引き寄せが大ブームになってから随分になりますが、いまだにその人気は衰えていませんよね。引き寄せに関する新しい本が次々に出て、インターネットでも紹介されています。それくらい、幸運を引き寄せたい人が多いということなのでしょう。
幸運を願うのは人の常、思うだけで引き寄せられるなら・・・と思う人は後を絶たないようです。実際に、引き寄せで幸運が手に入った、思いがかなったという人たちの声も耳にします。
一方で、引き寄せをしてるんだけど効果が出ない、解説どおりにやっているのに幸運を引き寄せられないという人たちの声も聞きます。この違いはどこから来るんでしょう?
実のところ、引き寄せが上手く出来ていない人の多くは具体化の出来ていない人たちです。この点を改善すると、実現力がアップします。ということで今回は、正しい方法で幸運を引き寄せて人生を好転させるためのポイントをお届けします。
幸運を引き寄せるには、細部まできっちり具体化する
引き寄せをしているのに理想が具現化しないという人の多くは、具体化がしっかりできていません。引き寄せで大切なのは、具体的に思い描くことです。具体的に想起して、初めてその「物」が近づいてくるのです。具体化ができていないと、実現もしません。
普段の買い物を考えてみましょう。お店に行って物を買うとき、物の名前を告げますね。物の名前が分からないときは、これこれこういうものを探していますと説明します。靴を買いに靴屋さんに行くとします。はっきり買いたい靴が決まっている場合は、その名前を告げれば早いですよね。
たとえば、「ナイキのスニーカーが欲しいんですけど」といえば、店員さんがナイキのコーナーに案内してくれるでしょう。自分の欲しい物を探せば良いのです。
さらに、そこで「ナイキのエアマックスが欲しいんですけど」といえば、店員さんがエアマックスを出してくれます。そうなると、もっと買い物が早くなりますね。
引き寄せをするときも要領は同じなのです。
たとえば、お金がほしいと願っても、あまり効果はありません。どういう形でお金が手に入るか、どういうお金が欲しいか、幾ら欲しいか、誰から欲しいかといった細かい点まできっちり想定してください。そうすれば、事態が動きやすくなりますので、引き寄せの効果も高まるのです。
具体化を徹底して引き寄せを進化させよう!
さらに一歩進んだ引き寄せをしていくには、具体化を進化させることです。たとえば、行事や出会いを引き寄せるときには、日にちや時間、場所、一緒にいる人まで細かく設定していきます。
靴屋さんでの買い物の例に戻ると、お店で店員さんに欲しい物を告げる際、メーカーとスタイルだけではなく、サイズを告げ、カラーを告げると、さらに早く、正確に、品物を手に入れられますよね。そんな感じで、引き寄せたいものの像を膨らませていくのです。
引き寄せは、お金ではなく、想像で購入する買い物のようなものだと思ってください。店員さんに品物の内容を告げる代わりに、自分の内部で引き寄せる品物を告げるのです。欲しい商品の内容を明確にすればするほど、店員さんは早く品物を持ってきてくれますよね。
それと同じように、自分の内部で引き寄せる品物を明確化すればするほど、引き寄せ力は強まるのです。
婚活中の男女がよく、結婚を引き寄せたいといいますが、結婚を引き寄せられる人と引き寄せられない人との違いは、結婚を具体的に想定できているかいないかの違いです。
結婚の将来像をまったく描けていない人は、「結婚したい」「結婚したい」と願っていても、具体像が伝わらないため、結婚にはいたりません。結婚や就職といった曖昧な対象こそ、引き寄せたいときには具体的な絵を描いておきましょう。
引き寄せノートをつくるといっそう具体的になる!
引き寄せたいものを具体化するのに効果的なのが、引き寄せノートの作成です。具体化の苦手な人には特に効果的ですので、是非一度つくってみましょう。
引き寄せノートは単調な文章だけで網羅的に表現しても効果がありますが、できれば、心にあるまま文章に書き出し、そこに絵を添えるといっそう効果的です。
文字や絵にすることで自分の内側にあった引き寄せ対象が、自分の外に出る形になります。引き寄せたい対象を自分の目で見ることができるのです。自分の目で見てみると、欠けている情報が分かってきますので、そこを補っていくと、引き寄せ対象に段々近づいていくのです。
お勧めは、まず、引き寄せたいものの内容を箇条書きにしていくこと。どういうものが欲しいか丁寧に書き出していくことで、そのものの輪郭をはっきりさせることが出来ます。その次に、それらの内容を文章化し、絵を加えていきます。
たとえば、結婚を引き寄せたいのなら、結婚したい相手、結婚したい場所、結婚したい日にち、結婚したい式場、結婚式に呼びたいゲスト、結婚式に着たいドレス、結婚式の料理などを全部書き出していきます。結婚後の新居、結婚生活などについても書き出しましょう。
その次に、それらの情報をまとめて文章を作り、絵を描いていくと、引き寄せ対象が肉付けされます。箇条書きによって骨組みがつくられ、文章化によって血肉が備わる感じですね。引き寄せノートは自分自身楽しんでつくれますので、是非試してみてください!
引き寄せのコツは、具体化にあります。特に、日本人は具体化の出来ていない人が多く、効果が上がらないという人の多くが具体化で躓いています。逆にいえば、具体化さえ適切にできるようになれば、引き寄せの効果は大幅にアップするのです。
具体化をするときは、段階的に詳しくしていくことです。お店での買い物を想定しながら、どういう風に表現したら店員さんが正しい品物を持ってきてくれるか考えてみてください。曖昧な事象を呼び寄せたいときほど、細かく設定していくのが効果的です。
具体化のひとつの方策として、ノート作りがあります。最初は箇条書きにして欲しいものの輪郭をはっきりさせていきます。その後、文章にしたり、絵を付け加えたりすると、いっそう引き寄せ像が明確になってきます。具体化の苦手な人は是非一度つくってみてください!
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