相談に乗る事で相手の気持ちが穏やかになる9つの理由

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人の悩みは尽きないもので一人で考えているとどんどん冷静さを欠いてうまくいかなくなるものです。悩みだけでなく行き詰まったり失恋したりと困難は多いもので、自分では何となくどうすればいいのかがわかっても、感情や自我や一時の怒りなどが邪魔をしてしまいますよね。

そんな悩める人にうまく相談に乗ることで気持ちを穏やかにして元気を取り戻してもらうにはどうしたらいいのでしょうか。相談に乗ることは非常に難しいと思われがちですが、それは相談してくる相手から良い人だと思われたいとか自分の意見の通りに動かそうとか相手をコントロールしたいからです。

これは依存や癒着に繋がり以前問題になって占い師と相談者の様な関係になってしまいお互いをがんじがらめにしてしまいます。しかし、正しく相手を思いやり相談に乗ることで気持ちが穏やかになるうえに前向きに解決に向かえることも可能なのです。

相談する人というのは自分の中に答えを秘めていますが、自分ではそこに到達していないから相談するのです。そこをよく熟知した上で、相談に乗る上手な方法を知り、相手の気持ちやプライドを尊重してうまく信頼関係を作り話しやすい環境を作りましょう。

ここでは、相談に乗ることで変化していく相談者の気持ちを引き出す方法や傾向などをお伝えします。

アウトプットができる

相談に乗ることは相手の思いを聞いてあげることです。とにかく相談したい人は話したくて仕方がありません。

混乱、困惑、悩み、失意とどうしていいのか何からやったらいいのかが全くわからない状態で、しかも思いを溜め込んであまざまな思いが交錯しているので頭の中はパンク寸前です。相談に乗ることで溜まった思いを吐き出すことは解決への早道となります。

 

気持ちが軽くなる

相談に乗る上で相手の目を見てしっかりと相槌を打ち聞いているという態度を見せれば、その環境においてアウトプットすることが容易になります。頭ごなしにアドバイスをしたり、話を遮ることは禁物で最後まで話を傾聴しましょう。

傾聴とは心で聴くことで、相手の心に寄り添うことです。相談に乗る環境が良ければ、思いを吐き出すことができて相手は気持ちが軽くなります。

 

安心感が生まれる

相談に乗るときのしっかりした傾聴は相手の心を開かせます。思いを語り気持ちも軽くなれば、信頼関係が芽生えて素直に飾らない思いも語ることができます。

相談に乗ることから生まれる相手の安心感につながりますので問題を導き出す話の糸口を掴むこともできます。親身になってくれていると感じれば安心感が生まれるのです。

 

考えの整理ができる

最初はバラバラであったかもしれない事象や感じ方も、正しく相談に乗ることでスッキリと整理されます。感情ばかりアウトプットしていたとしても話をすることにより、起こっていることと自分の気持ちが筋道を立て整理されてくるのです。

話をしていると考えと感情がゴチャゴチャになっていても自分できづくことができるのです。

 

意思が定かになる

感情が先走って、プライドや自我が表に立ってねじまがった言動を起こそうとしている場合であった相談者も、こちらが的確に相談に乗ることで良い方向にむかうでしょう。

考えが整理されたら、本当に自分はどうしたいのかを冷静に考えられるようになります。どうなりたいのか、どうしたいのかを考える道が出来始めます。

 

共感され心が強くなる

相談に乗ることで一人ではないという心強さが芽生えてやる気も生まれるでしょう。悩みも何でもなくなる事があり、悩んでいたことがバカらしくなることすらあります。

聴いてもらって共感してもらうという相談することで勇気が生まれるのです。たくさんの友人よりもたったひとりの理解者の方が最強の味方なのです。

 

自分を見つめ直すチャンス

受ける側の相談に乗る態度次第で正しい方向に導いて上げることができます。それには上から目線にならずに親身になり、ときには厳しさも必要ですがプライドは傷つけないようにします。

信頼が地盤ならば的確なアドバイスが厳しくとも相談者は冷静に自分の過ちを見つめることもでき、第三者の目から見た自分を受け入れることもできるのです。

 

解決に前向きになれる

どうしたいのかを決める意思が定まっても、遂げたくても数々の障害があるケースもあります。しかし、相談に乗る大勢が功を奏すれば不可能も可能にするほどのメンタルの強さも生まれることでしょう。

何よりも共感をし共鳴をしないことを心がけ、相談に乗るときは同じ目線になれば早い解決に向かいます。

 

自立解決に向かえる

お互いが長く苦しまなくてはいけなくなりますので、決して相談に乗る場合に依存させてはいけません。答えがわかっていても、間違いを正すことも結論を先にアドバイスせずに順序よく導いてあげます。

本当はどうすればよいのかは本人の中に答えがあり知っているのです。相談に乗るときはそこを引っ張り出すお手伝いだと頭に置いてから意思を尊重しましょう。

 

このように相談に乗るということは、相手にアドバイスをすることではなく、ただ、耳を傾けて真剣に聴いてあげることです。「聞くこと」と「聴くこと」は違います。「聴く」ことが相談にのることです。

誰でもが解決できる能力を持っていると信じてぜひ、相談に乗ってあげましょう。きっと心が穏やかになっていい方向へ向かっていくと信じて待ってあげましょう。

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