社会人が勉強すると出世する！学ぶべきものとは？

社会人が勉強する時間を作るのは難しいですよね。連日の残業に、お付き合いでの飲み会、毎日のタスクをこなすだけで精一杯という人も多いのではないでしょうか。

また、学生時代から勉強が好きでなかった人は、社会人になって、やっと勉強から解放されたのに、自らまた勉強するなんて、、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、社会人になっても勉強する人の方が勉強しない人より出世するそうなのです。

出世なんて興味ないよというあなた、社会人で１日当たりの勉強時間が長い人ほど高収入という調査結果もあるのです。どうせ働くのなら、収入が多いにこしたことはありません。社会人が勉強するとどんなメリットがあるのか気になりますよね。

そこで今日は、社会人が勉強すると出世する！学ぶべきものとは？についてお伝えします。

１．新社会人にビジネスマナーは必至

社会人として身につけておかなければならないビジネスマナーに不安はありませんか。上司に食事に誘われ、個室に通されたとき、どの席が上座か即座に判断ができますか？エレベーターの立ち位置にも順序があるのは知っていますか？

名刺交換の仕方や電話の取り方などは入社後の新人研修や先輩からの指導で学ぶことが出来ますが、全てのビジネスマナーを教えてもらえる訳ではありません。

咄嗟の判断が、上司に好印象を与えたり、逆に評価を下げる原因となったりします。ビジネスマナーに不安がある人は、まずビジネスマナーを社会人の勉強として選ぶと良いでしょう。

２．情報収集は出来る社会人の条件

情報収集という言葉を使うと漠然としてイメージが掴みにくいかもしれませんが、まずは世の中で起きていることが自分の仕事とどのように関係してくるのか想像するところから始めてみると良いですよ。

例えば、円高になったら自分の仕事にどのような影響があるのか、新しい法律が施行されたらどのような影響があるのか、新しい技術が開発されたら自分の仕事とどのように繋がっていくのか、すぐに答えが見つかりそうですが、意外と色々な可能性が考えられるものです。

情報収集の結果、もっと知りたい、調べてみたいと感じたものを掘り下げて勉強すればあなたの強みとなります。

３. 出世のためには数字に強くなれ

文系出身だから、経理ではないからと数字が苦手な人は何とかして数字を避けようとする傾向があります。しかし、職場の中で上の立場になればなるほど、数字に強くなければなりません。

あなたが職場で一番下のポジションであれば、自分の感覚だけで仕事をしていても成果を上げることができればそれほど問題にならないかもしれません。しかし、上のポジションになると、自分の感覚だけでは部下や上司に説明が出来ません。

売り上げがどうなっているのか、業績がどうなのか、一目で誰でも理解できるもの、それは数字です。立場が上になればなるほど、客観的な根拠が求められます。社会人の勉強として早いうちに「会社の数字」について学んでおくことをお勧めします。

４．部下の指導に悩んだらコモンセンス・ペアレンティングを

会社で上の立場に立つと頭を悩ませられるのが部下の指導です。昔と今では学校での教育の仕方も変わってきているので、ちょっと厳しくしたら部下が病んでしまった、辞めてしまったという経験もあるのはないでしょうか。

部下を育てたいと考えるのであれば、「自分たちの時代は先輩からこういう指導をされた」という考えは捨てましょう。時代と共に学校や家庭での教育方法が変わってきているのであれば、会社の指導方法も変化していくのが自然の流れです。しかし、どのように指導したら良いのかわかならいという方もいらっしゃるでしょう。

そこでお勧めなのが「コモンセンス・ペアレンティング」です。これは本来は、子育てにおける親の考え方や接し方を理解するためのものなのですが、部下に対する接し方や指導の仕方にも重なる部分が多々あります。

若い子が育たない会社には未来はありません。優秀な若い子をどのように大事に育てるか、上に立つ立場になったときには、是非、社会人の勉強として部下の指導方法を学んでおきましょう。

以上、社会人が勉強すると出世する！学ぶべきものとは？についてまとめてきましたがいかがでしたか。社会人の勉強というと、何らかの資格に関する勉強を考えがちですが、身近なところに目を向けて勉強することが大事です。

社会人の勉強で最もネックになるのが勉強時間ですね。毎日、帰宅後に２時間勉強するなんて意気込んで決めてしまうと、仕事が忙しいと続けられなくなり挫折してしまいます。

朝に３０分、週末に２時間など、最初は少ないかなと感じるくらいの勉強時間の設定で構いません。勉強を続けていくうちに楽しくなれば自ずと勉強時間は増えていきますからね。

また、どうしても自宅だと勉強する気持ちになれないという方は、自治体や商工会議所などで社会人向けの様々な講座を開いていたりしますので上手に活用すると良いですよ。同じように社会人で勉強したいと熱意を持った人が集まりますので、良い刺激を受けることが出来ます。