理論思考でサクッと解決!あなたの悩みを取り払う7つの問題解決法

理論思考でサクッと解決!あなたの悩みを取り払う7つの問題解決法
悩みや問題を抱えることは、決して珍しい事ではありません。誰でも悩みはありますし、毎日の生活を送る中で問題を抱えますよね。

もちろん悩みや問題は、出来るだけ早く解決するべき。とは言え、問題解決法がわからなければ、どんどん深刻な問題になっていってしまう。

そんなひとの為に今日は、理論思考を身につけて、悩みや問題を買サクッと解決する方法をお伝えします。

織り込み済みの要因

経済の話になりますが、「明日のアメリカの指標は悪そうだ…」となれば、金融市場はその予想を織り込んでその後の変動を予想します。

たとえ悪い要因でも、「織り込み済み」となれば、市場が大きく動じることはありません。簡単に言えば、「許容の範囲内なので、そんなに心配していません」ということになるのです。
これを「織り込み済みの要因」と呼び、学習の世界でもこの理論思考は役に立ちます。

学習や練習に問題を抱えている時、やはり良い気分はしませんよね?しかし、それが「多くの人が抱えている問題と同じ」となればどうでしょうか?あるいは、「自分だけが抱えている問題かと思ったら、実は多くの人も同じだった」という場合はいかがですか?

つまり、皆さんが「自分だけ悩んでいる」と思っている問題や悩みは、「その分野の学習にとっては織り込み済みの要因」と言えるのです。

ならば、同じ問題や悩みを抱えた人の克服法を知ることによって、問題解決法を模索する行動を開始しておきましょう。

具体的な方法は簡単です。

「Yahoo ! 知恵袋」などの質問サービスを見るだけでOKです。同じ質問が見つかれば、回答者の中から皆さんに適した解決法を探しても良いでしょう。

あるいは、過去に同じような質問をした人がいても、新しく質問を作って回答を待つ方法もあります。

さらに最近の質問サービスでは、「インタレストマッチ」と呼ばれる、「あなたのためになりそうな質問」を教えてくれるんですね。

このように、「その悩みや問題は、その学習分野では織り込み済みのもの」と分かれば、気持ち的にも楽に解決する方法が見つかるでしょう。

賢い人の場合、問題や壁に直面したとしても、「たぶん、織り込み済みなんだろうな。じゃあ、さっさと解決方法でも探そう!」と、悩む間もなく答えを探そうとします。

このような理論思考には、「問題の大きさや深刻さを客観分析できる」というメリットがあります。

したがって、「私だけが悩んでいる…」という勘違いに陥ることもなく、「これは深刻な問題だ…」と、問題を過剰評価することもなく、また、悩む時間が長引いて先に進めないデメリットに直面することもありません。

「あなたが抱えている問題や悩みは、すでに織り込み済みなんですよ!」

ということさえ分ければ、無駄に悩む時間を長引かせることもないでしょう。まさに、「理論思考のメリット」と言えますよね。

 

面倒くさい、の解決法

「勉強を始めた。でも、面倒くさくなった…」という方も多いでしょう。特に、努力に苦痛を感じるなら、しかも独学なら、「面倒くさい」は挫折理由のナンバー1かもしれません。当然、「面倒だから」という理由は馬鹿げています。一体、何のために勉強やトレーニングを始めたのか、自分の決断を自分で否定することになるのです。

そこで、少し理論的に考えてみましょう。

「面倒だから…」と感じてしまう背景には、「苦痛に感じる」ということが考えられます。しかし私たちは大人です。小学生や中学生ではありません。誰かに押し付けられて努力をするのではなく、自分から進んで決断しているのです。

したがって、「これが出来れば嬉しいだろうなぁ」「なんで努力をするのか?」について理解しているでしょう。

つまり、「やれば出来るようになり、出来るようになれば楽しくなる」は当然のことなのです。つまり、「面倒くさい…」と感じるからには、「上達していない」や「楽しみを感じるレベルに到達していない」と言えます。

その場合は、勉強方法を変えてみましょう。

「勉強方法を変える」には2つの目的があるのですが、1つは「気分転換」」です。いつも同じ勉強法だと飽きるため、気分を変えるためにも違う方法で勉強することです。

しかし、勉強方法のチェンジにはもう1つの目的があり、それは「より上達しやすい方法にシフトすること」。「面倒だ…」と感じているなら、気分転換ではなく、「上達する方法は?」にこだわって別の方法を探しましょう。

 

今日の自分に点数を付ける

仕事や学校が終わり、帰宅してリラックスするとしましょう。しかし、その日の自分の「でき具合」によって、リラックスする時のテンションは違いますよね?

