あの手この手で好きな人と恋人同士になる、このときに恋愛心理学を駆使することもありますよね。
そうして苦労して恋人同士になることができたのなら、今度はさらに恋人との関係を深めたり恋人との関係をワンランクアップさせるために、あの手この手を使って……このときにも恋愛心理学は有効です。
恋愛心理学は好きな人の好意を自分に向けさせたいときだけでなく、好きな人を自分に引き留めたり、さらに好きになってもらいたいときにも使うことができるのです。
ということで今回は、恋愛心理学を使い恋人との関係をワンランクアップさせるコツをお伝えします。好きな人と恋人同士になったばかりの方はもちろん、最近恋人との関係がマンネリ気味だわという方、ぜひ参考にしてください。
クロージング効果で恋人との距離を縮める!悩みを打ち明けること
恋人との関係をワンランクアップさせたいときに使えるのが、恋愛心理学でいうところの「クロージング効果」、二人で一つの秘密を共有することで二人の精神的な距離を縮めることができるという心理学です。
極端な話でいえば、犯罪の共犯者になれば二人の距離は「一蓮托生」「運命共同体」にまで縮めることができますよね。恋愛ではここまで極端なことをする必要はありませんが、たとえばあなたが他の人には打ち明けたことがない秘密を恋人にだけ打ち明けます。
「こんなことを相談できるのはあなただけなの」という文句を上につけて、ね。このとき、二人の距離はぐっと縮まりますし、あなたの弱みを相手に見せることで、恋人はあなたの自分に対する信頼を実感したり「自分が守ってあげなきゃ」という使命感を持ちます。
二人の関係をワンランクアップさせたいときは、あなたが自分の悩みや弱みを相手に見せてみてくださいね。
ゲインロス効果で恋人の心をつかむ!ギャップを見せること
「ツンデレ」などのギャップ萌えが人気ですよね。仕事ができる彼女が家事は全くだめだったり、反対に、会社や学校では無口な彼が自分の好きなものの話になると饒舌になったり……。
このようなギャップは期待を裏切るという点ではマイナスの効果ですが、それと同時に「そんな一面もあったのか」と相手の興味や関心を惹きつける効果があります。
そして期待を裏切られるというがっかり感よりも新しい一面を見せられたときの興味や驚きの方が勝るのが恋愛というもの!恋愛心理学ではギャップを見せることは好きな人の関心を自分に向けたり、恋人との距離をぐっと縮めるのに効果的です。
恋人との関係をワンランクアップさせたいときには、普段の自分とは違う新しい自分を見せてみると良いですね。普段、恋人の前では猫をかぶっている方は、今こそ本性を見せるときです。
デートでは吊り橋効果!ドキドキ体験で二人の距離を縮めること
付き合い始めのまだ二人の関係がぎくしゃくとしているとき、あるいはマンネリ気味のときにはデートで吊り橋効果を狙ってみましょう。
不安定な吊り橋を二人で渡るようなドキドキを二人で体験することで、二人の関係をワンランクアップさせることができますよ。たとえば、初デートにこわい映画を見に行ったり遊園地で絶叫系のアトラクションにのってみてはいかがでしょうか。
本当にデートで吊り橋を渡りに行くのも良いですね。また、新しいことに二人で挑戦してみたり、登山やキャンプなど非日常の空間に行ったりドキドキしやすいデートをしてみるのもおすすめです。
返報性の原理で恋人の心をつかむ!「好き」と言うこと
恋愛心理学では、受けた恩や好意は返さなければいけないという心の動きを「返報性の原理」と言います。「好き」と言われたら自分も相手に「好き」の気持ちを返さなければいけないという気持ちになってしまうのです。
よく「好きと言われたら好きになっちゃう」という人がいますが、これも返報性の原理による心の動きなのです。ということで、恋人との関係をワンランクアップさせたいときには、恋愛心理学の「返報性の原理」を利用してみましょう。
恋人に「好き」「愛している」と言ったり態度で示すことで、恋人もあなたに好意を返さなければいけないという気持ちになるため、二人の距離をぐっと縮めることができたり、相手の気持ちを自分に引き留めることができますよ。
デートの終わりはピークエンドの法則を使うこと
物事の終わりにピークをもってくることで、楽しいデートがさらに楽しい思い出になったり次のデートが楽しみになることを、恋愛心理学では「ピークエンドの法則」と言います。
反対に、デート中は最高に楽しく過ごしていても、別れ際に喧嘩をしたり不機嫌になったのでは、その日のデートは「楽しくない」思い出になり、次のデートも楽しみではなくなってしまいます。これでは、二人の関係も冷え切ってしまいますよね。
二人の関係をワンランクアップさせたいときには、デート中こそ不機嫌になったりちょっと険悪な雰囲気になっても、デートの終わりにはきちんと仲直りして笑って「バイバイ」をすること、何事も最後こそが肝心なのです。
上記の通り、恋愛心理学を利用することで恋人との関係をワンランクアップさせることができます。悩みや弱みを恋人に打ちあけることで恋人との精神的な距離を縮めたり、ギャップを見せて恋人の心をつかんでみましょう。
また、デートでは二人でドキドキしたりちょっとした恐怖体験をすることで、恋愛心理学効果でいうところの吊り橋効果で二人の距離を縮めることができますよ。
「好き」「愛している」と言ったり態度で示すことで、恋人に受けた好意を返さなければいけないという気持ちにさせることを返報性の原理といいますが、これを利用することで恋人との関係をワンランクアップさせることも可能です。
さらに、デートではピークエンドの法則を利用してみましょう。デートの終わりにその日のデートのピークを持ってくることで、その日のデートがさらに楽しい思い出になるし、次のデートが楽しみになります。
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