やりたいことや夢は誰にでもありますよね。仕事で現実的な目標を持つという人もいれば「社長になる」などの大きな夢を漠然と描いている人もいます。やりたいことを実現できるかどうかは、その夢の実現性の高さによると思われがちですが実は必ずしもそうではありません。
やりたいことがどんなに簡単そうに思えることでも実現できないこともありますし、逆に誰もが「無理だ」と思うような大きな夢でも実現してまう人はいます。それらの違いはずばり、やりたいことを現実のものとして自分が捉えているかどうかに寄るのです。
やりたいことを現実のものとして自覚させるためには、書き出すことがポイントになります。漠然と思い描いている夢を活字にして書き出すことで自分の中でも整理ができるのです。そこで、やりたいことを書きだして夢を実現させるコツをお伝えします。
箇条書きで書く
やりたいことを書き出すときに大切なのは、箇条書きにして書くということです。いくら自分が書いたことでも後から読み返したときにわかりにくい文章だと、いずれ読まなくなってしまいます。
ですから、やりたいことは、リストにした時に1行に収まるようにシンプルかつ分かりやすく箇条書きで書くように心がけましょう。
深く考えない
やりたいことリストを書き出すときにやってはいけないのが、実現性の高さや低さをいちいち考えて書き出すということです。やる前から「これは実現できなさそうだな」と諦めてしまっては、ただのやることリストになってしまいます。
せっかく目標や夢を実現させるために書き出すのですから、やりたいことを書くときには、実現できるかななどの考慮をせずにとりあえず書きだすようにしましょう。
時系列に並べる
箇条書きにやりたいことを書き出し終わったら、次にそのやりたいことを時系列にならべる作業をします。ただ、やりたいことを箇条書きに書いているだけでは、何から手を付けてよいかわかりませんし、ただのやりたいことで終わってしまいます。
時系列に、これをいつまでにやると期限を決めることで、着実に夢を叶える作業が進みますから、やりたいことリストを忘れることがないのです。
細かな期限設定
やりたいことリストを時系列に並べる段階では、年単位での計画でかまいません。しかし、その年のお正月に立てた計画を一年かけてコツコツ取り組むことは難しいですよね。ですから、やりたいことを完了させる時期は、なるべく細かく設定するのもポイントです。
完了日を確実に読めるものについては日付まで設定し、そうでないものでも週単位くらいでは期限を決めます。時期を細かく設定しないとだらけてしまうことがありますから注意が必要です。
リストの進捗を可視化
やりたいことリストに継続して取り組んで行くためのコツとしておすすめなのが、やりたいことを実現したら、1つ1つ取り消し線を引いたり、「済」というハンコなどを押印して視覚的にも達成したのをわかるようにすることです。
スタンプカードでスタンプを貯めるのは、ゴールまでの進捗がどの程度がわかるのでやる気がわきますよね。それと同じで、やることリストでもここまで到達したという進捗がわかることで、モチベーションを保つことができるのです。
常に携帯する
やりたいことリストはいつも携帯するのがおすすめです。自宅の引き出しの中などにしまっていると、だんだん忘れていってしまうかもしれません。しかし、手帳に書いたり、書いたリストを手帳にいれるなどして携帯することで、ふとした時にリストを眺めやる気を出すことができます。
仕事や私生活で落ち込むことがあった時にこのやりたいことリストを見ると気持ちを立て直す助けにもなりますから、お守りのような効果もあります。
中間ゴールの設定
やりたいことを書き出した時に、実現できるかわからないような大きな目標があった人は、その目標や夢を達成するために中間ゴールを設定すると良いでしょう。唐突な目標を立ててもゴールまでの道のりが長いとやる気が落ちてしまうことがあります。
しかし、中間ゴールを設定することで最終的なゴールに到達するまでに中間ゴールで達成感を味わうことができ、継続する糧になるのです。
さて、やりたいことが全くないという人はいませんよね。仕事に対する目標でなくても構いません。ディズニーランドに行きたいという「やりたいこと」ならば、資金を貯める、仕事で休みを取るなどの中間ゴールの設定ができます。これらを具体的にこなしていくことで、やりたいことは実現できるのです。
自分の夢ややりたいことは無謀だと叶えることなんて無理だと最初から思っていては、何も実現できません。自分の限界は自分で決めるものなのです。本当に夢や目標があるなら、まずはやりたいことを書き出してみましょう。書き出すことで漠然としていた自分の夢が整理できます。
人間は自分のことはよく理解しているようで、実はモヤモヤしていることが多くあります。自分のやりたいことを書き出す作業は自分を見つめなおすいいきっかけにもなりますからおすすめです。
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