学校のテスト勉強や試験勉強など、やらなければいけないのにやる気が出ない時ってありますよね。勉強のやる気を出すことができればテストなども全く怖くないのですが、どうしてもやろうという気になれないことはよくあることです。
自分の興味のあるものだけであれば自発的に勉強できるのですが、特に興味がないものなどは嫌々勉強することとなり、なかなか先に進みません。しかし勉強のやる気が出ないと成績や今後に関わりますので、何とかしてやる気を出すようにしたいものです。
実はそれはちょっとの工夫でできるものと言えるでしょう。難しく考える必要はありません。そこで今回は、どうしても気分が乗らなくて勉強がはかどらないときに、やる気を出す方法をお伝えします。
まずは5分だけ机に向かってみる
勉強をやる気にならないという時の理由に、本人の頭の中で「めんどくさいし難しいし」などという先入観があるからという時があります。最初から「やりたくないもの」とイメージしている事が原因と言えます。
しかしよく考えてみると、勉強は誰かに「毎日3時間、必ず20ページ進めること!」というように強制されているわけではありません。頭に入れるべき範囲内のことを勉強すればよいわけですよね。
勉強に限らず家事や仕事でも、取り掛かってしまうと集中し始めることはよくあることです。「まあ騙されたと思って」という感覚で5分だけのつもりで勉強に取り掛かってみましょう。
気づいたら波に乗ってやる気を出すことにつながることもあるでしょう。
目標は細かく設定する
始めに勉強は範囲内のことを頭に入れると言いました。その範囲内をそのまま目標にしてしまうと勉強がはかどらないでしょう。「来月までにこの一冊の本の内容を暗記する」となれば、先が遠くてやる気が無くなってしまうのです。
しかし「一日5ページずつ進めていこう」となれば単位が小さくなり、それなら簡単だと思ってやる気を出すことができます。結果的には一か月で本一冊になれば良いので、目標は細かく設定しておいた方がはかどるのです。
勉強するときは集中できる環境を作る
勉強のやる気を出すにはその環境もとても関わってきます。集中するためにはそれを阻害するものを近くに置かないようにすることも大切なのです。
今ではちょっとしたときにでもつい見てしまうスマホですが、近くにおいておけば常に気になって勉強に集中できません。勉強の時だけでも離れた場所に置いておきましょう。
また、テレビの音が聞こえる場所や子供たちが賑わっているような場所も、気が散ってしまい集中できませんよね。そして、勉強する机も整理してあるとやる気を出すことに繋がるでしょう。
家にそのような環境が作れればそれが一番良いのですが、どうしても難しいときは図書館に行くなどの場所を変えることも良いです。
そもそもの勉強の目的を知る
勉強と言うと「やらされている」という感覚からやる気が出せないことに繋がります。しかしそもそもなぜ勉強するのかを考えてみましょう。
そう考えれば「やらされている」ではなく「やるべきこと」となりやる気を出すことができるでしょう。勉強は自分のためにやることなのです。
疲れているときは思い切って休む
勉強するときに気を付けなければいけないのは、疲れていたり眠いときに無理して頑張ろうとすることです。しかしそれは良くないことであり、そのような時は思い切って休んでしっかり睡眠をとりましょう。
疲れがたまっているときに勉強しても頭には入りません。そこで無理やりやってしまうことで「勉強は辛いもの」と自分にイメージさせることになります。それでやる気が出るわけがありませんよね。
体調は万全であるほうがやる気を出すことができます。疲れていたり眠いときはしっかり睡眠をとって休みましょう。
勉強のやる気が出ずにはかどらない状況の方は、考え方を少し変えてみるとやる気を出すことができるのです。言われたからやるものではなく自分のためにやること、それが勉強なのです。
つまり強制的でもなく、自分の将来の喜びや成功のためにやることと言えるでしょう。それを理解することができただけでもやる気を出すことができるのです。
大きな目標は結果であって、小さな目標を日々立てながら勉強していけば、そんなに辛いと思うことも無いでしょう。辛くなければやる気を出すようになるのです。勉強の考え方をちょっと変えれば、勉強ははかどるものと言えるのです。
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