仕事や人間関係、恋愛関係で嫌な事があるとストレスが溜まり、それを発散する為に、食べ物に走ってしまう人は多いのではないでしょうか。食べても食べても、まだ食べ続けてしまう・・・・。
それは、いわゆる、「過食」というものです。あなたには今までそんな経験はありませんか?私の話に、ちょっとだけお付き合いください。私は以前、職場での顧客対応(顧客対応はほんっとに大変ですよね)や上司との関係で、大変なストレスを抱えていました。
会社に行くのが本当に嫌で、でも生活の為に辞める訳にもいかず、毎日イライラしたり、憂鬱な気分で過ごしていた時期でした。
そして、そのイライラ感を発散させる為に、職場から家に帰る途中でコンビニやスーパーで大量のお菓子やお惣菜を買い、夕ご飯の後にお腹が一杯にも関わらず、食後や就寝前に食べていました。
スナック菓子やチョコレート、お惣菜のお好み焼きやたこ焼き、ジュースやエクレアやシュークリームetc.…今振り返ると、なぜあんなにご飯やお菓子を一度に食べられることができたかが不思議な位です。
よっぽど、ストレスを溜めていたのでしょうか。ついつい嫌な事があった日は、普段買わない様なお菓子を大量買いして、理性を忘れて食べていました。食べ終わった後には胃がもたれて自己嫌悪です。
しばらくすると、お肌も荒れてきて、口内炎がたくさんできてしまいました。口内炎も痛いし、過食を辞められない自分にも自己嫌悪です。やっと、「このままではいけない!」と心を入れ替えました。
そこで、今日はストレスで過食をしない為に、私が徹底して行っていた事をお伝えします。ストレス解消法について私なりにリサーチし、自分が無理なく続けられた、ストレスによる過食から抜け出すことができた方法です。
お気に入りのハーブティーを見つける
料理やお菓子を食べ過ぎるのではなく、お気に入りのハーブティーを見つけて、ほっと一息つきながら食事の後に飲むようにしました。紅茶、緑茶、コーヒーはカフェインが多いので避けました。
ハーブティーを何杯か飲む事で気持ちが安らぎ、またお腹も水で一杯になることで、過食が抑えられました。
ただし飲み過ぎが注意なハーブティー、(例:ローズマリー、ヤロウ、エキナセア)もありますし、妊娠中や授乳中、高血圧の人は、注意が必要な場合も考えられますので、事前に確認してくださいね。
個人的には、カモミールティーが安眠、リラックス、疲労回復に作用するし、香りも良いのでおススメです。あとはハトムギ茶にもはまりました。
豪華一点主義をポリシーとする
食事を食べ過ぎたり、安いお菓子を大量に買って食べたりするのではなく、「豪華一点主義」に移行しました。贅沢で良い物を自分にプレゼントしてあげることで、何だかテンションも高まってウキウキします。
ストレスが溜まり、過食に走りそうになったら、近くのデパートのスイーツコーナに出向いて、芸術的なスイーツをチェックしてみましょう。たくさんの芸術的なスイーツを見るだけでも感動ですし、そこで自分にプレゼントしたいスイーツを見つけたら、ぜひご褒美として買ってみて下さい。
私は、ポテトチップス5袋よりも、美しいケーキ1個で心が癒されました。(もちろん、ポテトチップスもたまには食べたくなりましたが・・・・)
運動する
会社の後に、ジムに通ったりプールへ行ったり、またはジョギングやウオーキングなどで、体を思いっきり動かしましょう。私はジムに通うお金を捻出するのが難しかったので、公共の屋内プールに行って泳ぐようにしました。
肉体的疲労をすることで精神的なストレスがだいぶ緩和されて、過食を抑えることができました。
映画を見る
映画の世界に没頭する時間を定期的にとりました。特に週末など、時間が多くある時、ついついやる事がなくて食べ物に走りそうな場合は、映画鑑賞は良い方法です。
夢中になれるようなドラマシリーズや、映画であれば3部作などがお勧めです。私は「指輪物語」や「マトリックス」に夢中になっていました。
読書をする
今日は運動したくない、映画を見るのも億劫だし、そもそも見たい映画がない、という人には、読書をおススメします。読書といっても、純文学作品を読む必要は全くありません。
昔読んだマンガや、今気になっているマンガでもいいのです。女性でも1人で入れる綺麗なマンガカフェも多くなっていますし、気分転換にいかがでしょうか。ドラマ化されたマンガは親しみもあって、特に夢中になって読んでいました。
バスタイムを充実させる
ストレスを感じたら、お風呂にゆっくり浸かって心と体の疲れを癒しましょう。夜、あまりにも疲れてお風呂に入れなかったら、朝風呂をしましょう。そしてただお風呂に浸かるのではなく、お風呂には特別な入浴剤や岩塩、または日本酒などを入れて、お風呂パワーをアップさせましょう。
私はシャワーではなく、お風呂に入る事を徹底して行っていました。お風呂に入る度に、「ああ幸せ〜」と声に出していました。
過食をしていない今でも、ヒマラヤ岩塩を入れてお風呂に入っています。
お気に入りの食器を使う
私の場合、食事を食べ過ぎるというよりは、食事の後のお菓子の量がすごかったです。そこで、お菓子を食べるときは、必ず食器に盛ってから食べるようにしました。
お皿洗いが増えるので面倒かと思うかもしれませんが、食器に盛る行為がワンクッションとなりますし、そもそも食器に盛る事で、どれくらいの量を食べているかが明らかになりました。特にお気に入りの食器を使うと、それだけでハッピーになれました。
過食した自分を責めない
ついつい過食してしまった後は、決して後悔してはいけません。過食した後は、「今の自分にはどうしても必要だったからしょうがない」と思いましょう。
後悔することでまたそれがストレスになってしまってはいけません。
「ないないルール」を無視
「食べない」「買わない」「コンビニ行かない」といった否定のルールは、一切無視しました。「ないないルール」をたくさん作ってしまうと、それを守れない場合は自己嫌悪になり、そのルール自体がストレスです。
そもそも、コンビニに行って商品チェックするのは、それだけでも気分転換でしたし。「ないないルール」を作らない代わりに、自分を喜ばせるような行動で自然に過食を抑え、辛い時期を乗り越えました。
ストレスが溜まると、無性に食べたくなるのは、正直止めようもない感情です。ただその感情に飲み込まれるのではなく、強い欲求を別のことで昇華することで、過食は抑えられます。
ひとりひとりに合った方法は、必ず見つかります。自分のやりたいこと、好きなことを感じながら、過食しない為の方法を見つけてくださいね。あなたがストレスと上手く向き合っていけるよう、心から応援しています。
まとめ
ストレスで過食しない為には
・お気に入りのハーブティーを見つける
・豪華一点主義をポリシーとする
・運動する
・映画を見る
・読書をする
・バスタイムを充実させる
・お気に入りの食器を使う
・過食した自分を責めない
・「ないないルール」を無視
コメントをお書きください