つい食べ過ぎてしまう、そんな経験ってありますよね。肥満や病気など、食べ過ぎは身体に様々な問題を引き起こす要因になると分かっていつつも我慢できずに食べ過ぎてしまう…それが人間というものです。
ただ、だからといって放っておくと後に大問題に発展しかねないため、食べ過ぎを自覚している人は何らかの対処が必要です。
そして対処方法を考える上でポイントになるのは、そもそもなぜ我慢できずに食べ過ぎてしまうのかを知ることです。これは何事に対しても言えることなのですが、問題を解決にはまず問題の原因を知らなければ対処できません。
つまり今回の場合、食べ過ぎてしまう理由からその原因を探り、そこから対処方法を考えるのがベストです。そこで今日は我慢できず食べ過ぎてしまう理由とその対処についてお伝えします。
ストレスによる食べ過ぎはストレス解消法を改善する
最もありがちなのがストレスが原因での食べ過ぎです。正確に表現すれば、これはストレスが溜まることが直接食べ過ぎに繋がるわけではなく、食べることをストレスの解消法にしているために起こる問題です。と言うことは、食べる以外のストレス解消法を見つければ食べ過ぎることもなくなります。
ストレス解消法は人によって様々ですが、趣味のように格好つける必要はありません。例えば銃をガンガン撃ちまくるゲームに没頭するのもいいですし、大の字で昼寝をして気分よくなるのでもいいでしょう。
ストレス解消法の基本は一般的に運動や趣味で楽しむことが挙げられます。しかし、そんなマニュアル通りのストレス解消法でなくてもいいのです。
前述の例で挙げたようなとても人には見せられない方法でも構わないので、とにかく食べる以外のストレス解消法を見つけてください。ストレスという点から考えると、爽快で気分がよくなる行為を考えるといいでしょう。また、いつでもできるという点を考慮して1人でもできるストレス方法がベストです。
ダイエットによる食べ過ぎはダイエット計画をしっかりと立てる
無計画で中途半端なダイエットは逆に食べ過ぎの原因になります。ダイエットというのは急遽思い立つもので、ある日突然「今日から食事を控えよう」と考えるパターンはよくあります。
しかし、こうした無計画なダイエットをすると長続きしない上に空腹が我慢できなくなり、結果的に食べ過ぎてしまうのです。これは特に衝動的にダイエットをする人に起こりがちな問題です。対処方法としてはしっかりと計画を立てたダイエットを実践することと、ダイエット方法の選び方に考えることです。
ダイエットは一度の効果よりも継続することが大切です。このため、単に消費カロリーの数値だけに注目してダイエット方法を選ぶのでは止めましょう。続けられる方法かどうか、これがダイエット選びで一番重要なポイントです。
無理のないダイエットをすれば我慢できないほど空腹に陥ることもないですし、一定の成果が出た後のリバウンドも心配ありません。ちなみに、食べないダイエットよりも食べて動くダイエットの方がおすすめです。食べないダイエットでは確実に空腹を感じるため、意志が弱い人はそこで我慢できずに食べ過ぎてしまいます。
早食いによる食べ過ぎはよく噛むことを意識する
意識しているわけではないのに早食いをしてしまう人がいます。これは仕事が多忙で食事の時間に余裕のない人にありがちな特徴で、会社で急いで食事をすることで早食いが習慣になってしまうのです。
そして、早食いは食べ過ぎの要因になります。早食いするとよく噛まずに食べてしまうため、満腹感を得られないという問題が起こります。
満腹感を得られないからもっと食べようとする…これが早食いで食べ過ぎに陥るパターンです。これを改善するにはまず早食いするクセを直すことが最優先です。基本はゆっくり噛むのを意識することで、よく噛んで食べていれば早食いはできなくなるでしょう。会社での昼食は致し方ないとは言え、せめて自宅での夕食はゆっくりとよく噛んで食べるようにしてください。
ちなみに、よく噛めるようになるコツもここでお伝えしておきます。まず極端な空腹状態に陥らないことで、お腹が空いた状態の食事ほど人間は急いで食べる特徴があるのです。
また、食事の時間が余裕がないとどうしても急いで早食いになってしまうので、食事の時間はできるだけ余裕を持って確保するようにしてください。そうすれば落ち着いてよく噛めるでしょう。
このように食べ過ぎる理由はいくつかあり、それぞれ対処方法も全く違います。あなたが食べ過ぎを自覚しているならなぜ食べ過ぎてしまうのか、普段食べ過ぎる場面を想像してその原因を考えてください。
あくまで一般論ですが男性の場合は早食い、女性の場合は無計画なダイエットの影響やストレスが原因になっている傾向があります。
食べ過ぎるからには必ず理由がありますし、理由が分かれば対処方法も見えてきます。ただ控えようと我慢するのではなく、ここでお伝えしたような食べ過ぎの理由とその対処をそれぞれ考えないと、いずれまた食べ過ぎてしまうでしょう。
食べ過ぎは単に肥満に繋がるだけでなく思わぬ病気を招くきっかけにもなるので、明日からでも早速原因と対象方法を考えてください。
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