人間関係が一番大変。そんな言葉を聞いた事ありますよね。職場やママ友また学校などで問題となる事として人間関係を一番にあげる人は多いようです。
十人十色でそれがいい!とどこかで思ってはいても実際の生活の中では良い人間関係を保っていくのが難しい…そう感じるのはあなただけではありません。
しかしその反面、あの人はいつも誰とでも人間関係を上手に保っている!そんなイメージがある人も中にはいます。もちろんどうしても気が合わないという人はいたとしても、ある程度の良い関係を保つことができたら嬉しいですよね。
そうなると仕事や学校に行くのも楽しくなるはず。そこで今回は人間関係が常に良好な人が守っている5つの交際術の基礎をお伝えします。
人の良いところを探そう
人間関係が常に良好な人の特徴としてあげあれるのが、人に対する良いイメージを持つこと。人間はどんなに良い人であってもいくつかの欠点は付き物ですよね。
そして多くの人の傾向として他人の出来ていないところや欠点などに目が行きやすいと言われています。でも人の悪い所ばかりを見ていると心の中でその人に対する不信感や嫌悪感など悪感情が募ります。
自分も完璧ではないことや、人に迷惑をかけることがあるという事を忘れない人は他人の弱さを過大視せず、できる限りその人の持つ良い点を探そうと努めます。
相手の良い所をたくさん知っているならその人に対するイメージは良いものとなり心の底から親切や笑顔を向ける事ができます。
ちょっと苦手なんだよね…という人が近くにいるのなら、その人の事をまだよく知らないのかも!という風に考えてその人の良い所を積極的に探してみましょう。苦手意識を無くせますよ!
褒め言葉を口にしよう
人間関係を良好に保つためのヒケツとして人をよく褒めることがあります。人は誰でも些細な事でも褒められると嬉しくなりますよね。
素敵ですね!と褒められて嫌な気持ちになる人はまずいないでしょう。もちろん褒め言葉をかけられた人は褒め言葉をかけてくれた人に対して良いイメージをもつこと間違いなし!なかなか距離感が縮まらない…という人に対しても積極的に褒め言葉をかけてみましょう。
しかし注意点として褒め言葉を述べることとお世辞を言うこととを混同しないようにしましょう。誰が聞いてもお世辞だと思うようなことをいつも言ってしまうとしたらそれを聞いている人からの評判も落ちてしまう可能性があります。
そこでいつも誠実に心から人を褒めるようにしましょう。そのためにも先に述べたように人の良い所に目をつけることが大切ですね。
これ素敵なシャツですね!とか、どうやったらそんなに上手に仕事ができるんですかなど小さなことでも自分が本当に良いな!と思った事をさりげない会話で口にするように心がけましょう。
秘密は守ろう
本当に良い人間関係を築くための必須条件は口が固いこと。上辺だけの浅い関係なら八方美人で言葉巧みにみんなに良い顔を向けられるかもしれませんが、本当に信頼される良い関係を築きたいなら、「これ秘密ね!」と言われたことだけでなく良い判断をきかせて他の人には言わない方が良いことを言わない!という固い決意が必要です。
あの人にしか話していない話を他の人も知っている…ということがもし自分に起こったとしたらすごく悲しく思いますよね。そしてその人にはこれから先大切な話はできない!と思ってしまうのではないでしょうか。
必ず秘密を守ってくれる人は他の人からの信頼を得ることができ頼れる存在として認識されるようになります。本当に良い人間関係を築きたいなら「ねぇ、知ってるんでしょ、教えてよ!」などと誘惑されたとしても断固として情報を漏らさないことを目指しましょう。
「私からは言えないのよね」と秘密を守るつもりなのだと言う事を相手に知らせることも効果的。この人は他の人と違って、本当に秘密を守るんだ!と思ってもらえますよ。
人との良い距離感を保とう
人間関係を良く保つとは人との丁度良い距離を保つことと言い換えることもできます。プライベートをすごく重視して仕事以外の話を職場ではしたくないという人もいれば、人の温もりを感じられるから心に土足で入って干渉されるぐらいの距離感を求めるなど人それぞれに心地良く感じる人との距離感は違いますよね。
それでは様々な距離感を求める人々とどう上手く付き合えるのでしょうか。例えとしてハリネズミの夫婦の物語を考えましょう。
仲の良いハリネズミの夫婦は寒い冬に互いに寄り添い合い温まろうとしますが、互いの身体のハリが当たると痛くて近づけません。一番互いを温められる方法はただ一つ、お互いのハリに当たらないギリギリまで近づくこと。
人間の心のハリの長さは人それぞれで、全くハリのない人もいれば、非常に長いハリの持ち主までいるということです。
互いのハリが当たらない一番近い距離にいることができたらその人との人間関係は良好に。ハリの長さが自分と違う人のことを悲観するのではなく受け入れつつ、丁度良い距離感を保つように心がけましょう。
良いコミュニケーションを取ろう
人間関係を良好にするために欠かせないもう一つのことが円滑なコミュニケーション。コミュニケーションを全く取らないようであれば互いの考え方を理解することは難しく関係は発展しませんよね。
あの人はきっとこう考えるから…と勝手に決め付けてしまうのも禁物。相手の主張や考え方を受け止めるためにも良いコミュニケーションを図ることを常に心がけましょう。
コミュニケーションのない関係はまるで心臓から手足などの末端まで血液が十分に回らない身体のようです。そうなると当然身体の機能は低下して正常に動きません。
それと同じようにコミュニケーションのパイプが詰まってしまうと互いの考えや気持ちが伝わらなくなり結果としてその人との関係は悪化してしまいます。
少し気の合わない相手だとしても「私はこの件に関してこう考えているのですが、あなたはどう思いますか。意見を聞かせてください。」という具合に相手の意見を尊重する仕方でコミュニケーションを図りましょう。パイプが詰まることなく良い関係を保てますよ。
人間関係が常に良好であればすごく良いですよね。思い悩む必要もなくなります。苦手な人が周りにいるとしてもその人の良いところに注目していくと相手に対して良いイメージを持てるようになりますよね。
それに加えて自分にもたくさんの欠点があるということを常に思いに留めておくなら、人の欠点や弱点にも少し寛容になって許しやすくなります。
確かに丁度良い人との距離感を保っていくのは簡単ではありませんが、良いコミュニケーションを取りつつ信頼のおける人となることで相手との一番心地よい関係を築けたら良いですね。
それでは今回お伝えした人間関係が常に良好な人が守っている5つの交際術の基礎を生活の中で当てはめてみましょう。
迷った時には、「人からどうされたら自分は嫌な気持ちになるか、もしくは嬉しく思うか」と自分に置き換えて考えるとそれぞれの場面でどう行動すれば良い人間関係に繋がるかが分かりますね。さっそく実践して人間関係をさらに良くしていきましょう。
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