倦怠期の乗り越え方と、結婚に向けてアプローチするコツ


長く付き合っている夫婦やカップルにとって、倦怠期の乗り越え方は大きな課題ですよね。

どんなに激しい恋愛でも、時とともに感動は薄れるもの。出会った当初の熱い思いのまま永遠に愛し合うというのはドラマの中だけのお話、非現実的な設定です。

実際のカップルの場合、熱い思いが冷めたときこそ、恋の真価が試されます。付き合いが長引いて熱が冷め、互いの気持ちが離れかけたとき、倦怠期の乗り越え方を知っているカップルはそのハードルを越えて、結婚というゴールに突入します。倦怠期の乗り越え方を知らないカップルは、そこでコースアウトしてしまうのです。

二人の気持ちが同時に冷めたのならしょうがありませんが、自分の方には気持ちが残っているのに、相手が倦怠期にはまってしまうことがあります。そうなると、そのまま別れるのは残念なものですよね。

そこで今回は、倦怠期の乗り越え方と結婚に向けてアプローチするコツをお届けします。

二人の歴史をたどってみる


倦怠期がそれほど深刻ではない場合、二人の交際の歴史をさりげなく辿ってみるのが、上手な倦怠期の乗り越え方のワンステップになります。

倦怠期というのは交際が長くなって、ときめきが感じられない状態。相手の存在が当たり前になってしまっているときです。そんなとき、初めて会ったときのドキドキ、わくわく感を思い出すことができれば、慣れきった二人の関係に新風を吹き込むことができます。

初めて会ったのが会社の近くのカフェのテーブルなら、さりげなくその時と同じ席に誘ってみましょう。最初に会ったときと同じブラウスやカットソーを着て情景をシンクロさせるのも効果的です。

会話が落ち着いたところで、「この席、覚えてる?」と話を振ってみましょう。相手が思い出してくれたら、「この服、あのときと同じなんだよ」と話を続けていくと、自然に会話が転がっていきます。

学生時代に出会った二人なら、休日に母校を訪れてみるのも良いですね。「あのとき、○○、いつも走ってたね」「クラブ、忙しかったよね」といった思い出話をしながら、ひと時、昔に戻ってみましょう。

女性のほうから結婚に向けてアプローチしたいときは、ここで交際期間の長さを何気なくアピールするのが効果的です。「もう5年も付き合ってきたんだね」「5年後にはどうなってるかな?」といった話を交わしながら、将来に目を向けるよう会話をリードしましょう。

 

距離をおくのも倦怠期の乗り越え方のひとつ


本格的な倦怠期が来てるなぁと思ったときには、思い切って距離をとってみるのも一考です。

相手を真剣に愛している人は短期間でも距離を置くことに恐怖感を覚えるでしょうが、倦怠期というのはほうっておくと、そのままズルズルと二人の間の距離を開いてしまうものです。それならばいっそ、「休憩」という形をとるのが関係の刷新につながります。

距離をとるといっても、まったく会わないわけではなく、二人で会う時間を減らすようにしてみましょう。ポイントは、自分が会わないことのイニシアティブをとること。一ヶ月くらい会わないようにしようと決めたら、誘いがあっても理由をつけて断りましょう。

無視したりブッチしたりするのではなく、「ほかの予定がある」「今日は調子が悪いから会いたくない」といった具合で、きっちり伝えるようにします。

会わない期間を設けることで、まず、自分がどれくらい相手を必要としているのかがわかってきます。長く付き合っていると、自分が本当に相手を好きなのか、惰性で付き合っているだけなのか、わからなくなってくるものです。

また、「会いたくない」と告げることで、相手の反応を知ることもできます。「体調が悪いから会いたくない」といって彼が心配してくれるか。あるいは、体調が悪いと告げても、「どうしても会いたい」と強弁してくるかもしれません。

距離をおいてみることで、自分や相手の気持ちを確認することができるのです。

 

常に新鮮な印象を与えよう


倦怠期の乗り越え方、最大のポイントは、常に相手に対して新鮮な存在でい続けることです。そのためには努力が必要です。

倦怠期の乗り越え方を知っているカップルは、危機感を覚えたら、出会ったころのときめきを取り戻そうとします。

人間は学習する生き物ですので、長く付き合っているうちに相手のことが分かってきます。それは一緒に行動したり、一緒に暮らしたりするうえでは便利なことですが、人間、分かりきった相手にときめきは覚えないのです。

特に、恋愛時代に倦怠期を迎えて関係が停滞してしまったときは、関係が回復するように、色んな工夫をするものです。たとえば、イメージチェンジ。髪型を変えたり、ファッションを変えたりして、定期的に変身してみましょう。

ただし、何でもかんでも変えればよいということではありません。長く付き合っている恋人に対しては、当然、気に入っている部分があるはずです。女性の黒髪が好きな男性は、彼女がいきなり茶髪や金髪に染めてきたらショックを受けてしまうでしょう。

付き合っているカップルなら、相手が自分のどこを好きかだいたいわかっているはずです。そのポイントを抑えながら、「新しい部分」を付け加えていくのが新鮮さを失わずに交際を続けていくコツなのです。

 

倦怠期はどんなカップルにも訪れうるものです。変に身構えず、落ち着いて切り抜けましょう。問題は、上手な倦怠期の乗り越え方を知っているかどうかです。

倦怠期がさほど深刻ではない場合は、二人の出会いの歴史を利用して乗り越えましょう。交際が長くなり、相手の存在が空気のように当たり前になってしまっているとき、初めて会ったときのシチュエーションをたどってみることで、新鮮な時間を共有できます。

本格的な倦怠期に襲われた場合は、いったん恋人との間に距離をおいてみましょう。短期間でも距離を置くのは怖いと思う人も少なくないでしょうが、「休憩」をとることで、自分がどれほど相手を必要としているか、相手がどれくらい自分を必要としてくれているかがわかります。

長い付き合いから本物の付き合いに変えたいときは、常に新鮮な印象を与えられるよう心がけておくことが大事な倦怠期の乗り越え方です。髪型を変えたり、ファッションを変えたりして、定期的にイメージチェンジをしましょう。ただし、相手が望んでいないような変化は禁物です。パートナーが自分のどこを好きなのか、熟知したうえで工夫をこらしていきましょう!

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