ウェルカムスピーチで場の空気を3倍盛り上げる9つの方法

ウェルカムスピーチで場の空気を3倍盛り上げる9つの方法
これまで結婚披露宴では主催者側を代表して媒酌人が列席者に対して感謝の意をこめ冒頭の挨拶としてスピーチをしていましたが、最近は媒酌人(仲人)を立てない披露宴の形式もあり、その代わりに新郎が挨拶を行う開会宣言である「ウェルカムスピーチ」を行うことが定着してきましたよね。

目的は会場の空気を和ませ、参列者の気持ちを盛り上げることです。そこで今日は晴れの主役の日に感謝の意を伝え、オープニングにふさわしく盛り上がるウエルカムスピーチについて解説します。

ウエルカムスピーチでの話の中心を決める

ウエルカムスピーチでは参列くださった方々に感謝の意を伝えるのですが、ありきたりの挨拶では、緊張ばかり伝わり場も和みにくいでしょう。特定の方に向けてみたり、シュチエーションに則したウエルカムスピーチは心に残るものとなります。

特定の人に向ける場合、両親に、参列者に、お世話になったキューピット役へと、ピンポイントで直接感謝のメッセージを伝えることがオリジナリティーあふれるウエルカムスピーチになります。

状況に即した内容とは、新しい命が宿っていること、式の前に晴れ姿をたのしみにしてくれていた大事な身内が亡くなったなどのエピソード形式で何より心への訴えかけになります。

 

ネタを集めて書き出していく

ウエルカムスピーチはそんなに長い時間ではないので内容は簡素にするため話も盛り込めませんが、馴れ初め、新婦への思い、誓い、結婚を決意した瞬間、結婚生活への決意や抱負を取り入れれば親しみやすくなり心に残ります。

参列者が聞きたい馴れ初めについては、出会いから話せば長くなるので、旅行で出会ったなら「旅好きの私どもは旅先で出会い、このたび人生の旅路を一緒に歩むことになりました」職場なら「仕事上のパートナーだけではなくプライベートも一緒になりました」などひと言で簡単に盛ります。

次にみなさんがウエルカムスピーチで聞きたいのはこれからの抱負で、新郎の力強い「幸せにします」「明るい家庭を築きます」は定番で何より皆ホッとする嬉しい言葉です。

 

ほほえましい笑いと感動が和みへ

ウエルカムスピーチは式の始まりの緊張感が超マックスになる時間帯なので、そこで笑いが投入されたら和みから穏やかな空間になります。笑いを取りたいところですが下手なギャクなど入れてしまうと、失礼な場合もあるので充分に気遣いましょう。

年齢層も様々で、ウエルカムスピーチの笑いは誰にもわかる微笑ましいものに限ります。ウエルカムスピーチではポジティブな内容がよい上、成功や感動のウラ話などがあればちょこっと障りをして後ほどゆっくり紹介しますと振ればゲストはあとのお楽しみができ盛り上がりのもとになります。

 

プラスワン個性あふれるひと言を入れる

何も話す中味が思い浮かばなかったらウエルカムスピーチに、名言格言とことわざや故事成語など入れてみるのもOK。文字を見られないので、あまり長くない短めの簡単な方がわかり易いです。

そのほかに結婚式の日の過去の出来事や時節柄の事象を調べてそれに絡ませる話題も幅が広がります。ウエルカムスピーチではほかに結婚式の準備を踏まえたエピソードを盛り込むのもよいでしょう。

今日のために二人でこんな準備を重ねた、お料理の試食やデザートの吟味をしたので楽しんでいって欲しい旨の内容も好感がもてるので盛り込むのもよいでしょう。

 

使ってはいけない忌み言葉

年配の方もおられますのでウエルカムスピーチでは縁起の悪い言い回し、言葉などの忌み言葉を入れないようにしてください。

夫婦の別れを連想させる別れる、切れる、離れる、捨てる、飽きる、失う、割れす、飽きる、薄くなる、断る。不幸を連想する、あせる、つぶれる、とんでもない、壊れる、倒れる、破れる、閉じる、痛ましい、ほか死に関連するもの。 同じことを繰り返す重ね言葉で 度々、くれぐれも、重ね重ね、たまたま、わざわざなど。

