個性心理学を取り入れてコミュニケーション力を付ける7つの方法

個性心理学を取り入れてコミュニケーション力を付ける7つの方法
コミュニケーションをとるのが得意な人、苦手な人、様々だと思います。

コミュニケーションとは多様な用いられ方をしていますが、自分の考えや思想を伝えるだけではなく、相手の心の状態を読み取ったり、共感したりする事もコミュニケーションの一部だと言われています。

コミュニケーション力が高いという事が評価される時代です。コミュニケーション力を高める方法は色々ありますが、今回は個性心理学を取り入れてコミュニケーション力を付ける方法を紹介します。

「個性心理学」と聞くと、とても難しい印象を受けますが言い方を変えると「動物占い」の事です。

今から10年以上も前に大ブームを巻き起こした「動物占い」は人間の個性を「こじか」「オオカミ」など12種類の動物にあてはめて、その動物の個性を思い浮かべると簡単で面白く人の個性を理解する事ができると言われています。

人は「自分が普通であの人の考えはおかしい」などとよく思います。皆、それぞれに個性が違い、価値観も違います。

個性も価値観も違う人間の集まりの世の中で生きて行くというのはストレスがあって当たり前で、ストレスの90%以上は、人間関係が原因だという分析データもあります。

個性心理学が少しでも皆様のストレス軽減のお手伝いになればと思っております。

相手の会話の特徴を知る

個性心理学は12種類のキャラクターに例えられており、その書籍も数多くありますが誰かとコミュニケーションをとる時にいつも書籍をめくっているわけにはいきません。

12分類の特徴をしっかり覚えるのが苦手だという方はまずは3分類から、相手の会話にどのような特徴があるのかを観察してみるだけでも相槌のタイミングがスムーズになります。

1.「MOON(月)」
良い人と思われたいグループ。会話の特徴は話が長く前置きに始まり起承転結。

2.「EARTH(地球)」
出来る人と思われたいグループ。言いたい事をズバリ結論からいうタイプ。

3.「SUN(太陽)」
すごい人と思われたい。自己中で気分屋で話がとぶ傾向あり。

 

行動パターンを知る

それぞれのキャラクターは2つの行動パターンに分類されています。

まずは目標、計画を立てて行動する「目標指向型」は仕事とプライベートは区別し本音で付き合うタイプですが、柔軟性が若干不足しているので予定外の出来事に弱い面があります。

それに対し大きな方向性だけを決めて臨機応変に対応していく「状況対応型」は期限を決められるとプレッシャーを感じます。付き合い方は建前から入っていき、少しずつ心を開いていくタイプです。

相手の行動パターンがわかれば、相手が部下で合った場合は指示の出し方、上司で合った場合は対応の仕方を予測する事ができます。

人間は自分が求めている対応をされた場合、相手に高いコミュニケーション力を感じます。

 

思考パターンを知る

想像力を働かせて感性で受け止める「右脳型」は直感とイメージを大切にします。相手の気持ちを読み取り、先を予測する事に優れています。

それに対し、現実的で理論的な「左脳型」はイメージや直感では判断しません。理由を追及しデータ表示されると納得するタイプです。

キャラクターはこの2つに分類されています。理論的な人にイメージで伝えても全く伝わりません。伝え方を少し変えてみるだけで伝わり方が大きく違います。

 

心理ベクトルを知る

どうにかなるとプラス思考で前向きな「未来展望型」は物事を考えながら行動するのでスピーディータイプですが、慎重さに欠ける部分があります。
それに対し、経験や過去の実績を重視する「過去回想型」は慎重に考えて決断します。用意周到で常に「もしも」の場合を考えています。

思考パターンと合わせて思考の心理的な方向を知る事は相手が出す結論の予測が立ちます。予測が立つという事はコミュニケーションの流れをつかみやすいという事ですね。

 

自分の長所を知る

スムーズなコミュニケーションとは相手を知る事はもちろんですが、個性心理学から自分の長所を知ってみましょう。

今の自分はこれまでの生きてきた環境で出来あがっていますが、自分が知らなかった能力を知ることで、これまで自分にはなかったコミュニケーション力がつきます。

短所を知る事も必要かもしれませんが、長所を知りさらに伸ばして特化したものを自分の中に持っている人は魅力的です。

 

相手の興味に合わせる

実際のキャッチボールをイメージしてみると会話はキャッチボールだという事がよくわかります。相手が受け取りやすい場所にボールを投げると相手はとり損ねることなくスムーズにキャッチポールが続きます。

会話も自分の興味に合った内容が飛んでくるとスムーズに答えられるものです。相手に合わせた会話を心がける事が上手くコミュニケーションをとっているということになります。

どのような分野に興味があるのかを個性心理学でキャラクター別に把握してみましょう。

 

相手の個性を楽しむ

「コミュニケーションをうまくとる = 沈黙は厳禁」と思いがちですが、沈黙も「間」だと思えば焦りません。会話には必ず「間」が必要です。

「間」が出来たらニッコリほほ笑みながら頭の中で相手をキャラクターに置き換えてみましょう。苦手だなと感じる相手でもキャラクターに置き換えてみることで相手の個性を楽しむ事ができます。

 

 

個性心理学を取り入れてみる事により大まかではありますが、自分の個性を知り、相手の個性も知ることができます。

それによってストレスを減らし、より良い人間関係を築き、そしてスムーズなコミュニケーションをはかる事ができることでしょう。

全てが個性心理学でスムーズに運ぶわけではありませんので、あくまでも参考にして下さい。

 

まとめ

個性心理学を取り入れてコミュニケーション力を付ける7つの方法

その1: 相手の会話の特徴を知る
その2: 行動パターンを知る
その3: 思考パターンを知る
その4: 心理ベクトルを知る
その5: 自分の長所を知る
その6: 相手の興味に合わせる
その7: 相手の個性を楽しむ

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