本当に辛い時、人に相談するとスッキリする５つのワケ

どんな人でも、生きていれば悲しいことや辛いことがありますよね。それは、どんな偉人と呼ばれる人でも、ポジティブな人でも同じです。そういう時に、誰かに話を聞いてもらうだけで、気分がすっと楽になった、すっきりした、という経験はありませんか？

全部吐き出して、聞いてもらい、時にはアドバイスをくれたり、励ましたりしてくれる友人がいるのなら、あなたはとても幸せ者です。

どうして、辛い時に人に話を聞いてもらうと気分が楽になるのでしょう？　すっきりした気持ちになって、「さあ、また明日から頑張ろう！」と意欲がわいてくるのは何故でしょうか？そこで今回は、辛い時に人に相談すると、何故すっきりした気分になれるのかをお伝えします。

蓋をしている自分の気持ちを解放しよう

まず、あなたが本当に辛い時、悲しい時、苦しい時、その気持ちに蓋をして無理に明るくふるまう必要はないのだ、という事を忘れないでください。もちろん、明るく元気にポジティブに生きていけるなら、これほど楽しい事はないでしょう。

しかし、自分の気持ちに蓋をしてはいけません。それはかえって、辛い気持ちや悲しい気持ちを増長させてしまい、あなたはそこから一歩も前に進めなくなってしまうからです。

こういう時に、話を聞いてくれる人が身近にいるのなら、是非その人に話を聞いてもらいましょう。多少話が支離滅裂でも、混乱していても構いません。とにかく、蓋をしていた感情を解き放って全てを吐き出す気持ちで聞いてもらうのです。

素直に、正直に自分の気持ちを伝えよう

自分の気持ちを正直に話すというのは、実は難しい事です。誰にでも見栄やプライドがあり、それはプラスに働く時もあるのですが、こういう感情をさらけ出したい、とにかく吐き出したいという悩み相談の時は、そういう見栄やプライドは捨ててしまう勇気を持ちましょう。

何もかも正直に吐き出してこそ、あなたは前に進む気持ちになれますし、だからこそ話し終わって「すっきりした！」という解放感が得られるのです。

ですから、あなたが心から信用できる人がいるのなら、その人には全てを打ち明けるぐらいの勢いで、自分の辛い気持ち、状況、考えをぶちまけてしまいましょう。もし、そんな友人はいない、誰にも相談なんか出来ない、と思っているとしたら、それは間違いです。

確かに、あなたが心から信用できる人は周囲にはいないかもしれません。しかし、それは「あなたがそう思っている」だけで、あなたが心から求めて、現れると信じて期待すれば、必ずそういう人があなたの目の前に現れてくれます。

相手の言葉を素直に受け止めよう

あなたの話を聞いて、相手もあなたに何か伝えようとするでしょう。励まそうと元気づけてくれたり、一緒に憤慨してくれるかもしれません。そして、時にはあなたにとって耳の痛い事を言うかもしれませんね。しかし、どんなに耳が痛くても「それは受け入れられない、間違っている」と思ったとしても、一端は心の中におさめてみましょう。

人にはそれぞれ事情があり、だからこそ意見も様々です。だから「こういう考え方もあるのか」と前向きに捉えましょう。もしかしたら、その耳の痛い意見は的を得ているかもしれません。その事を忘れないで、相手の言葉に耳を傾けましょう。

相手も、あなたの話に耳を傾けてくれているのですから！そう思うだけで、あなたは少し心の荷物を下ろすことになり、ほっとするでしょう。