嫌われる勇気を持つと人間関係に悩まないで済む4つのワケ

嫌われる勇気を持つと人間関係に悩まないで済む4つのワケ
アドラー心理学の「嫌われる勇気」が話題になり、嫌われる勇気という言葉に興味を持った人も多いですよね。アドラーによると人の悩みとは、全て人間関係によるものだといわれています。

私たちには、職場や友人、親子関係など人として生きていく上で様々な場面での人間関係があります。また、社会で生きていく上では人間関係のトラブルは避けられません。できることなら誰だって人間関係に悩むことなく、上手く人づきあいをし、楽しく過ごしていたいものですよね。

嫌われる勇気とはどういうことなのでしょうか。また、なぜ嫌われる勇気を持つと人間関係が上手くいくようになるのでしょうか。そこで今回は、嫌われる勇気を持つと人間関係に悩まないで済むワケについてお伝えします。

自分に自信が持てるから

嫌われる勇気を持つということは、他人からどう思われるかや他人からの評価に振り回されないということ。つまり、自分自身がどうしたいか、自分の本当に望むものは何かということがはっきりし、自分というものを持つということです。

例えば、人によく思われようと人に合わせたり、上司からの評価を気にして仕事に励むなどは、本来の自分らしさを押し殺し、自分を犠牲にしたやり方です。ここでいう嫌われる勇気とは、人によく思われないことを恐れないこと、仕事ができないと評価されることを恐れないということです。

たとえば、本当は苦手な人だけど、でも苦手と言えず誘いを断れなかったとき。自分の「本当は苦手」という自分自身の気持ちを押し殺しています。また、仕事で「難しそうだな。でも、できない奴と思われるのは嫌だ」と思い、いつも以上に残業をしたりしてしまう。

ここでも自分を酷使しているのがわかります。人間ですから、苦手なことやできないことがあっても当然なのです。なのに、できないと思われるのが怖くて、つまり上司から嫌われるのが怖くて自分を犠牲にしてしまうのです。自分自身を喜ばせ、心を満たすことができるのは、他人ではく自分です。

他人の期待に応えようと努力しても、他人はその努力を認めてくれないこともあります。あなたをどんな時も信じてくれ、裏切らないのは誰ですか?それはあなた自身なのです。他人に嫌われることは怖くないと嫌われる勇気を持つことで、自分自身を信頼しようとし、自分に自信を持つことができるのです。

 

自分らしく生きられるから

次に、嫌われる勇気を持つことで人間関係がうまくいくワケは、自分というものがはっきりし、自分らしく生きられるからです。嫌われる勇気がなく、他人の評価や顔色を伺っていると、他人の評価つまり他人の軸で生きているということになります。

しかし、1でも述べたように他人の軸で生きることは、本来の自分の気持ちとは裏腹に生きることになります。または、他人が作ったレールの上を歩くということです。他人に敷かれたレールの上を歩いていけば、道に迷うことなく平穏に生きていけるかもしれません。しかしどうでしょうか。

たとえば、経営の雲行きの怪しい会社だけど、上司に「大変だけどこの仕事をしてくれ。そうすれば君は出世できる。」と言われたとしましょう。あなたはその仕事を仕上げたにもかかわらず、会社は倒産しあなたは失業しました。

「経営が怪しかったから、あの時に転職すればよかった」「出世できると言われたから、無理をして頑張ったのに」といくら訴えても、上司はあなたの人生の責任はをとってはくれません。「この会社はヤバいぞ」と自分の軸を持って判断していれば、失業する前に転職もできたでしょうし、大変な仕事をする必要もなかったのです。

自分軸で生きることは、他人の作ったレールを歩くより大変です。枝分かれする時には、立ち止まって考える必要があります。けれど、この立ち止まる瞬間に考えることはいつも、「自分にとって楽しいことや必要な道はどちらか」ということ。

つまりは、自分の求めているものが何かということを考えているのです。自分にとって必要なことと、他人から要求されること。どちらがあなたにとって楽しいものでしょうか?当然自分のためですよね。嫌われる勇気を持つことで、人は自分らしくいきていけるのです。

 

他人との距離感が上手く取れるから

嫌われる勇気を持つことで、他人と距離を上手く取ることができるようになり、人間関係が上手くいくようになります。なぜなら、嫌われる勇気を持つと、他人自身が解決すべき他人の問題と自分自身が解決すべき自分の問題をきちんと分けられるようになり、余計なことで悩む必要がなくなるということです。

たとえば、あなたには話が全く通じない上司がいて、頑張っても認めてもらえない、事あるごとに怒鳴りつけてくるとしましょう。

この時、あなたが最優先すべきことは、なんでしょうか。上司に怒鳴られないようにすることや、認めてもらえるようにすることでしょうか。あるいは、怒鳴られないようにすることでしょうか。違いますよね。最優先にすべきことは、仕事であって、会社内の人間(上司)に気に入られることではないはずです。

逆に、上司の仕事の中には部下の面倒を見るということも含まれています。部下の頑張りを認めたり、部下と話をすることは上司として当然で、それも仕事の一部なのです。自分の仕事ができていない上司の機嫌に合わせて、部下であるあなたが気にかける必要はないのです。

これは上司が解決すべき問題であり、あなたの問題ではないのです。このように、全ての人から好かれる必要はないと嫌われる勇気を持つことで、他人を冷静に見始めます。そして、自分の問題と他人の問題をきちんと分けるようになり、他人の問題つまり、余計なことに頭を悩まされる必要がなくなります。そして、人間関係が楽になるのです。

 

本当に自分に合う人を引き寄せるから

嫌われる勇気を持つことで人間関係が上手くいくワケとして、自分に合った人を引き寄せるようになるからです。

あなたは全ての人に好かれる人生と、全ての人には好かれるわけではないけれど、自分らしくのびのびと生きていける人生とどちらがよいでしょうか。他人に合わせたり、他人の顔色を伺ったりしながら生きていくことは可能でしょう。

しかし、おそらく人間関係に疲れている人というのは、今までずっと全ての人に好かれようと、本来の自分を捻じ曲げ続けてきたからです。人の心は嘘をつけません。自分を捻じ曲げてきた歪みが結局、人間関係を築いていく上でトラブルになっていっているのです。

本来の自分を偽ることなくありのままの自分でいたとしても、あなたを好いてくれる人は必ずいます。その人こそ、本当にあなたにとって合う人なのです。嫌われる勇気を持つと、本来のあなたを好いて人が近づいてきてくれるのです。人として社会でやっていくためには、自分を押し通すばかりではいけません。

しかし、全ての人に好かれなくてもいいと嫌われる勇気をもつことで、余計な肩の力を抜いて人と接するようになり、結果的に自分に合う人を引き寄せることになるのです。

 

嫌われる勇気を持つことで人間関係に悩まないワケについてお伝えしました。社会で人としてやっていくためには、人間関係を構築していくことは避けられません。人は自分に自信がないと他人に評価してもらうことで、自信をつけようとしがちです。そうではなく、まずはありのままでいることが悪いことではないと自分に自信を持ってください。そうすることで他人から嫌われることが怖くなくなります。

嫌われる勇気を持つことは、人間関係を築いていく第一歩であると心得ておくとよいでしょう。他人の目に怯えながら生きていくのではなく、自分らしく自分の人生を歩いて行って欲しいものです。

人間関係に悩んでいる人は、ちょっと勇気を出して他人に好かれようとするのをやめてみてください。肩の力が抜けて、いい人間関係が築けるようになりますよ。

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