脳トレで気分を切り替えて集中力をアップする5つの策

脳トレで気分を切り替えて集中力をアップする5つの策

脳トレをすると、集中力アップにとても効果があることが知られています。それは脳トレをすることで、うまく気分が切り替わっているからなんですが、ひとつの作業を繰り返していると、筋肉と同じように疲労してきてしまいます。

脳と言ってもいろんな働きをしていますよね。脳トレを使って普段使っていない脳、使われにくい脳を使うことができます。それは、スイッチを切り替えるように気分が変わり、集中力に繋がっていきます。

脳も人の体の一部です。考えたり、記憶したり、計算したり、イメージしたりするときはそれなりのスタミナが必要です。集中力のスタミナです。

体力をつけるのと同じように、普段から脳のいろんな部分を鍛えていなければ培うことはできませんよね。脳トレをすることで脳のトレーニングをしながら集中力をアップさせることができます。

しかし、どうせ脳トレするなら、短時間で有効な方法を取りたいものです。今回は、脳トレで効果的に集中力をアップさせる方法をお伝えします。

暗記と暗算で集中力アップしよう

脳トレはいつでもどこでもできるんですよね。お昼休憩で外に買い物に行くときや仕事中に目に飛び込んでくる数字を使って「暗記」と「暗算」という2つの脳トレを同時にやってみましょう。

簡単な方法として、走り去っていく「車のナンバープレート」の4桁の数字を一瞬で暗記します。その4つの数字を「足し算」「引き算」「掛け算」「割り算」を使って「10」にしましょう。

もちろん「10」にならない時もありますが、そのときは「10にならない」という結論で構いません。慣れてきたら、どんどんスピードアップをしてみましょう。

 

好きな「色」を探しながら、暗記しよう

毎日辛い満員電車通勤でも脳トレは可能です。できるだけ外が見えるドア付近、窓に近いところを陣取りましょう。電車が動きだしたら、好きな色を「2色」決めて、電車が走りだしたら、その2色が風景の中にいくつあるか数えてみましょう。

1色だけでもいいですが簡単ですので、2色から始めるのがベストです。これも「暗記」と同時に瞬間的に「色を探す」ことの2つの作業を行っているので、脳がほどよく運動できます。

探す色を変えたり、色ではなく風景の中に目に入る「形」を探したり、とアレンジが可能なので毎日色んな方法で脳トレが可能ですね。会社に到着して仕事を始めるころには、脳はベストな状態に仕上がっているはずですよ。

 

文章を記憶して声に出して暗唱しよう

自宅でひとりのときや声を出しても問題ない場所にいるときにオススメの脳トレとして、文章を記憶して暗唱、つまり声に出して読み上げるという方法があります。

映画や漫画のセリフや、週刊誌や新聞の記事でも構いません。2~3分ほど黙読で文章を記憶してください。時間が来たらその文章を暗唱しましょう。

記憶すること、記憶したことを思い出して、声にする、という3段階の脳トレになっています。慣れていないと疲れるかもしれませんが、習慣化することで高い集中力を持続できるようになってくるはずです。

毎回覚えるものは新しい文章に変えていくことで、新しい出来事に対応する能力も鍛えられるかもしれませんね。

 

パソコンを閉じて「手」で仕事をしてみよう

どんな仕事にも今や「パソコン」や「スマホ」などの電子機器が当たり前になっています。便利なものを使うことは、同時に「考えなくなる」ことでもありますよね。

そこで1日のうちで1時間はパソコンを使わずに仕事をする、など決めておくとよいでしょう。指先でキーボードやマウスを使うだけの仕事だけでは集中力はどんどん下がる一方です。

すべてのメモ書きや企画書の原案作成は手書きにして、資料のホッチキス止め、書類の分類をやってみましょう。「手」を使うこと自体が脳トレとなり、普段眠っている脳の部分が活性化し集中力も高まります。

 

NGワードで脳トレをしよう

普段何も考えずに発言していませんか?脳は意識的に使わないとトレーニングになりませんし、集中力もアップしません。そこで、日常会話から自分だけの「NGワード」をさだめておきましょう。

ネガティブな言葉だとベストですが、自分の口癖でも構いません。例えば、会話の中で「え~と」や「え~」などの意味のない言葉を禁止してみてください。とても不自由になりますよね。

しかし、その不自由さこそが脳トレになっているので、毎日1時間だけと決めるなどして習慣化してみてください。「言ってはいけない」という意識が脳トレとなり、集中力を生み出すきっかけになります。

 

これらの脳トレは脳の体力をつけるだけでなく、今まで使っていなかった部分も鍛えていくことができます。左脳と右脳の情報のやり取りが活発になり、記憶力や集中力だけでなく、人とのコミュニケーションや創造性のある仕事にも良い影響が出てくるはずです。

人間の脳は放っておくと、同じことを繰り返し考える習性があります。そうした脳内の情報整理をすることで、本来持っている集中力を遺憾なく発揮することができるようになるんですよね。

脳トレは毎日、意識的に実践することと、継続することに大きな意味があります。アプリなどで脳トレゲームもできる時代ではありますが、自分で脳トレを考えることも、ひとつの脳トレになっています。脳トレでいつまでも若い思考と発想力、そしてより質の高い集中力を養い続けていきましょう。

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