マイナス思考だと常に悪いほう悪いほうに考えて、さらに苦労してしまいますよね。悪いことを想定しすぎたり、褒められても裏を勘ぐってしまったりしていると心労がどんどん溜まっていくことでしょう。そんな日々を送っているみなさんの中には、マイナス思考を克服してポジティブになりたいと思う人も多いのではないでしょうか。
マイナス思考を克服するには、なぜマイナス思考になるのかを知っておく必要があります。それを踏まえて、自分が何を改善すべきか考えてみましょう。マイナス思考を直すことができたら、毎日が今より明るく楽しくなることに間違いありません！
そこで今回は、マイナス思考になる原因と克服する５つのコツについてお伝えします。
マイナス思考になるのは子どもの頃の影響！？
マイナス思考の人の多くは、幼少期の影響だと言われています。親が厳しい人、誰かと比べられてきた人は、とくにマイナス思考になりやすいようです。かといって、もうマイナス思考が直らないわけではありません。
上司に何か指摘されたとき、自分なんてこんなこともできない…と思ってしまっていませんか。そういう思考の癖がついてしまっているかもしれませんが、これからは自分にはアドバイスをくれる素晴らしい上司がいるんだとポジティブにとらえるように意識しましょう。はじめのうちは思い込みでも、次第に本心から思えるようになるでしょう。
生活習慣を変える
マイナス思考の一因に脳内ホルモンがあります。特定の脳内ホルモンが不足すると、マイナス思考に陥りやすくなってしまうのです。やる気がない、肩がこるなどの症状に苦しんでいる場合は要注意です。脳内ホルモンの分泌を正常にするためには、生活習慣を改善することが必要です。
生活習慣を変える第一歩は、早寝早起きです。規則正しい生活が心の健康につながるというのはよく言われているので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。最近ネットやゲームが広まってからマイナス思考になる人が増えているという話もあります。
決してネットやゲームが悪いということはありませんが、あまりに長時間やるのは危険です。睡眠時間に影響が出ないように適度な時間を守って、規則正しい生活を送るようにしましょう。
そして次に、マイナス思考の改善に欠かせないのが運動です。しかし、マイナス思考で何をするにもだるいと感じてしまっているかもしれません。そんなときは５分でよいので散歩をしてみましょう。
太陽光には脳内ホルモンの分泌を促す力がありますので、昼間に散歩するのがより効果的です。ウォーキングができるようになったら、ランニングや筋トレをやるのもおすすめです。見た目の変化にともなって気持ちも変わり、明るくなれることでしょう。
バランスの良い食事をとる
食事とマイナス思考は一見関係なさそうですが、実は大いに影響があることが明らかになっています。バランスの良い食事への第一歩として、まずはごはん・野菜・肉（魚）を毎日食べるようにしましょう。ダイエットのために炭水化物を抜くなどということはしないようにしてください。
また、赤身魚のようにビタミンB６を多く含む食材はマイナス思考の克服に効果があるので、とくに積極的にとるべきです。ほかにはバナナや卵、大豆などもおすすめの食材です。
小さすぎる目標を設定する
マイナス思考になる原因の一つとして、理想と現実の乖離があげられます。ネガティブな人ほど高い理想を持っているものだからです。
そこで高い目標ばかり掲げるのは一旦やめて、小さすぎる目標を作ってみましょう。先ほど運動をすることが大切だと述べましたが、「外に出る」や「腕立て伏せ５回」のような目標をたてるべきということです。
これほど小さな目標を立てたことのある人は少ないのではないでしょうか。達成するのにほとんど苦労しない小さすぎる目標は、取り組み始める心的障壁が非常に低いので、やる気が出ない人には特におすすめです。また、自信の回復にもつながるので一石二鳥の方法です。
ここまでマイナス思考を克服するコツをお伝えしてきましたが、マイナス思考は完全に悪いものというわけではありません。むしろ、ビジネスで成功しやすいのはマイナス思考の持ち主だとも言われています。マイナス思考だからといってどうにかしないといけないなどと思わず、1つの個性だと受け入れるのも良いことかもしれません。
ただし、度を過ぎたマイナス思考は体調不良や睡眠の質の低下につながり、大変な思いをすることになります。マイナス思考とうまく付き合っていくにしろ、克服するにしろ、ご紹介した５つのコツは役に立つことに間違いありません！
早寝早起き、運動の習慣、バランスの良い食事と取るなどを心がけ、小さすぎる目標を設定するなど、マイナス思考に苦しんでいる方はぜひこれらを実践してみてください。ポジティブで悩みの少ない毎日へ一歩踏み出しましょう！
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