やりたくない仕事をするのは本当に苦痛ですよね。これは新人に限らずベテランの社員にも言えることで、仕事というのは大抵どんな会社においてもやることは1つではないため、その時の状況次第では興味がなくてやりたくない仕事を頼まれることもあります。
とは言え、その都度サボるわけにもいかないですし、やりたくない仕事が回ってきたからといって会社を辞めていてはキリがありません。このため、やりたくない仕事でも我慢して取り組まなければならないのです。
さて、ここでちょっと発想を変えてみましょう。やりたくない仕事を我慢してやるのではなく、どうせやるなら楽しんでやってみることを考えてみるのです。そして、考え方次第でそれは充分に可能です。そこで今回はやりたくない仕事に楽しく取り組むコツをお伝えします。
本気で一生懸命やってみよう
やりたくない仕事も本気で一生懸命やることで、思わぬ楽しさを発見することがあります。例を挙げて説明すると、例えば事務仕事をしているあなたが急遽営業の手伝いに行くことになれば、今回のテーマどおりやりたくない仕事を任せられて苦痛な気分になるでしょう。
営業とは契約をとる仕事…でもそれは単なるイメージであり、本気で一生懸命やることによってイメージしていなかった仕事内容も見えてくるのです。車で移動する、会話して交渉する、クライアント回りのルートを考える…これらはどれも営業の仕事の1つです。そして、仮に車の移動が楽しいと思えたなら、それは普段の事務仕事では得ることのできない楽しさを感じられます。
つまりやりたくない仕事でも本気で一生懸命こなすことで、その仕事の中に自分が楽しいと思えることが見つかる可能性があるのです。
楽な気持ちで臨んでみよう
やりたくない仕事を任せられた場合、状況的に考えてそれはあなたの本職とは異なります。言ってみれば一時的な応援のようなものであって、ハッキリ言ってしまえばその仕事においてあなたはそこまで高い戦力にはなれません。
最もそれは会社も分かっていることですから、あなたに過度の期待はしていないでしょう。だからこそ、あなたも楽な気持ちでその仕事に臨めばよいのです。
元々の職場ではあなたにとってそこの仕事が本職ですから、手抜きすることはできないですしミスをしたら叱られます。しかし、一時的な理由でやりたくない仕事を任せられた場合は本職の時ほど気合いを入れなくてもよいのです。もちろんこんな考えを上司に言ってしまえば不快にさせるだけですから、このことは心の中にそっと秘めておきましょう。
不純な楽しみを探してみよう
やりたくない仕事の中で楽しさを見つけるには、やりがいや成果といった立派な楽しみを求めてはいけません。そもそもやりたくない仕事なわけですから、普通に考えてやりがいもなく成果にも興味がないというのが大抵の人の本音です。
そこで、求める楽しみのジャンルとして「不純な楽しみ」を探してみてください。例えば男性の場合、その仕事の中で「かわいい女性社員がいる」、「女性社員の胸の谷間が見えそう」なんて楽しみを見つけてもよいですし、女性の場合は「スマホに触れるスキがある」などの息抜き的な楽しみで構いません。
例え不純な楽しみでもそれが普段の仕事では絶対にない楽しみなら、やりたくない仕事をすることにも楽しさを感じられるのです。
チャンスだと解釈しよう
普段とは違うやりたくない仕事を任せられるというのは、社会人として1つの大きなチャンスです。色々な仕事ができるようになればその会社の中でのあなたの価値は確実に上がりますし、価値が上がることは給料にも出世にも繋がります。考えてみると、いくら仕事の才能がある人でも職場でそれを発揮する機会がなければ出世はできません。
つまり出世したくてもできないのです。そう考えると、やりたくない仕事をやるだけでそれが出世に繋がるというのは実にラッキーなことなのです。やりたくない仕事を任せられた時にはそれをチャンスと解釈し、ただやりたくない仕事をするだけで出世できるなら安いものだと思ってください。
そう捉えることでやりたくない仕事への苦痛は消えますし、出世に向けたステップアップと考えると楽しさも感じるでしょう。
やりたくない仕事に楽しく取り組もうと思うなら、まずはその仕事を一生懸命やってみてください。そうすれば仕事の中で自分に合ったことが見つかり、それがやりがいという楽しさに繋がることがあります。
また、明らかにそういう楽しさが得られそうにない時はいっそ気楽に気持ちで仕事に取り組みましょう。本職と違う仕事を任せられたのであれば、普段ほど戦力を意識する必要はないからです。気楽な気持ちで仕事をすれば疲労も少なく、楽な仕事に感じて余裕も出てきます。
さらに、どうしてもつまらない仕事に対しては従来の仕事同様の楽しみではなく、人には言えない不純な楽しみを探すのもおすすめです。そして真面目な意味で締めると、やりたくない仕事を任せられるのはあなたにとってチャンスでもあるのです。
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