小さな警鐘を鳴らします。プラスマイナス 本当は0

やる気を出す!やる気を出したい!からと言っても無理をするのは逆効果

いわゆる自己啓発セミナーなどに行っても、ほとんどの場合、その場は「やる気」になってもすぐにもとに戻ってしまう

なんて、よくある話ですよね、、、

やり方が間違っている!とは言いませんが、そういう場所に行って結果を出せる人は全体の5%くらいなものでしょう。さらに付け加えると、その5%のひとたちはセミナーに行かなくても結果を出せる人たちです。

何が言いたいかというと、その場しのぎでは意味がない、そして、無理をしても結果は出ないということを知ってほしいんです。

何かにチャレンジする時にリスクをとることは必要ですし、それが結果につながるのは間違いありません。

でも、それはやる気出すための土台がすでに出来ていたり、すでに何らかの成功体験があるからできる

その感覚を今、自分がやっていることとリンクできるからそれが結果に繋がるんです。

 

無理をせずに楽しみながら出来る


この感覚がないと、やがて疲れてしまいます。無理をした反動で逆にやる気が失せてしまうかもしれません

今までの自己啓発や、やる気の出し方は脳科学、心理学、などなど内容はどうあれ、

とにかく「+」に
とにかく「+」に

これっておかしくないですか?  、、、というかおかしいんです

ひとの感情や心はプラスな時ばかりではありません

人生もそうです、ずっとうまく行き続けるひとなんて存在しません

どんなに有名な、どんなに優秀な、コーチでも必ずマイナスな面を持っています。そこにフタをして、良い部分だけを見せる方法に、私は反対です

見て見ぬ振りをして、見せぬようにごまかして、プラスの部分だけを伝える

それでいい、、、わけないですよね。

受講者はどうですか?それでいい、、、わけないですよね。

意識、心、感情、には必ず「+」と「ー」が存在します。

正義が成立するのは「悪」という存在があるからです。「悪」がなくなれば、同時に「正義」という概念も消失します。

飛躍した話に聞こえるかもしれませんが、国家は自国を正義なんだと国民にアピールするために常に敵国や(仮想敵国)をつくります。悲しい話ですが、これが戦争がなくならない大きな理由のひとつです。

「楽しい」があれば「つまらない」がある

「嬉しい」があれば「悲しい」がある

 

どちらか片方だけというのは、ありえないんです

それから目を反らしてしまうと、必ずいつか歪んでしまいます

ですからプラスの裏には必ずマイナスがあるという事を認めてください。そして、うれを拒絶せずに受け入れてください。

ひとつ面白い話があります

一本の鉛筆のようにまっすぐの磁石があるとします。

磁石ですから当然両端は「S極」と「N極」に分かれていますこの磁石をちょうと真ん中で二つ切ったらどうなると思いますか?

実はおどろいたことに

S極とN極のちょうと真ん中で切ったのにもかかわらず

S極の反対側にはN極が出来て、N極の反対側にはS極が出来る

そう、真反対のものが再生するんです

決してなくなることのない「互いが相反するものの存在」

「表」と「裏」、「プラス」と「マイナス」、「光」と「闇」

その存在はいくら否定しても、なかったことにはできません。

つまりマイナスを無理にプラスにしようとしても無駄なんです

かならずいつか歪んで破錠してしまいます

良いときと、悪いときがあること、プラスがあればマイナスがあること。それを受け入れて、無理にプラスだけにしようとしないこと。

例えるなら、ひとの心や感情はバイオリズムです、ゼロを中心に上下に波打っています

その流れに逆らずにプラスのときはそれをもっと増幅させる。マイナスの時にはそれを受け入れて次に備える

マイナスの時にはただ、じっとしていろ!という訳ではありません。無理やりプラスにするのではなく、今やるべきことを行えば良いのです。

それについては、また次回お話していきましょう。

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