その日、仕事がスムーズに進んだ場合、あるいは抱えていたプロジェクトが成功した場合など、帰宅後の時間は充実感で満たされます。

しかし、嫌なことがあった日や、仕事で失敗した日の帰宅後は落ち込んだテンションで過ごすことになります。

この場合は「気持ちの切り替え」が重要になるのですが、気持ちの切り替えは「出来る人or出来ない人」に分かれるのです。出来る人であれば問題なく明日を待てばよいのですが、気持ちの切り替えが上手くない人の場合、どのようにして切り替えを行えば良いのでしょうか?

この場合は、「理論的、論理的に自分を評価する」という方法が役に立ちます。

その最も簡単な方法こそ、「今日の自分に点数を付ける」です。10点満点を基準として、1つの失敗や嫌なことでマイナス1点、良かった事や上手くいった事があればプラス1点とするのです。

「でも、嫌なことを思い出すのが嫌だ…」

と思われるでしょうが、自分を自己採点する時、不思議と客観的な視点になっているんですね。なにせ、自宅での自己採点では周りに人はいないのです。マイナスばかりだったとしても、誰からも笑われません。逆にプラスばかりでも、誰からも褒めらることはないでしょう。

したがって、掛け値なしで自分を採点できるため、自分の感覚で正直に点数を付けることが出来ます

そして、基準点である10点を下回ったなら、翌日にプラスになるよう、「これをすればプラスになる」と決めて下さい。

このように、「マイナスをプラスにするためにすべきこと」や「プラスを維持するためにすべきこと」を頭の中でイメージできれば、気持ちの切り替えもスムーズに行くでしょう。

そもそも「気持ちの切り替えが下手な人」には、「するべきことをイメージできていない」という共通点があります。「明日、こうすれば挽回できる!」などの対処策を見つけることが出来ないため、いつまで経っても嫌な気持ちを引きずることになります。

ならば、自己採点で今日の自分を正直に評価して、その評価から「明日にすべきこと」を見つけることが有効です。そうしておけば、意外なほどスムーズに気持ちの切り替えが出来るはずですよ!

 

自分が思うほど周りは気にしない

目の前に問題がある場合、やはり1日でも早く解決法を見つけて新しい一歩を踏み出すべきです。しかし、悩んだままで止まってしまい、そこから新しい一歩をなかなか踏み出せない人が多いのもまた事実。

では、なぜ悩んだままで止まってしまうのでしょう?

その秘密は、「自分で勝手に過大評価している」という点にあります。

たとえば、仕事で失敗をしたとします。上司から怒られるのもストレスですし、周りからの視線も痛いものです。

しかし冷静に考えて下さい。あなたではなく、あなたの同僚が同じミスをしたとします。もちろんあなたは無関係ですので、客観的に物事を見ることが出来ます。理論的に解決策を探すこともできるでしょう。

では、「頑張れば取り返せるミス」をした同僚を、あなたは笑うでしょうか?それとも罵るでしょうか?

答えは「NO」ですね。人間関係的にギクシャクしているなら、「ざま~みろ!」と思うかもしれません。しかし、そのようなギクシャクがない状態で、同僚を笑うことはないでしょう。まして罵ることなど論外です。

このように、自分自身で過大評価をしてしまうと、周りの評価との間に大きな差が生まれてしまいます。

周りが理論的に見て「問題ない」と思う事でも、あなたはひどく落ち込んでしまうことになります。

したがって、その時は周りの声に耳を傾け、自分の評価と周りの評価に差があるかを確認しておきましょう。仮に大きな差があれば、「気にすることないのに気にしている」となるため、あなたが「深刻な問題だ…」と考えていたとしても、周りからすれば「大したことない…」となっているのです。

つまり、「悩むほど大きな問題ではない」ということに気付くことが出来るようになります。

 

嫌なことを列記してみる

毎日の生活の中で、「嫌なこと」を経験することもあるでしょう。特に仕事をされている方の場合はなおさらです。楽しい事よりも、嫌なことや辛い事の方が多い日もあるはずです。

仮に、「嫌なことだけど、明日には自然と解決される」という問題なら気にする必要はありません。たとえば二日酔いで出社して、上司から嫌みを言われたとしましょう。しかし、おそらく明日には誰も気にしていないと思いますし、このような問題は時間が勝手に解決してくれるのです。

