初対面の会話で相手と仲良くなれるとっておきの方法とは

初対面の会話で相手と仲良くなれるとっておきの方法とは
初対面の相手との会話は誰だって緊張してしまいますよね。話下手で何を話したら良いか分からない・・・そんな人も「テクニックであなたの評価が180度変わります!」とお伝えしたら、信じますか?

実は、初対面の人と話す機会が多いキャビンアテンダントやカウンセラーは、元々話上手なのでは無く、テクニックを駆使しながら相手の言葉を引き出し、クライアントとの信頼関係を得ているのです。

人と会話した時にされて嬉しい事が誰でも必ずありますよね。ではその心理を活かし、自分がされて嬉しい事を相手にして信頼関係を勝ち取りましょう!好感を得られるテクニックがあるだけで、ビジネスの交渉や恋愛といった数々の場面であなたの魅力を最大限に活かして充実した人生を叶える事も可能なのです!

そこで今回は、初対面の人との会話の時に好感を持たれるポイントをお伝え致します。是非あなたの仕事や恋愛、人間関係にお役立て下さい!

相手が喜ぶ気遣いをしてみよう

日本には「おもてなし」という世界でも素晴らしいと評価される文化がありますよね。これを支える基盤は、相手目線の「気遣い」です。

相手目線の気遣いで注意するのは

「心理的な圧迫感を与えない」
「相手の余計な動きを少なくする行動を意識する」
「相手が喜ぶサービスをする」

の3つです。

飲食の席で飲み物をあなたから渡す場面を例にとると、初対面では特に距離が近過ぎると圧迫感を与えてしまいます。相手がストレスを感じない様に、距離を調整しましょう。飲み物は相手の右手の位置に近い場所にして、相手から見て飲み物が正位置に来る様にします。そして、体の向きも相手の方をしっかりと向いて一連の作業をしましょう。

こうすると、相手はこの後飲み物をずらしたりする余計な手間が省けて助かりますし、緊張しないので、あなたとリラックスしながら会話が楽しめますよね。何より、自分を大切にしてくれる気遣いの姿勢が、あなたの人柄を評価してくれる事に繋がります。

そして、相手が周りを見渡している様子があった場合は、早めにこちらから声を掛けましょう!初対面の相手と会話していると、気を遣ってしまって意思表示が出来ない事がとても多いです。声を掛けないと行きたい場所に辿り着けない、場所が分からなくて困っている・・・そういう場合も、あなたの良さを売り込むチャンスです!

対立しやすい話や気が沈む話は避けよう

初対面の人との会話で避けた方が良い話題は、

・宗教
・政治
・人の噂話や悪口
・プライベートの詮索

宗教と政治に関しては、対立しやすい要素を含んでいるので避けた方がいい内容です。

噂話や悪口は事実であっても、何かあった時自分までそう言われてしまうのではないかと危機感を抱かせてしまったり、貴方に対してネガティブな感情を持ちやすい話題です。

そして初対面の人同士の会話であれば、特にプライベートを詮索するのもタブーです。傷付ける意図で言った訳でなくとも、相手の踏みこまれたくない話だった・・・なんて事にも発展しかねません。

リアクションは大きく、バリエーション豊富に反応しよう

初対面の人同士での会話では、特に相手がどの様な気持ちで話を聞いているか不安になる場合もありますよね。話し手の立場では、リアクションが大きいと「自分の会話をしっかり聞いていてくれる」という安心感に繋がります。ですので、相槌・リアクションをしっかりと取って会話をしましょう。

人がどういう感情を自分に抱いているかを判断するには、会話の内容は7%しか影響しておらず、表情・声色や大きさが相手の感情を決定するとマーラビアンが研究で示しています。

日本人全体が、会話の時のリアクションが他国より小さい傾向にあります。首を振る時にもっと首のふり幅を大きくし、普段より変化を付ける事も大事です。

そして単調な相槌より身振りや手振りといった変化を付ける事で、「聞き流されていない」と感じさせられます。また、相槌は同じ言葉で返すのではなく、何パターンかを上手く使い分けて下さいね。

相槌は気の利いたコメントを言わずに「同意」「会話を促す」「驚き」「賞賛」といった、沢山の聞き手の気持ちを伝えられる効果があるのです!これを使わない手は無いですよね!

また、「相槌や反応する早さが速い」「前のめりの姿勢で聞く」「声とリアクションが大きい」という話し方は、楽しくて会話に魅入っているという合図になります。これは特に話のオチや区切りが良い所で取り入れて、他の会話部分との差をつけて使ってみましょう!

プラスの言葉や相手が聞いていて前向きになる会話をしよう

初対面の人と会話する際、ネガティブな表現ではなくポジティブな表現を心掛けてみましょう。肯定的な面に目を向けて表現する事で、相手も会話を返しやすい雰囲気を作る事が出来ます。

例えば雪が降っているという事に対しても「電車が遅延して散々ですよね。」というマイナスな話ではなく、「景色がとても綺麗ですね!」という、良い点を挙げて行くのです。

特に初対面ではその場を明るくさせたり、肯定的な会話作りが求められるので、ポジティブな会話で場を明るくする配慮は、話しやすい印象を植え付ける事が出来ます。そして、相手からも肯定的な会話を引き出せます。

