるためにも、感情を豊かに表現することはとても重要ですね。しかし、それって実は結構難しいですよね。

では、いったいどうすれば感情表現を豊かにすることが出来るのか?また、それを邪魔している要因はいったいなんなのか?

そこで今日は皆さんの感情表現を豊かにする方法や、喜怒哀楽の感情トレーニングについてお伝えします。

感情表現を豊かにするには「優しさかもしれません」

「私は感情表現に乏しいと言われます。どうすれば良いですか?」という方も多いですが、感情表現が苦手な理由は本当に様々です。

最も多く見られる要因では、「優しすぎる」というものがあります。

具体的には、「相手の事を優先的に考えるため、自分の感情を自然と抑え込んでいる」と言えます。「まずは相手のことを考える」という「優しさ」が、あなた自身の感情を押し殺している可能性があるんです。

その証拠に、「やたらと感情を爆発させる人」っていますよね?そのような人たちは、「優しい人」と言えるでしょうか?ほとんどのケースで「NO」ですよね?結局、「優しさ」が「大人しさ」に結び付き、それが感情を抑え込んでいるだけ。

したがって、「私は感情表現が苦手だ…」と落ち込むのではなく、「私は優しい人なんだ」とポジティブに考えてみきましょう。

そんなふうにポジティブに考えるだけでも、「感情を表に出すのが苦手だ…」という落ち込みを軽減させる効果がありますよ。

 

感情表現を豊かにする為に「日記を付ける」

感情表現を豊かにする方法の1つとして、よくあるのが「作文」。

小学校の時に読書感想文を書かされたと思いますが、あれは一種の感情表現のトレーニングなんです。

もちろん、大人でも作文を書いて感情表現のトレーニングをすることは可能です。作文の中で喜怒哀楽を存分に織り交ぜることで、トレーニングとしては十分な効果を得られるでしょう。

しかし、なかなか大人になって作文を書くのは面倒ですよね?そこで、「日記を付ける」という方法が有効なのです。しかも、専用の日記帳を買う必要はありません。

少し厚めの手帳を購入してください。そこに3~5行ほどの簡単なものでも良いと思います。しかし、その日にあったことを列記するだけではなく。あくまでも感情表現のトレーニングですから、以下の点に注意して書き込みましょう。

■「楽しかったこと、腹が立ったこと」をセットで書く

■「嬉しかったこと、悲しかったこと」をセットで書く

まずは、上記のうち1つを選んで下さい。どちらでも構いませんし、その日によって使い分けても良いでしょう。理想を言えば喜怒哀楽の全てを3~5行で表現すると良いのですが、最初は難しいと思いますので、「楽しい⇔腹が立つ」や「嬉しい⇔悲しい」など、正反対の感情をセットで書くことが重要です。

これを毎日続けるだけでも、徐々に自分の中で感情が湧きたってくることを実感できるでしょう。

 

感動できない…は勘違い

喜怒哀楽を表現するのが苦手な人が持つ悩みの中に、「感動するってオススメされたのに、私が観ても感動しなかった…」や「この本すごく良いよ!と言われたのに、私が読んでも何が良いのか分からない…」というものがあります。

つまり、世間一般的には「感動する」と言われる作品や映画でも、あなたは感動することが出来ないのです。結果、「私は無感情な人間かも…」と悩むことになってしまいます。

しかし、冷静に考えてみて下さい。小説や映画など、個人の好みによって感動できるかどうかは大きく異なるのです。一応、世間一般的に通用する「多くの人が感動できるライン」は存在しているものの、そこから外れている人もたくさんいるのです。

私だって、大衆受けする映画や小説にはあまり興味がありません。自分の好みに正直に、その世界の作品を深く楽しむことが好きなのです。なので、周りからは「変わり者だね」なんてよく言われます。

もし、あなたが大衆受けする作品に感動できなくても、何も悩むことはありません。要するに、「自分の興味にピッタリな作品やジャンルに出会っていない」というだけなのです。

ですので、焦らずにじっくりと自分の好みを探求するようにしておきましょう。むしろ、周りから「変わり者」と呼ばれる人の中に、天才が眠っているのかもしれませんよ。

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