一方、積極的に問題解決方法を模索しなければ解決できない問題、たとえば「営業成績の伸び悩み」などに関しては、時間が解決してくれることはありません。むしろ、時間がたつほどに深刻化するため、1秒でも早く問題解決法を模索することが重要なのです。

そこで、少し嫌な作業になるかもしれませんが

「嫌なことや悩みを列記してみる」という方法を行ってみましょう

「問題解決法も見つけずに、放置している」

という方も多いですが、これは「現実から目をそらしている」と言わざるを得ません。また、放置して解決するはずもありません。当然、理論的な立場で問題解決を模索することなど不可能です。

したがって、「何が問題なのか?」や「解決するために必要な手段は?」を客観的に見るためにも、嫌なことや問題を紙に列記する方法がオススメです。

具体的な解決法を模索するのは、そこからでも遅くありません。まずは「何が問題なのか?」を主観ではなく、客観的に見るようにしましょう。

 

持論よりも現実を見る

ネットでよく見かける意見として、「TOEICは何の役に立つのか?」というものがあります。猛烈に勉強して900オーバーのスコアを手にしても、実際何の役に立っているのか?よくわからない、、、と言うひともたくさんいます。

こんな意見を聞いたあなたの中で、「役に立たないなら受験する意味がない」という考えが生まれると、たとえ会社から受験を命令されても、モチベーションを失ったまま取り組むことになるのです。

これは危険。確かに、TOEICが何の役に立つのか、わからないかもしれません。特別な業務が出来るようになる訳でもなく、お給料が大幅にアップする訳では無いかもしれません。

しかし、その時に「受験をしなければならない事」は現実。「役に立たない=受験しない」は自由ですが、それはあくまでも「持論」であり「現実」ではありません。

したがって、持論を言う前には現実に打ち勝つ努力をしておきましょう。

ネットで見かける「役に立たない」という意見、ある意味で正しいと思いますが、そのような意見を述べる人の中に、どれだけ「受験した事もない方」がいるのでしょうか?

あるいは、スコアが取れない「うさ晴らし」として、批判的なことを言っているだけかもしれません。

役に立つor立たないは別として、受験しなければいけない事、そして受験してスコアを取得した方が得であることは現実なのです。

持論を述べるのは、その現実をクリアしてからでも遅くありません。挑戦もしないで最初から「NO」と決め付けるのは、まさに自分のステップアップを自分自身で拒んでいるようなものですから、気をつけましょう。

 

目標の設定方法

「勉強やスキルアップに向けて、何かを始めたい。しかし、どこに目標を持って行けば…」と悩まれる方も多いと思います。目標を持つことは大切ですが、よほどストイックな性格の持ち主でもない限り、「目標の明確化」は欠かせません。

目標を明確にしていない人の場合、やはり三日坊主の危険が伴うでしょう。

「何をやっても続かない…」という方は、裏を返せば「目標の明確化が出来ていないだけ」ということになるのです。

そこで、理論的&客観的に自分の目標を立てる工夫をしてみましょう。

たとえば、何かの資格を受験するとします。しかし、どのスコアを目標にすれば良いのかが分かりません。会社から「〇〇点以上!」と言われている場合は、その点数を目標に設定すれば良いと思います。

一方、何の手がかりもない状態では目標の明確化は難しいので、その場合は、「平均の少し上」を最初の目標にしておきましょう。

■平均以下の人なら、まずは平均点を目標にする
■平均点にいる人なら、平均の少し上を目指す

このように、自分の夢ややる気で目標を明確化するのではなく、「大勢の平均」という視点で目標を立てて下さい。そちらの方が「大きな世界での自分の位置」が見えやすくなりますので、客観的に自分のスキルを知り、ステップアップしておくことが可能になります。

 

さて、大きくまとめると「理論的に物事を見る=問題を冷静に捉える事が出来る=効率的な問題解決法を模索できる」と言った流れになります。

問題を紙に列記するなど、時には辛い作業になるかもしれませんが、その作業にはあなたが想像される以上の効果があります

さあ、理論的な解決法を身につけて、少しでも早く目の前の問題を解決できるようになりましょう!

まとめ

理論思考でサクッと解決!
あなたの悩みを取り払う7つの問題解決法

① 織り込み済みの要因を知る
② 面倒くさい、の解決法を行う
③ 今日の自分に点数を付ける
④ 自分が思うほど周りは気にしないことを知る
⑤ 嫌なことを列記してみる
⑥ 持論よりも現実を見る
⑦ 目標の設定方法を作る

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