心が折れる前に試してみたい7つの予防策

心が折れる前に試してみたい7つの予防策
自分のキャパを超えて頑張りすぎていると、ポキっと音をたてて心が折れる事がありますよね。この「心が折れる」状態はとても危険なもの。一旦、がっつりと心が折れる経験をすると、あまりの落ち込みから回復に時間がかかってしまい、頑張る自分に戻れなくなってしまう人もいるでしょう。

そんな心が完全に折れる前に試すべき7つの予防策があります。頑張ることと手を抜くことのバランスが上手に保てていないと心が折れるものですが、このバランスをとるということ自体がかなり難しいところになるのです。

人は、求められたり目の前にやるべきことがあれば、本来の自分よりもグっと力が入り、驚くべき能力が発揮できたりもするのです。ですが、その状態が長く続いたり、自分の抱える問題以上のことをやろうと頑張りすぎることで心が折れます。

そこで、しっかりと自分の能力と問題とのバランスをとるために、自分でもできるちょっとしたコツをお伝えします。

不安を鎮める訓練をしてみる

心が折れる前の予防法としていくつかの方法を試す前に、現在いっぱいいっぱいになってしまっている気持ちを静めて、身軽に行動に移れる状態にする必要があります。

不安を鎮める訓練と言うのはいくつか存在し、今はネットなどでも多く取り上げられていますね。「自立訓練法」や「5-4-3-2-1法」、「マインドフルネス」などがポピュラーな方法です。是非、調べてやってみましょう。

他にも、瞑想や呼吸法、ヨガなどで一旦心をリセットをして、心が折れる前の対策に乗り出す準備としましょう。

 

たまには堂々とサボる

頑張りすぎた結果、心が折れるまで緊張状態が続き、そんなに長くも耐えられる訳はなく限界が来てしまう。そんな経験がある方も多いかもしれませんね。

「あ、自分今頑張ってるな。」と感じたら、直ぐストップするのも難しいので、一区切りつくまでは頑張るとして、一番近い休憩地点を見つけて、そこでは思きってサボるくらいの勢いで休息をとりましょう

普段頑張っている人は、少しサボってもふつうの「頑張ってる人」になるだけです。多少ずるいサボり方でもバレなければ堂々としてしまいましょう。

 

身体で新しい体験を感じる

頭の切り替えが上手にできれば、心が折れるまで頑張り過ぎるということも無いでしょう。しかし、精神的にスッキリ切り替えができれば、だれもストレスは溜まらないものですよね。

しっかり切り替えをおこなうためには、別のことで頭の中を入れ替えてしまいます。頭を切り替えるには身体を動かしましょう。

なにか別の経験を身体で感じることで、深く考えなくても自然に切り替えができるもの。スポーツ、ライブ、新しい人間関係に飛び込むなど、体感として普段と違う経験をしましょう。

 

トラブルの要素を書き出して整理する

対応しなければいけない問題、多かったり大きかったりでキャパオーバーしてしまうと心が折れます。問題が複雑になりすぎてパニックになるのを防ぐために、自分の対峙している問題を整理してみることも大切です。

トラブルになっている要素があれば、それを一つ一つ箇条書きにして、分類していきます。短い期間で解決できそうなもの、ヘルプがあれば解決できそうなもの、状況が変わらない限り解決できないものなど。

そうすると、今現在の自分で、あとどれだけ何をすればよいのか、客観的になることができ、キャパがオーバーするほど無理をしてしまう状態にセーブがかけられます。

 

人に迎合せず、嫌われても自分を通す気持ちを

心が折れるほど無理をしてしまうのは大概、八方美人になりやすい人に多いものなのです。周囲の要望を気にするばかりで、他人の意見に振り回されてしまっていることがあります。

ところが、周囲の意見というのは常に自分勝手なもの、あなたの性格や状況を冷静にみて何事も依頼してくるわけではありません。むしろ、知らないからこそ無理を言ってくる傾向が強いのです。

本来は、周囲の要望と自分の意見のバランスを上手にとる知恵が必要ですが、一旦は嫌われることも覚悟して。周囲とは一線を引き、まずは自分自身を尊重してみましょう

 

とにかく良く寝ること

心が折れるという問題は、脳の問題でもあります。脳をしっかり休めてチャージするためには、寝ることが一番です。

睡眠と言う行為には、頭の中が整理される作用があり、同時に体力も回復できますよね。沢山寝ることで、頭をぐるぐるしている心配事や不安要素からはその時間離れることができますし、また翌日に前向きになれるもの。

 

一つでも物理的な解決を求める

人間は、一つの大きな問題でも心が折れる事がありますが、大抵の場合、小さなトラブルや自分が上手にコントロールできない問題を複数抱えてしまうことがキッカケともなります。

少しでも心の負担を軽くするためには、目に見える物理的な負担を軽減させることも重要です。家事でも雑用でも、何でも一つだけ手を抜いてみるだけで、体力的にも時間的にも余裕がでてくれば、精神的にも楽になるということに繋がりますよね。

 

頑張り過ぎが重なって心が折れるかもしれない状態になると、人はネガティブになります。自分の能力の無さを嘆いたり、落ち込んでみたり、無価値感を感じてしまいます。ですが、心が折れるというは、それだけ頑張っているからですよね。

そこでネガティブになって、せっかくの自分の頑張る気持ちも否定してしまってはいけません。人が頑張る気持ちがなければ、問題の解決どころか人生を楽しむ気力も無くなってしまいます。そんな寂しく受身な人生を送らないためにも、頑張る気持ちを大切にしながら、心が折れることがないよう頑張りすぎの自分を上手にコントロールしていきましょう。

時には周囲とぶつかることもあるでしょう。問題がキレイに解決できずに不完全燃焼することも。ドラマや漫画のように、キラキラした主人公が見事に問題を乗り越える姿など、現実には無いかもしれませんが、一歩一歩前に進む為には、時にはしんどい思いをしながら地味に歩き続けること。その歩みを止めないためにも心が折れる前にここで紹介した7つの方法を試してください。

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