喜怒哀楽を上手に表現してコミュニケーション力を上げる9つの方法

喜怒哀楽を上手に表現してコミュニケーション力を上げる9つの方法
「コミュ障」という言葉は今ではいろいろな場面で使われるようになっています。若者の間でも「やばい、自分コミュ障かも・・・」と落ち込んだり、時にはリア充との対比として使われることも。

自分が他者とコミュニケーションをうまくとれないと悩む人が多いということは、それだけコミュニケーションが生きていく上で重要だということです。でも、決して難しいことではありません。

コミュニケーションという言葉を調べると、「社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと」とあります。感情は誰でも何かしら持つものです。

日常生活でも、ビジネス上でも、自分の素直な気持ちを上手に表現して、円滑なコミュニケーションを目指しましょう。感情を表現するのに役立つ9つの方法をまとめました。

ポイントは、ポジティブな感情はどんどんアピール、ネガティブな感情は冷静に、です。

 

喜怒哀楽を上手に表現して
コミュニケーション力を上げる9つの方法

 

その1: 嬉しいことは自分の言葉でアピール

何かプレゼントを貰った時、ほめられた時、自分の仕事の成果が出た時・・・嬉しい場面は多いと思います。そんな時、テレビのレポーターのようにうまく言葉で表現する必要はありません。

特に、誰かになにかをしてもらった時(特に目上の人など)、どれだけ嬉しいか、感謝しているかを背伸びして丁寧な言葉で表そうとする時がありますが、拙かったり少々日本語がおかしくても時間を置かずそのままの表現で表すほうが、嬉しい気持ちが伝わりやすいです。

 

その2: 条件付きのありがとうは控える

○○してくれたから嬉しい、○○が貰えたから嬉しい、という表現は条件付きのありがとうです。感謝の気持ちではありますが、相手によっては要求ととられ負担になることも。

何かをしてもらったことよりも、行動を取ってくれた相手の気持ちが嬉しい、というように気持ちの部分にフォーカスしてお礼を言うようにしましょう。

 

その3: 嬉しい時、楽しい時は目を合わせて話す

嬉しい気持ちはどんどん相手に伝えましょう。目は口ほどに物をいうと言いますが、目を見るだけで人は喜んでいるのか悲しんでいるのか一目瞭然です。

目を合わせて話すだけで心の底から喜んでいるということを簡単に伝えられますし、楽しい表情で話されると相手にも楽しい気持ちが伝染するでしょう。

 

その4: 怒りを覚えた時、他に原因がないかを考える

怒りを感じた時、例えば他の要因はないか一度分析することをおすすめします。

例えば、睡眠不足だった、食事が取れていない、朝から小さなミスが続いている・・・など、色んなことが複合して「怒り」となる場合もあります。

怒りを爆発させるきっかけは、大したことではないかもしれません。

 

その5: 自分の怒りを認めてあげる

4.で分析した結果、それでも強い怒りを感じた時はいったん「自分は怒っている」と認めましょう。感情は自然に沸くものなので、完全にごまかすことは難しく無視すると精神や体調に悪影響が出る場合もあります。

 

その6: 怒りの理由を明確化する

5.の次に、なぜ自分は怒っているのかをできるだけ詳細に考えてみましょう。理由を紙に書き出してみるものよいでしょう。ここで感情にまかせて言葉で相手に伝えてしまうと「やつあたり」になりかねません。

また、明確化することで自分の逆鱗を知ることができ、回避の手助けにもなります。相手に伝えるときは、感情は控えめに、事実ベースで改善の要求や指摘を行いましょう。

怒りの感情をわざと出すというのも自分の優位性を示す対人関係の戦略としては有効ですが、あくまで冷静に判断してから行いましょう。

 

その7: 悲しい時は感情を一言、一緒に伝える

辛いことを言われたとき、ぐっとこらえるばかりではなく「そう言われると少し悲しいですが、・・・」「ちょっと困ってしまう、・・・」など、気持ちを小出しに伝えましょう。

小出しにして溜めないということと、人は感情に反応しやすいので相手を強く責めることなく嫌なことをやめてもらいやすくなります。

 

その8: 悲しいこと、辛いことを打ち明けたいときは「貴方にだから話せるけど・・・」と一言添える

悲しいこと、辛いことが頭から離れずどうしても元気にふるまえない時、思い切って自分の状況を伝えてみましょう。

元気がない状態だと相手を心配させてしまうことがありますが、原因は別にあるということと、相手を信頼しているというアピールにもなりコミュニケーションがスムーズになります。

また相談に乗ってもらえる関係になれば、さらに絆は深まります。ただし、あまり乱用しないように。

 

その9: 相手の感情の共有をしよう

冒頭にも書きましたが、コミュニケーションとは感情や情報のやり取りです。貴方が感情を相手に伝えると共に、相手から感情を受け取りましょう。

相手がどんな気持ちなのか、どんな考えなのかと聞き出して、相手の喜怒哀楽を共感することで関係は深まります。

 

心を開いてくれる人に、人は心を開きます。自分の感情も、相手の感情も否定せずに受け止めることが重要です。

嬉しい気持ちは飾らずに、嫌な気持は小出しにして感情のコントロールを図りましょう。素直な気持ちを出せたらきっと、コミュニケーションが楽しくなりますよ。

まとめ

喜怒哀楽を上手に表現してコミュニケーション力を上げる9つの方法

その1: 嬉しいことは自分の言葉でアピール
その2: 条件付きのありがとうは控える
その3: 嬉しい時、楽しい時は目を合わせて話す
その4: 怒りを覚えた時、他に原因がないかを考える
その5: 自分の怒りを認めてあげる
その6: 怒りの理由を明確化する
その7: 悲しい時は感情を一言、一緒に伝える
その8: 悲しいこと、辛いことを打ち明けたいときは「貴方にだから話せるけど・・・」と一言添える
その9: 相手の感情の共有をしよう

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