勉強に集中できない人必見☆音楽を使った５つの快適学習

勉強しなければならないのに、なかなか始められない…。勉強し始めても、なかなか集中が持続できない…。そういう日ってありますよね。そんな日にも集中して勉強に取り組むために、いろいろな方法が紹介されています。

中でも、勉強に集中するために音楽を聴くという人は多いでしょう。しかし、音楽を聴くことは勉強の効率を下げるだとか、逆に勉強に集中できなくなってしまうため音楽を聴くべきではない、というような意見も聞きますよね。

親に「音楽を聴きながら勉強するのはやめなさい」と叱られた経験のある人もいるかもしれません。勉強中の音楽は、使い方によっては高い集中効果をもたらしてくれます。

特に好きな音楽を聴くことは快い体験なので、その「快」の感情をうまく勉強に結びつけていくことで、音楽の効果を最大限に利用することができます。

しかし、「逆に勉強に集中できなくなる」という意見が物語るように、一歩間違えば、逆効果になってしまうリスクもあるんですよ。そこで今回は、勉強に集中するために音楽を効果的に使って、快適学習を実現するテクニックを５つお伝えします。

勉強を始めるときに好きな音楽を聞こう

勉強に集中できる音楽の使い方として効果的なのは、「勉強のスタート時に好きな音楽を聴く」という方法です。勉強で一番エネルギーが必要なのは、実は勉強のやり始め。

なかなか始められないけれど、一旦やり始めてしまえば、ずっと集中が続くという人も多いのてはないでしょうか。スタート時に好きな音楽を聴き、勉強＝「快」という回路を作ることで、効果的に集中状態に入ることができるんですよ。

音楽を効果的に使うことで、勉強＝「快」という回路を作る方法は、他にもあります。それは、「苦手な教科を勉強するときに好きな音楽を聴く」という方法です。苦手な教科を勉強するのは苦痛ですよね。

本当は苦手教科ほど勉強しなければならないのに…。そこで、苦手な勉強に集中して取り組むために、音楽を使うというのはどうでしょうか？

勉強を始めるとき・苦手な教科の勉強に集中するときに使う音楽の選曲は、こだわらず自分の好きなジャンルを選んでみましょう。自分が聴いていて、楽しいと思える音楽を使うことで、勉強＝「快」という回路を作ることができるんですよ。

勉強に集中できる音楽の使い方として、「周りの雑音をシャットダウンするために音楽を聴く」という方法もあります。家で勉強する時、家族の話し声や、テレビの音が気になって集中できないことってありませんか？

そんな時は、音楽を聴いて自分の勉強の世界に没頭してしまいましょう。その際、ヘッドホンだと疲れてしまいますので、イヤホンを使いましょう。ノイズキャンセリング機能のついたものを選ぶのがオススメですよ。

ここまで、勉強に集中できる音楽の使い方をお伝えしてきましたが、勉強中に音楽を聴くことが逆効果になるケースもあります。そこで、逆効果を防ぐための方法を２つお伝えします。

１つめは、「理数系の教科を勉強するときに音楽を使う」ということです。裏を返せば、暗記系の教科を勉強に集中する際に音楽を聴くのは逆効果になってしまうということ。

特に英語の単語などを覚える際に、歌詞のある音楽を聴いたりするのは最悪です。暗記知識が記憶に残りにくくなります。国語など、文章を読んだり書いたりする場合も同様のようです。

逆に、数学や理科の計算問題といった理数系の教科で音楽を聴くと、長時間集中が保てる…という人が多いようです。ぜひ、勉強したい教科によって使い分けてください。

勉強中に音楽を聴くことの逆効果を防ぐ方法の２つめは、「歌詞のない音楽や自然音を使う」ということです。歌詞のある音楽を聴いていると、暗記系の教科でなくても気が散りやすくなるもの。

勉強のし始めに気分を乗せる程度ならともかく、常時聴き続けるのは避けたいものです。どうしても常時音楽がないと（背景音がないと）集中できない！という人は、歌詞のない音楽や、自然音を使ってみましょう。

勉強に集中するための音楽の使い方を学ぶためには、まず「ずっと音楽を聴き続けることは逆効果である」ということを理解しなくてはなりません。勉強中、音楽を使うタイミングにメリハリをつけることが必要です。

好きな音楽を聴くときの楽しい感覚を、勉強に結びつけることができれば、大きな武器になりますよね。また、洋楽を聴く人も多いと思いますが、洋楽を聴いても英語の勉強にはあまり役に立たない…というのが現実のようです。

ただし日本語の歌詞のある曲と異なり、洋楽はあまり歌詞の言葉の意味に気をとられないので、自然音やクラシックと同じように使うことができますよ。ぜひみなさんも、勉強に集中する音楽の使い方を学んで、快適学習を実現してくださいね。