その他には忌み言葉ではありませんがヤバい、キモい、ウザい、頼りない、頑固など結婚式では控えてください。 言葉を言い換える場合は終わるがお開き、帰るは中座する、ケーキを切るはケーキにナイフを入れると言い換え、四は「よ」、九は「ここのつ」と読みます。

くれぐれも晴れの席、ウエルカムスピーチの原稿のチエックは怠らないようにしてください。

 

ウエルカムスピーチの構成と時間

ウエルカムスピーチの文章を組み立てていきます。最初に①参列者へのお礼で、「本日はご参列ありがとうございます」ここに悪天候ならお足元が悪い中などを冒頭に入れます。

次に②挙式の報告に移り「さきほど○○で挙式を行いました」と伝えます。このあと③伝えたい内容と披露宴の趣旨を入れて④結びの言葉で締め、最後に⑤カジュアルな言葉でもてなしを勧める「本日はみなさまに短いお時間ではありますがゆっくりとおくつろぎくだされば幸いです」で終えます。

ウエルカムスピーチは大体1~2分でおさまるよう、文字数は250~300文字程度がいいでしょう。

 

こんな演出もOK雰囲気作りで場を盛り上げる

ウエルカムスピーチでは、新郎の男前度数を上げる演出で頼れる夫に見せる効果がでれば成功です。避けたいのは最初からの号泣で、まだこれから式で徐々に盛り上がるところグッとこらえて欲しいものです。

サプライズでウエルカムスピーチの最後にプロポーズ再現をすれば受けますし、会場も大盛り上がりしますのでためしてみてください。新婦の挨拶をひと言入れるのも華やぎます。何か問いかけて新婦に答えてもらうという形式でウエルカムスピーチを締めても和めます。

内容は「一緒にずっといてくれる?」などラブラブ系質問が好評で、親戚や上司などの手前、ほほえましい笑いを狙って当たり障りなく新婦の可愛さを光らせるようまとめましょう。

 

スピーチ中の手順と心得

新郎新婦が入場し、司会者の開宴の宣言のあと、ウエルカムスピーチを振られたら立ち上がりその場で一礼しましょう。おじぎは上体を伸ばしたまま状態を腰を折る感じでゆっくり倒して、角度は30度位を目安にします。

ウエルカムスピーチの時は、両足を揃えてから少し開いて均等に重心をかけ、頭は点に引っ張られるイメージで姿勢を正し肩の力を抜きます。話すときはマイクを口元から10cmほど離し、会場を見回しながらゆっくり左右に顔を回し、列席の皆様に語りかけるようにします。

キョロキョロしたりうつむいたり天を見上げたりすればおちつかない印象になりますし、無理した作り笑いも不自然なので表情は造らず自然に、ゆっくりハッキリした口調で話してください。

 

緊張に備えどうすれば

大勢の前に立ちマイクを握るウエルカムスピーチはたいへん緊張することとお察しします。イメージトレーニングするよう、当日の舞台を想像し何度も読みましょう。

しかし、たくさんのゲストを目の前にすると頭が真っ白になることがありますので、原稿を持って読んでも大丈夫です。 決まりはないので、小さい紙だと字も見づらく余計緊張するため見やすい大きさでよいでしょう。

ウエルカムスピーチでは新郎の緊張した雰囲気でゲストが和む効果もあるのであまり意識しなくても大丈夫です。態度が大きくならないように謙虚な感謝の気持ちで臨むことが大事です。

 

さて、ゲストが新郎のウエルカムスピーチに求めるのは頼りがを見ることであると同時に、最初の言葉から会場は和みはじめ披露宴が徐々に盛り上がっていくので、まさに選手宣誓のような役割を担っているとも言えます。

ウエルカムスピーチでは原稿の文字数を250-300文字くらいとし、持ち時間をは1~2分に抑え、内容は感謝の気持ちを参列くださった方々と両親、親戚に伝えることです。

はじめよければ終わりよしで、自分の心がこもった言葉が盛り込まれたオリジナリティあふれるウエルカムスピーチなら心に残る楽しい披露宴となること間違いありません。

まとめ

ウェルカムスピーチで場の空気を盛り上げるポイント

・ウエルカムスピーチでの話の中心を決める
・ネタを集めて書き出していく
・ほほえましい笑いと感動が和みへ
・プラスワン個性あふれるひと言を入れる
・使ってはいけない忌み言葉
・ウエルカムスピーチの構成と時間
・こんな演出もOK雰囲気作りで場を盛り上げる
・スピーチ中の手順と心得

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