アイスブレイク面白いネタで場を和ませるコツ

アイスブレイク面白いネタで場を和ませるコツ
始めて参加するセミナーやミーティングは知らない人だらけ、人見知りしてしまうようなタイプであれば、初日は緊張感たっぷりですよね。この記事では、そんな時に役立つアイスブレイクネタをお届けします。

ミーティングなどでは出席したどのメンバーも意見を発言し、理解するという前提の下で、話し合いを進める目的があります。一部の人間の意見しか拾えないのは、主催側としても消化不良を起してしまうでしょう。今話題のアイスブレイクは、知らないもの同士の初対面の緊張感をほぐすメソッドを、研修やミーティングの冒頭部分で取り入れることで、ミーティングをより有効なものにする手法です。

アイスブレイクのネタというと、ゲーム要素が強いものが多く紹介されていますが、大の大人が初対面からゲームをするのも気恥ずかしさが先行して、逆にヘンな緊張感がでてしまいそうですよね。そこで今回は、こちらの記事ではゲーム要素の少ない、ミーティングの導入部分に自然にとりいれられるような比較的軽いアイスブレイクネタをお伝えします。

積み木式自己紹介

ミーティングや研修にて、初対面の人が集まる場合、できるだけ早く名前を覚えてしまうのが、自分にも相手にも楽な方法。顔を見るたびに「なんて名前だったか・・・」と不安な気持にならなくてすみますよね。

積み木式自己紹介は、どんどん隣の人が自分の名前を追加していく自己紹介です。一人目が「●●です。」と自己紹介したら、2番目の人は「●●さんのとなりの●●(自分の名前)です。」、3番目に座っているなら、「●●(1番目の人)さんのとなりの●●(2番目の人)さんの隣の●●(自分の名前)です。」といった要領でおこないます。

珍しい名前の人がいたり、同じ苗字の人がいたり、一文字違いがいたりなど、なんとかして名前を記憶しようという気持が働いていきますよね。外見や声の特徴も合わせて出来るだけ受け止めようとするので、親近感を持ちやすくなるアイスブレイクネタです。

 

good&new

この「good&new」というアイスブレイクのネタは、24時間以内におきた良いことや、新しく発見したことを自己紹介に交えて発言していくという内容です。

24時間を振り返ることで、話し手がどんな人なのか、聞き手の想像力をくすぐりますし、「良かったこと」「新しい発見」に繋がるエピソードにはその人らしさが現れるもの。単なる自己紹介よりも、各人の個性が浮き上がってくるような楽しいアイスブレイクのネタになります。

 

他己紹介

他己紹介とは、その名の通り、「他の人を紹介する」アイスブレイクのネタです。二人一組になって、2分〜3分、相手へインタビューをおこない、紹介するのは自分の相手。どのように周囲に印象付けられるような他己紹介ができるか、競争意識も手伝って、アクティブなレクリエーションになりますよね。

自分で自分を自己紹介するのとは違って、他人の客観的な視点が入るだけで、その人の魅力的な個性がクローズアップされたり、自分自身の新しい発見に繋がることもできます。

 

ストレッチ

これは一番簡単なアイスブレイクネタ。学校やセミナーなどでも、頭の柔らかい司会者が自然に使ったりする方法です。

できれば、参加者全員に立ち上がってもらって、司会者のリードで背筋を伸ばしたり、肩をまわしたりのストレッチをします。たったこれだけで現場の緊張がほぐれるなんて不思議ですが、人は、相手と同じ動きをするだけで親近感を持ちやすいという心理作用があります。これを使えば、現場に一体感を持つことができますよね。

それだけでなく、身体の血行を良くするだけで、身体的な緊張もほぐれるという一石二鳥のアイスブレイクネタです。

 

共通点さがし/カテゴリー

多くの人が集まるセミナーなどで、アイスブレイクのネタに乗じてグループ分けをおこなってしまえそうなのが、この「共通点さがし」や「カテゴリー」です。

3分程度の制限時間内にお題に合わせた共通点をもつ人を見つけるという内容。血液型や生まれ月など、簡単な内容でも良いですし、出身地や好きな寿司ネタなどのちょっと複雑になりそうなものまで、やってみると面白いですよ。

このアイスブレイクネタは、共通点を持つもの同士が集まることができるので、グループの結束も強くなり、参加しているセミナーによりモチベーションが与えられます。

 

さて、初対面同士は緊張するのが当たり前ですし、むしろ緊張感が無い現場も考え物なので、アイスブレイクには程よい緊張感を持ちつつも、全体がポジティブに参加できるような工夫があるとよいですよね。

学校やサークルなどでは、じゃんけんやアクティビティーを取り入れるような、ゲーム性のあるアイスブレイクネタが盛り上がりますが、大人の集まりで、色々な年代、性別職業など、多種多様な参加者がいるような現場では、盛り上がりすぎずに適度な距離感や余裕を備えたアイスブレイクネタが好まれます。

参加者側が程よい一体感や積極性をもってくれるようになれば、進行役も仕事がグンと楽になり、成果も勝手に現れてくれるもの。また、一人一人の力よりも、集団になるとより強力なパワーを発揮することができます。そんな成果を得るために、ここで紹介した、アイスブレイクネタを取り入れてみてくださいね。

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