初婚年齢が上がり、晩婚化が進んできた昨今においても「早く結婚したい!」とお思いの女性は多いですよね。周囲が結婚ラッシュで焦っているから、早く子供が欲しいから、若い内にウェディングドレスを着たいから、親を安心させたいから・・・。様々な理由で早く結婚したいと願う方がいらっしゃることでしょう。
とはいえ、なかなかプロポーズをしてくれない彼に露骨に早く結婚したいアピールをしても逆効果。なぜなら男性は現状の変化を非常に恐れる生き物だからです。一方で、女性の身体も非常に繊細。年齢を重ねれば出産にも影響が出る可能性がありますし、今後のキャリア形成や、出産後子供が大学卒業までの学費の捻出はどうすべきかなど様々なことを考えなければなりません。
そこで今回は、そんな早く結婚したいとお思いの方に恋人をその気にさせるコツをお伝えします。
露骨な結婚したいアピールは避けて
先述したように、まず露骨に「早く結婚したい!」というアピールは避けた方がよろしいでしょう。なぜなら男性は現状の変化を非常に恐れる生き物、女性と違って人生の方向転換に柔軟ではないのです。女性はその生物学上、どうしても娘から母へと変貌を遂げざるを得ません。また、娘から嫁へという肩書の変遷も受け入れなければならないことを、幼い頃から知っています。
一方で男性は、その気になれば一生少年のままで居たって良いのです。仕事さえしていれば休日は一日中ベッドの上でダラダラゲームをしていたって構いませんし、休前日には飲んだくれてシャワーも浴びずにベッドへ突入したって良いのです。ただし、老後にひとりぼっちという悲しい未来は待っていますが・・・。
女性は男性より結婚に対して現実的なもの。ですから、余計にタイムリミットを設けて早く結婚したいと焦ってしまいがちですよね。ですが、男性にとって人生の方向転換を他人いとやかく言われるのはとにかく苦痛なものなのです。ですから、早く結婚したいとお思いならなるべく直球ストレートに「私、早く結婚したいの!」とは口にしない方が得策でしょう。
結婚願望の有無の確認を
先ほどは「早く結婚したい」と口にしない方が良い、と申し上げましたが、そもそも論として彼に結婚願望があるか否かを確認するのは非常に重要なことです。「今の二人の関係で満足している」「これから先どうなるかはわからない」・・・このような曖昧な返答で返された場合は少し彼との結婚を考え直した方が良いでしょう。
ある程度の結婚適齢期にお付き合いをしているとなると、当然将来のことを考えるのが大人というもの。家庭を持つのか、仕事を優先するのか、子を成すのか、趣味に没頭するのか・・・。生き方は人それぞれですが、彼とあなたの考え方があまりにもかけ離れているのであれば結婚を考え直した方が良さそうです。
軽い調子で「ねぇ、結婚したいとか思ったことある?」というような感じで結婚願望の有無を確認することをおすすめします。もし彼に結婚願望があるのであれば前向きな返答が返ってくるでしょう。もしかしたら、プロポーズのきっかけを切り出せないだけなのかもしれません。
早く結婚したいと思っているのはあなただけではないのかもしれませんし、もしかしたらあなただけが早く結婚したいと焦っているのかも。その見極めは非常に大切です。二人の大切な将来のことですから、一度きちんと意志の確認を取ってみてはいかがでしょうか。
結婚後の生活を連想させるような生活をしてみる
早く結婚したいとお思いの方ほど陥りやすいのが「結婚=ゴール」と勘違いしてしまっていること。結婚はゴールではなく、始まりなのはよくお耳にされるでしょうが、実際未婚の方にとって結婚、もしくは挙式はひとつのゴールラインですよね。
お気持ちはわかりますが、それではあなたの早く結婚したいという願望は叶いません。それよりも結婚後、このような生活になりますというシミュレーションをしてみてはいかがでしょうか。結婚式のスピーチなどでもよく言われるように、男性の3つの袋を握ることが結婚生活の鍵と言われています。「胃袋」「給料袋」「おふくろ」のことですね。その内の1つ、胃袋をつかむところから始めてみましょう。
一緒に料理をしたり、彼の帰宅に合わせて料理を作ってみたり・・・。帰宅して美味しいごはんが待っていると「結婚してよかった!」と感じる既婚男性は多いもの。ですから、シミュレーションでこの幸福感を体験させることにより早く結婚したいと思わせることは可能になります。
もちろん、現代は共働き夫婦も多いですから「料理は女性が」「片付けは男性が」というように役割分担をしてみたり、「早く帰宅した方が調理を」というルールを設けても良いですね。とにかく、結婚後はこうなりますよ、というシミュレーション体験を積むことで結婚を現実的に考えてくれるように仕向けることができるのです。
さて、彼に早く結婚したいと思わせるコツ、ぜひ参考にしていただければ幸いです。同棲期間が長かったからと言って結婚後も上手く行くとは限りませんし、逆に全く同棲期間がなくても共白髪になるまで添い遂げる夫婦もいらっしゃいます。要は相性次第なのですが、それが出鼻から挫けていては話になりませんよね。
早く結婚したいという気持ちもわかりますが、何も早く結婚することが偉いというわけではありません。本当に好きな人と、幸せな家庭を築くために入籍し家族になることが結婚なのです。ですから、焦ってばかりいないでお互いの気持ちをキチンと確かめあいましょう。
また、離婚率も上がっている昨今では簡単に結婚や離婚を繰り返す方もいらっしゃいます。そうならないためにも結婚後のビジョンの共有やシミュレーションなどで、しっかり将来像を共有することで、早く結婚したいという思いはより現実的で確かなものになるはずですよ。
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