もし否定的な要素がある場合は、最初にネガティブな要素を話した後にポジティブな言葉で締めましょう。人は会話の締めの印象を会話全体の印象として捉える傾向があるからです。例えば、「料理が零れてしまったけど、服に付かなくて本当に良かったね!」という様に、最後の言葉をポジティブな内容で締める事で、会話の印象を明るい話と相手は捉えるのです。

相手の長所を伝えよう

相手の長所や良い所は、積極的に会話で言葉に出してみましょう。

日本人は世界的に見て自己肯定感が低い国民性を持っています。ですが、潜在意識では自分を認められたいという欲求を抱いています。

アメリカの心理学者、アロンソンとリンダーは、実験で自己肯定感を高めるプラスの評価を受けると褒められた相手はその褒めた相手に好意を抱くという事を証明しています。つまり、相手を褒める事が、自分自身を好きになって貰える効果にも繋がります。

特に「自己肯定感」というのは、人に認められて初めて自分で認識しやすい部分でもあります。ですので、相手の素敵な所は出し惜しみせずに、積極的に言葉に出しましょう!

ですが、「素敵ですね」と伝えても、相手には何を言っているか分からなくて、お世辞だと捉えられてしまう人もいますよね。何故相手の心に響かないのでしょうか?それは具体性が無いので、相手が何を褒めているかがいまいち伝わっていないのでしょう。

「繊細なレースがとても上品で綺麗ですね。」「先程のスピーチ、専門的な話なのに私の様な初心者にも凄く分かりやすくて感激しました!」この様に、伝える時に具体性を持たせてみましょう。そうする事で、相手が伝えていない拘りを分かってくれているという気遣いにもなって、相手にもお世辞じゃないと伝わります。

相手の会話を要約・整理しながら話を聞こう

初対面のまだ話しにくい相手の会話を促すには、会話の途中で話を「要約」をしながら聞くのがお勧めです。

要約を挟む事で、相手は「真剣に話を聞いてくれようと努力している」とわかるので、相手の会話を促す効果があります。実際にカウンセリングの場面でもこれは使われます。

具体的には、相手の話したキーワードをオウム返ししたり、話の流れの要点を確認し合って行きます。それには「相手が何を一番伝えたいのか?」を読み取る事が大事になって来ます。

例えば

「先日、あの有名俳優が来店して来たんだ!でも、明らかに詐欺っぽい所に送金しそうになっていてね。確認したら僕の予想が的中してね。それが評価されて社内で表彰されたんだ!」という話に「あの有名俳優に会えるなんて、本当に凄いです!」と言うとアウトです。

これはオーバーな例ですが、相手は「詐欺を防いで表彰された自分」の話を一番に伝えようとしているのであって、有名俳優はこの話では前座になります。ですから、「詐欺を逸早く見つけて表彰までされるなんて、本当に名誉ですね!!」という風に、その相手の伝えたいキーワードを盛り込んで要約した言葉を返すのが正解です。

時には話が複雑になって来ると誤解が生じてしまって、誤った内容を話してしまう事もあります。しかし、話をしっかり理解しようとしている姿勢を伝えられるので、相手も怒らずに訂正してくれるのです。

この様に双方の話を整理する効果も出来るので、話の行き違いが無くなり、相手の伝えたい事が的確に自分の中でも落とし込めると言うメリットもあるのです。

相手にメリットがある会話をしよう

自分が話す時に、どうやったら惹きつけられる会話が出来るか・・・皆さんも一度は考えた事がありますよね。特に初対面では、相手の笑いのツボもよく分からない事がしばしばあります。そういう場合には、相手が会話の中にメリットを見い出せる話題を話しましょう!

それにはズバリ、「相手が知って得をする話題」がお勧めです。

今はインターネットや本、新聞・・・沢山の情報源がありますよね。また、自分自身の特技の様な一見人が羨む話題も、相手が知りたい話題の宝庫になる場合だってあるんですよ!自慢話で話を締めてしまえば場が白けてしまいますが、相手の知りたい情報をしっかりと盛り込む事で、双方にメリットがある会話になりえるのです。

他にも事前に相手の情報が分かりブログやfacebookが閲覧出来る人であれば、前もって記事に目を通しておいて話題に出すのも良いですね。時間を掛けて書いた記事が評価されるのは誰だって嬉しいですし、相手は何が好きなのか知る判断材料になり得ますよ。

 

さて、このように初対面の人との会話がテクニック次第で天と地の差があるとすれば、これは磨かない手はないですよね!プロのカウンセラーは、テクニックだけで自ら言葉を殆ど発する事無く1時間会話出来る人も居るほど、テクニックには絶大な力が備わっているのです!

相手が会話しやすい雰囲気を作り、相手が何を求めているか考える事が、まわり回って自分を信頼して貰うのに繋がります。そして何かの情報を得たならば、次回会った時に会話に出してみたり、お店選びの参考にすると何気ない話も覚えてくれているという信頼感にも繋がりますよ。

おもてなしの心は、繰り返し日々の生活で積み重ねて行くと誰でも身に付くと断言します。あなたの人生が充実する大きなスキルになりますので、是非今日からご活用下さい!

まとめ

初対面の相手との会話は

・相手が喜ぶ気遣いをしよう
・宗教、政治、愚痴や噂、プライベートの詮索はやめよう
・相手が話しやすい姿勢で聞こう
・肯定的な会話をしよう
・長所は積極的に伝えよう
・話を要約しながら会話を促そう
・聞いている相手が喜ぶ情報を提供しよう

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