試練に直面して、自分を信じられないときに必要な言葉


生きていると誰だって、「もうダメだ!」「諦めよう」「最初から無理だったんだ」と、自分の可能性を信じられなくなってしまう時ってありますよね。でも、不思議なことに、そういう時にこそ、諦めずに続けていれば、あり得ないことが起こって物事が急に好転します。

先日、何かで読んだ記事に、こんなことが書いてありました。ある日本人の起業家の実話です。とても良い話だったので、それを紹介します。

ある起業家の独白

ITバブルは崩壊して、当社の株も約100分の1に下がった。株主総会でもむちゃくちゃ言われました。

それでも私は一生懸命に説明しました。6時間だったか、おそらく当社の株主総会で最長です。一人で全部受けて立った。いっさい逸らさないで、真正面から答えた。

最後には非難ごうごうだった何千人かのうち、3分の1以上の人がハンカチを出して泣いていました。それは総会の最後に、一人のおばあさんの発言があったからなんです。

「私は主人の遺してくれた退職金の1000万円全部であなたの会社の株を買いました。それは孫さん、あなたの夢を信じたから、あなたのその夢と志を信じたからです。遺産すべてを注ぎ込んで、1000万円が10万円になってしまった。だけど、今日、あなたの話を直接聞いて、あなたの夢に賭けてよかったと心から思いました。信じていますから頑張ってください」

たまりませんでした。その方の姿がいまでも眼に焼きついて離れないんです。

『孫正義 リーダーのための意思決定の極意』より

もう、お分かりですね?ある起業家とは、ソフトバンクグループの社長、孫正義です。

この史上最大に荒れた株主総会をきっかけに、社員・株主・関係者の心が一つになり、急回復をはたし、更に、グループの一層の成長へとつながりました。

 

逃げ出したいぐらいの逆境と向き合うと、物事は好転する

孫正義さんと比べると、毛ほども大したことはないのですが、わたしの人生を振り返ってみると、「もうダメかもしれない」という時こそ、踏みとどまって努力することで、思いもよらなかったことが起きて、状況が劇的に改善するということが何度もありました。

そうした経験から、「何事も決して諦めない」ということを学びました。

誰かが、「それはムリ」だと言っても、それは決して達成できないというわけではありません。また、あなたが「ムリ」と思っていることでも、あなたの中の価値観では、そうなだけであって、現実はそうではありません。

もちろん、現実離れした希望ではなく、現実的な目標である必要はありますが、実のところ、今までの経験を振り返ると、わたし自身、何が現実的で、何がそうでないかの区別はつきません。

結局のところ、あなたが、心から本気で「できる!」と思っているかどうかだと思います。

だから、わたしから言いたいことは一つだけです。

誰かに「ムリ」と言われたら、決して諦めずに、喜んでもうひと頑張りしよう。

 

自分の可能性を信じられなくなったら

とは言っても、自分の可能性を信じられなくなる時は、誰にでも訪れます。そして、その時こそ、あなたが成長し成功を掴むための本当のチャンスなのです。

今までのあなたは、そのことに気付かず、それを「諦めろ」のサインなんだと思い込んでしまいます。本当は、最後のハードルを与えてくれているだけなのに。

だから、今日は、そんな試練が訪れた時に、「自分の可能性を信じる」という選択肢を取るための音声を用意しました。

あなたが今、試練の時にあって、自分の信じた決断とは違う行動をしてしまっているのなら、この音声を聞く事で、あなたの直感に従った決断をすることができるようになります。(本当に重要な決断は直感が答えを教えてくれます。)

ぜひ、聞いて下さい。

 

試練に直面して、自分を信じられないときに必要な言葉

 

今日のまとめ

「ムリ」と言われたら、決して諦めずに、喜んでもうひと頑張りしよう。

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