悲しい別れを、懐かしい思い出に変える5つのステップ

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この様な事を言っては身もフタもないかもしれませんが、人は死ぬときは一人です。いろんな人と出会い、よりそい、そして別れていきます。その別れの中には悲しいものもあるかもしれません。今回は悲しい別れを思い出に変えていく方法を紹介いたします。

感情をつづろう

辛い別れを経験した時には、その時の気持ちや感情をノートに書いてみましょう。日記をつけている方はその日記に、一緒に記載してみても構いません。(日記をつけていない人は毎日でなくても構いませんので試してみましょう。)

とにかく、自分の感情を書いてみるのです。楽しい出来事や嬉しさは自分の中にしまっておいても問題はありませんが、悲しい経験はため込んでしまってはいけません。文章にして吐き出すことで冷静になって客観的にその別れをみられるようになりますので、整理できて他の人にその体験を話すときにも相手に伝わりやすくなります。

 

とにかく思いっきり泣こう

泣くことはカッコ悪いことだという思いから我慢してしまう人も多いようですが、泣くことは笑うことより、ストレスを軽減させることが最近の研究で分かってきました。涙はストレス成分を低下させる効果があるのに加え、脳の血流が増加し「リラックスを管理する神経」である副交感神経を刺激して活性化させます。

また、一定のリラックス効果がでた後は、人のやる気を作り出すといわれている「セロトニン神経」を活性化させてくれるので、泣くという行為のメリットは非常に高いといえます。気持ちを吹っ切るためにも1度は泣いてみることです。その時は“まぶたケア”を同時にしてみるのも良いかもしれません。

どうしても泣いてしまうと、まぶたが腫れぼったくなってしまいます。ですので、シッカリ泣いた後は、紅茶を飲んで(紅茶には鎮痛効果があります)そのティーパックを軽めに絞ってまぶたの上に乗せてみましょう。腫れぼったさを予防してくれるはずです。

 

思い出すことへの準備をしよう

どの様な思い出でも、フトしたキッカケから思い出してしまうことがあるものです。特に悲しい別れなどは、意識下から半ば強制的に封じ込めようとしてしまう分、思い出してしまった記憶に、対処がつかず戸惑いがちになってしまいます。まずは、どんな思い出でも自分の大切な体験。

思い出すことがある事を認識しておきましょう。恋愛の別れの場合、思い出したときは当時の感情まで思い出してしまうと、相手や自分に対してどうしようもない(解消が難しい)ストレスがかかってしまいますので客観的に見ることが必要です。あの頃と、今の自分とでは何が成長したかを確認しながら思い出してみると負担が軽減されるかもしれません。

死別などの大切な人と別れた記憶を思い出した場合は、その記憶によりそってみましょう。思い出して悲しくなったらまた泣けばいいのです。但し、悲観的な涙でなく思い出をいつくしむ涙にするようにしてみることを心がけましょう。

 

身体的に立ち直るために

人は悲しい別れを経験して立ち直なおろうとするとき、別れた人を無意識に思い慕う気持ちなどを中心とした、わきおこる感情や情緒に心が占有されてしまっていることに気がついて、この状態をなんとかしようと努力します。この2つの相反する思いに心が、揺れ動いて何ともいえない不安定な状態を心身ともに経験します。

この時、改善を意識しやすいのは身体的反応の方です。特に睡眠と食事には十分に気をつけてみることです。自律神経系の不調を中心に不眠傾向が続くかもしれませんが、睡眠導入剤利用なども視野に不眠を解消させていくことが必要かもしれません。

 

息抜きを用意しておこう

“息抜き”といえば誤解してしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、悲しい事柄にいつも真正面から受け止めて、向き合ってしまっていては心のほうがもちません。適度に考えない時間を徐々にでも(積極的に)作ることが必要です。

今までの日常を滞りなくより集中して行ってみることも必要かもしれませんが、新しいこと・やってみたかったことにチャレンジしてみることも重要です。ですが、イザとなってから思い出すのは一苦労ですし、頭がそこまで回らないのが現状です。

ですので、予めノートか何かに書き出しておく事をお勧めします。悲しいときは、心も沈んだ状態ですが自分にはこんなにも興味があることがあったんだ。などと再認識する効果もありますので、是非書き出してみましょう。そして、思い切って実行してみることです。

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