元気一杯な挨拶をする人が好かれる9つの理由

元気一杯な挨拶をする人が好かれる9つの理由
なにげなく使っている挨拶。世間的な“きまり”とあなどってはいけません。その効果や力は意外に大きいものなのです。今回はそんな挨拶、元気一杯な挨拶をする人が好かれる9つの理由についてお伝えします。

コミュニケーションのきっかけ

なにげなく使用している挨拶は相手とのコミュニケーションをとるうえで欠かせない話をはじめる前の「きっかけ」をつくってくれるものです。

文字や動画を中心としたコミュニケーションが発達する現代において、リアルなコミュニケーションはますます重要になってきています。

その最初のきっかけが挨拶です。挨拶には相手の心を開かせる効果があるのです。特にこちらの方から率先して行う挨拶は非常に重要です。

あるアンケートで「嫌いな人から挨拶されたら」という質問に対して過半数以上の人達が「その人に対してのイメージが良くなった」と回答しています。

挨拶する場面になったら自分から率先して挨拶を行ってみてください。

 

感情の切り替え

人は喜怒哀楽などいろんな感情を表現する動物です。しかし、その時感じたことをそのまま表せないのが人間社会でもあります。

例えば仕事などでも自分の嫌いな人ともコミュニケーションをとりながらミッションを遂行していかなければいけないことは多いいでしょう。

そんな時に気持ちをスムーズに切り替える方法を自分自身で作り上げて持っておかなければいけません。その気持ちの切り替えを挨拶によって行う方も多いようです。

 

礼儀だけではなく気持ちを乗せる

挨拶はよく入れ物にたとえられます。礼儀やマナーなどで行う挨拶はただの箱です。箱を贈られても中身がなければ相手の心には響きません。

その箱の中に感謝の気持ちや尊敬の念。行為の気持ちを入れて相手に届けましょう。そういう気持ちで行う挨拶は自然と声やお辞儀などもついてきて相手に伝わる挨拶になります。

 

挨拶にそえるもの

コミュニケーションには、言葉などの言語的表現と表情やしぐさなどの非言語表現とがあります。

挨拶は重要ですが単に言葉だけならコミュニケーションは半分(言語的表現のみ)しか使われていないことになります。挨拶をするときにはぜひ、表情やしぐさにも気を配りましょう。

その時、ポイントになるのが笑顔です。人間は本能でこの笑顔を見て敵か味方かを判断する習性があります。

良好なコミュニケーションを相手と築きたいなら笑顔は必要不可欠なアイテムです。笑顔を構成する口角筋は緊張すると、またたくまに影響を受け、うまく動かなくなる筋肉です。

日ごろから鏡などを活用し頬のあたりをマッサージしながら笑顔を練習しておくのもいざという時に役に立ちます。

 

口下手の特効薬

リアルコミュニケーションが苦手だったり、口下手・話下手の人にとって挨拶はその改善にも一役かってくれます。

このような方は、相手との会話に対して緊張感や恐怖感をいだいていてなかなか話のきっかけをつかむことができません。

また、唐突に話を切り出してしまったら相手もビックリしたり、警戒したり、引いてしまう可能性があります。それを防止するために挨拶があります。

挨拶には自分の存在をまず相手に伝える。という効果と「自分が話をするよ。」と相手に知らしめる効果があります。緊張や恐怖感に負けないで心のこもった挨拶をまずしてみましょう。必ず相手にしっかりと伝わるはずです。

 

目は口ほどに

非言語コミュニケーションの中で笑顔よりももっと重要なのは目です。昔から「目は口ほどにモノをいう」といわれていますが、もしかしたら目よりもおしゃべりかもしれません。

つまり、目は人の感情(心理的な反応も含めて)が最も現れやすい場所という認識を持っておきましょう。

挨拶の際に相手に目を向けないということは握手の手をだしていてもいざ相手が手を伸ばして来たら引っ込めるようなものです。

ただし必要以上に凝視してしまうと相手に緊張感を与えてしまいます。失礼な行為と思われてしまう場合もあるかもしれません。そのような時は、相手の目より少し下の鼻先をみていると良いでしょう。

 

挨拶をかえしてもらうヒント

せっかく挨拶したのに相手から返事がなかったという場合があります。落ち込んでしまいますが気にしても仕方がありません。

もし、気になる場合は挨拶に一工夫してみましょう。職場や人が多いところでの挨拶は大勢に向かってすることが多かったり、いたるところで行われる可能性があり、自分に対して発せられたものとは思わずにスルーしてしまう場合が生じてしまいます。

そんな時は、「おはようございます」だけではなくて「○○さん」と名前をセットにしてみましょう。「○○さん、おはようございます。」と言ってみるのです。

挨拶はキチンと相手に届いてこそ効果があります。この方法は、普段反応が薄い人にも効果的ですのでぜひ試してみてください。

 

挨拶をされた時のヒント

相手より先んじて挨拶をすることが重要ですが、もし出遅れてしまったら(相手に先に挨拶されてしまったら)「しまった(先にあいさつされたか)」という表情は相手に誤解を与えるかもしれないので注意が必要です。

挨拶を受けた場合は、すみやかに受けた挨拶以上の元気さと笑顔や表情(態度も重要)で相手に挨拶をかえしましょう。一度、うなずいてから言い始めてみるのも効果的です。

 

継続は力なり!

本来、挨拶に効果を求めてはいけません。挨拶は自分の気持ちを表現するものなのです。

しかし、うまく行かなかったり相手からよい挨拶がなかったりすると気持ちがくじけてしまいます。でも途中でやめてはいけません。

「継続は力なりです」そのような時期を乗り越えてこそ挨拶が自分の武器になると信じてより挨拶に気持ちを込めてみましょう。

 

さて、挨拶のポイントは、先んじて挨拶することと表情にあります。また、挨拶はただの箱。中に気持ちが入っていないと、いくら相手に届いても相手は何も感じません。

ぜひ今回紹介した内容を参考に挨拶を効果的な武器にかえてみましょう。

コメントをお書きください

タイトルとURLをコピーしました