今回は、片思いを占いで読み解く方法をお届けします。気になる相手に直接、自分のことをどう思っているのか確かめれば済むと頭ではわかっていても、いざ聞こうとするとなかなか勇気が出ないものですよね。
とはいえ、「もし自分のことを嫌いだったら」「あの人の気持ちが分からない」などとヤキモキしたまま、自分の気持ちを伝えられずに恋が終わってしまうのも避けたいところです。そんなとき、片思いについてタロット占いで占ってみてはいかがでしょうか。所詮占いだろうと感じるかもしれませんが、自分で気づいていなかった深層心理に気づくことができたり、ハッとするようなアドバイスを得られたりすることもあります。
そこで今回は、片思いをタロット占いで読み解き、好きな人の気持ちを知るためのコツをお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
そもそもタロットって何?
ネット上でお金をかけずに片思いのタロット占いを行った際、カードをクリックして結果が表示されるケースがほとんどです。このタロットが何枚のカードから構成されているかご存知でしょうか。タロットは全部で78枚のカードから構成されており、通常のトランプが52枚(プラス、ジョーカー)であることを考えるとトランプよりだいぶ枚数が多いですよね。
78枚のタロットカードのうち、大アルカナと呼ばれる絵札のシリーズは22枚を占め、その中に皆さんも一度は耳にしたことがある「愚者」や「太陽」といったカードが含まれています。残り56枚のカードは小アルカナと呼ばれ、トランプでいうところのクラブ、ハート、スペード、ダイヤに相当する四つの組(ワンド、カップ、ペンタクル、ソード)に分かれています。
それら78枚のカードを質問に応じて数枚展開し、総合的に悩みに対して答えを導き出すのがタロットの大まかな流れだといえるでしょう。片思いを占いで読み解く際は一般的に大アルカナを使用して占うケースが多いため、今回の記事では22枚の大アルカナに絞ってコツをお伝えしていきますね。
成就の可能性大!脈ありの可能性80%
片思いを占いで占ってみた際、「恋人」「力」「世界」のカードが出たら恋が成就する可能性は80%と高めといえます。
「恋人」のカードが出た場合、恋に発展するのもそう遠い未来ではないことから、積極的にアプローチをしてみるとよいでしょう。
「力」のカードは相性自体とても良いことを示しますが、気持ちが先走ってしまうと相手が引いてしまうので気を付けたほうがよいかもしれません。
「世界」のカードが出たら、二人きりで会うことができるきっかけづくりをすると関係が一気に縮まりそう。
成就の可能性大!脈ありの可能性70%
片思い占いで「魔術師」「女帝」「戦車」のカードが出た方は、恋が成就する可能性70%です。
「魔術師」のカードが出たら、恥ずかしがらずに気になっていることをそれとなく伝えるようにしましょう。新しい世界が広がるような楽しい交際が待っていそうです。
「女帝」のカードは母性を表すことから、優しさにあふれたいい関係が築けるといえます。少しずつ確実に距離を縮めていくとよいでしょう。
「戦車」のカードは行動力を示しますので、遠慮せずにありのままの自分で相手に向き合っていくことをおすすめします。多少強引であっても問題ありません。
相手をよく見極めよう、脈ありの可能性60%
「星」「太陽」「皇帝」「正義」のカードが出た方は、恋が成就する可能性は60%といえます。
「星」のカードが出たら、次に会った時にでも将来の話を振ってみましょう。将来への価値観でその相性の良さが確かなものかどうか判断することができます。その場限りの楽しさではなく、長くずっと一緒にいられる相手かどうか見極めることが大切です。
「太陽」のカードも決して相性が悪いわけではありませんが、将来について真剣に話すことが出来る相手かどうか慎重に判断するようにしましょう。目先の楽しさだけに目を取られてしまうと危険です。
「皇帝」のカードは相性自体悪くないものの、待っているだけではなかなか進展しなさそうです。リードする気持ちを持てるかどうかが成就を左右するカギとなるでしょう。
「正義」のカードは恋人関係に発展する前によい友達として終わってしまうかも。恋愛に発展させたい場合は、躊躇せずに自分から相手に飛び込んでみる勇気が必要です。
恋愛進展は少し大変かも、脈ありの可能性40%
片思いを占いで読み解いた際、「愚者」「隠者」「女教皇」「運命の輪」「節制」のカードが出た場合は恋人ではなく友達としてよい関係が築けると考えたほうがよいかもしれません。
「愚者」が出た場合、相性は悪くないのですがどちらも自分の意見をしっかりもっていることから、ぶつかることも多そう。お互いの個性を認め合うことが大切です。
「隠者」のカードが出た場合、良い関係性が築けそうですがいまは関係を急ぐ時ではなさそうです。相手をもっとよく観察してから判断しましょう。
「女教皇」のカードはどちらかというと理性的なつながりとなりそう。仕事についての話が盛り上がったり、お互いに言いたいことを言い合えたりする関係にはなれそうですが、恋愛とは少し違うといえます。
「運命の輪」は相手があなたにとって特別な存在になるというよりは、家族のような安定した関係を築くことができる可能性のほうが高いといえます。背伸びすることなく、素直な気持ちで相手と接するようにしましょう。
「節制」のカードも相性自体は悪くないものの、片思いに時間をかけてしまったり、会えない期間が続いたりすると恋愛としての発展は難しいといえます。
恋が成就する可能性は低め、脈ありの可能性30%
片思い占いで「吊るされた男」「月」「悪魔」「審判」「法王」のカードが出てしまったあなたは、残念ながら片思いが成就する可能性は低いかもしれません。
いずれも自分の言いたいことがうまくいえない間柄になってしまったり、深入りすることで傷ついたりする危険性を示すカードになります。あなたがきづけていない相手の一面があるかもしれませんので、いったん冷静になって客観的に見つめなおすきっかけを得たと捉えましょう。
相手を考え直した方がいいかも、気を付けたいカード
「死神」「塔」のカードが出てしまったときは、注意が必要です。身体だけの関係で終わってしまったり、そもそも相性自体がとても悪かったりと恋愛対象として見るのは危険かもしれません。
逆に言えば、恋は盲目状態に陥ってしまっており、相手の本質を見落としているといった警鐘をカードが示していると考えることもできます。
さて今回は「片思いを占いで読み解き、好きな人の気持ちを知る為の術」といったテーマで、タロット占いに着目しお伝えしてきました。
いままで漠然と結果だけ見てサッと終わらせてしまっていたかもしれませんが、タロットの絵柄一枚いちまいに込められた意味や注意点に改めて着目することで、違った観点から見えてくるものがあるといえるでしょう。記事では大アルカナに絞ってお伝えしましたが、興味が出てきた方はぜひ残り56枚の小アルカナについても調べてみてくださいね。
片思いを占いで読み解いた際の結果はあくまでも参考程度であり、最後はあなた自身が判断して決めるものとはなりますが、悩んでいるときのひとつの指標として参考にして頂ければ幸いです。
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