試せば何かとうまくいく!7つのポジティブ心理学

試せば何かとうまくいく!7つのポジティブ心理学
世の中、ポジティブにものを考える人と、何事もネガティブに捉えてしまう人が居ますが、一個人の人生を想えばネガティブな思考に彩られた人生というのは、不幸と呼ぶのに充分ではないでしょうか。あまり明るいニュースや出来事がない中でも、常にポジティブな思考で居た方が、より充実した人生を送れるでしょう。

また、ポジティブな心理状態であるだけで、自分の能力を充分に発揮できるということもあります。そして、ポジティブな思考をする人物は多くの人に好かれ、受け入れられやすいので、困難な場面でも助けてもらえる事が多々あるのも事実。

では、どうしたら常にポジティブな思考を保っていられるのでしょうか。普段、ネガティブな思考をしてしまう人にはその方法が分からないかもしれませんよね。そこで今日は、物事をポジティブに捉えるための心理学的ポイントをお伝えします。

ポジティブ心理学その1:他人と自分を比較しない。

「隣の芝生は青く見える」という言葉もあるように、他人と比較して自分の状況を卑下する心理があることは、古今東西で知られている。逆に自分より悪い境遇の人間と比べて、自分自身の現状を誇示することも、自分自身の価値基準が確立していない事において前者と同様である。

まずは自分自身の価値基準を持つ事が重要だ。自分にとって何が幸せで、何が不幸であるのかを知らずに、他人と比較した相対的な基準の中で一喜一憂していては、ポジティブな思考を保つ事など叶わないということだ。

 

ポジティブ心理学その2:他の人に多くを与える。

ポジティブな思考で生きるためには、その基礎となる自分自身の「存在理由」を明確にする必要がある。多くの人にとって「存在理由」が感じられる場面とは、いかなる時であろうか。

それは、人に感謝される時に他ならないだろう。人から感謝される時、自分自身の「存在理由」を強く感じることができるものである。そして、人は何かを与えられた時に、その相手に対して「感謝」の意を抱くものである。

したがって、ポジティブな思考を保つためには、その根幹となる自分自身の「存在理由」を明確にするために、人に感謝されるような行動をしなければならないということになる。

 

ポジティブ心理学その3:自分の強みを知って活かすようにする。

さらに、ポジティブな思考の根幹となる自分自身の「存在理由」を示すために、自分自身を知る事が必要になる。

自分にはなにができるのか?ひいては自分にしかできないことはあるのか?ということを考えて、自分にしかできない事を目指し活かせるようになれれば、より確固たる「存在理由」となるはずだ。それは自信にもつながり、よりポジティブな思考を支えることになるだろう。

 

ポジティブ心理学その4:より多く他の人と一緒にいる。

ポジティブな思考を持続させるには、外的な刺激が必要不可欠だ。なんのレスポンスも無いところで、自分ひとりでポジティブに振る舞っていても長くは続かない。一人で思考を巡らす時、人はネガティブ思考に傾倒しがちだ。

他人と比べるような事はないが、他人との相互作用によって自分自身のポジティブ思考を持続させる事が出来るようになるのである。一方的に感謝を受けるだけでなく感謝する相手がいてこそ、人生は充実したものになることを憶えておいて欲しい。

 

ポジティブ心理学その5:生涯にわたる目標に全力を傾ける。

他人と比べない、自分自身の価値基準を確立するために必要な事は、自分自身の生涯にわたる目標を持つ事だ。その目標は大仰なものでなくても良いが、夢物語ではない自分自身のモチベーションを喚起するものであるべきだ。

目標を持つ事によって、日々の生活する中で自分が優先するべき事が見えてくる。自分にとって何が大事で、何をするべきかが明確になる事は、ポジティブな思考を持続するためには欠かせない条件であろう。自分の価値基準と、何をするべきか?という行動原理が確立されていれば、ネガティブな思考で思い悩む事は無くなるだろう。

 

ポジティブ心理学その6:一日の終わりに良かったことを3つ書き出す。

ポジティブな思考を持って暮らすための準備をしても、急にいつ何時でもポジティブで居られるようになるわけではない。物事をポジティブに捉えるための訓練は必要だ。その訓練のひとつとして、一日の終わりにその日ポジティブに感じられたことを3つ書き出すようにしてみて欲しい。

始めのうちは、良かった事がなかなか見つからないかもしれないが、毎日続けるうちにほんの些細な事柄からもポジティブなイメージを受け取れるようになるはずである。

 

ポジティブ心理学その7:自分を肯定する。

ポジティブな思考をするために絶対に必要な事は、自分自身を肯定することだ。自分の容姿や性格について、至らない部分、直したいと思う部分もあるだろう。

しかし、そういう自分自身のウィークポイントを抱えたまま暮らしていると、それを人に指摘されたくない、隠したいと思う心理が芽生える。その、自分を肯定できずに劣等感を生じる心理は、余計に自分自身を誇示したり、取り繕ったり、むやみに他人を攻撃したりといったネガティブな行動の源になりがちだ。

よって、劣等感を生じる、自分の至らない部分も含めて自分自身を受け入れる事で、ポジティブな思考を行う事ができるようになるのである。

 

ポジティブな人生を送るための方法。いきなりすべては実践できないかもしれませんが、できる項目から徐々に身につけていくようにすれば、やがてはポジティブな思考を持続できるようになっていくでしょう。

人間、日々生活していると「むしゃくしゃ」したり、ネガティブな考えに取り付かれたりすることがあるかもしれません。それでも、このポジティブ心理学を思い出して、少しでも早くネガティブな思考から脱却できれば、より有意義な人生を送ることが出来るようになります。

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