復縁にメールを使う時に注意しなければいけない要点

復縁にメールを使う時に注意しなければいけない要点

離れて初めて気づく相手への愛情。できることならやりなおしたい、そう願う人も多いことでしょう。気持ちが抑えきれず、さんざん迷いながらも意を決して相手への連絡を……でもちょっと待ってくださいね。

あなたのその気持ち、独りよがりになっていませんか。あなたと相手の思い出の時間軸が違う事だってよくある話。感情に任せて失敗しないためにもまずは深呼吸して落ち着きましょう。

そこで今日は復縁のためのツールとしてメールを使用する際の注意点をお知らせします。何事にもやり方というものがあります。なかなか難易度の高い『復縁』というミッションを成功させるべく、コレを読んで一つ一つを確認してみてくださいね。

復縁の最初の一歩、メールの件名について考えましょう。

コンタクトの第一歩はメールやLINEなどでしょう。まずは相手に気づいてもらい、目を通してもらわなくては何も進みません。そのためにもメールなら『件名』、LINEやSNSなどのコメントでは『本文の一行目』が重要になってきます。

円満に別れた経緯があったとしても多少なりともしこりやぎこちない気持ちが残っているもの。自分は相手に好意を持ち続けていて、記憶は2人でいた楽しかった頃で止まっていたとしても、相手はあなたと別れた嫌な記憶を抱え、いっそ忘れたいと思っているかもしれません。

こう考えると、少なくともいきなり「あのさ~」なんて馴れ馴れしい一言は送れないはず。気後れしすぎることもありませんが『親しき中にも礼儀あり』を意識して、相手に『興味を惹きつつ、不快感を与えない』一声を考えることが必要です。

 

『空気の読めない人』にならないために。

コンタクトをとるにあたり、言葉かけとともに重要なのが『タイミング』です。自分の気持ちばかりが先走り、メールや電話、その他のアクションを起こすタイミングを考えていない。もしくはそのタイミングがわからない、というのは良く聞く話です。

一般的に復縁に適していると言われているのは11月後半。冬に差しかかり肌寒くなってくる季節ですし、冬のイルミネーションやクリスマスなどとも重なってテンションがあがりやすいという傾向があります。

逆に、元旦早々に家族と過ごしている相手に対してメールなどのアクションを起こすのは避けた方が無難。逸る気持ちはわかりますが「空気が読めないヤツ」と悪印象を与えては復縁なんて夢のまた夢。相手の状況や性格などに合わせてタイミングを見計らうことが重要と心得てください。

 

メールのやり取りにちょっとしたテクニックを取り入れてみましょう。

ここで1つ思い出していただきたいことが1つあります。「相手が送ってくるメールはどんな感じでしたか?」短い文面でした?長い文面でした?頻度は?絵文字や顔文字、スタンプなどは多かった?相手のメールの内容や頻度などに合わせてメールを送信するようにしてみましょう。

例えばこんな感じです。相手が長い論理的なメールを送ってくるタイプなら、こちらも長くて論理的な内容のメールを返してみましょう。相手が句読点をほとんど使わないタイプの文章をメールしてくるタイプなら、こちらも句読点が少なめのメールを送ってみると良いでしょう。

相手がほとんど改行も段落分けもしない、ぎっちり詰め込んだようなメールを送ってくるタイプなら、こちらも同様のメールにしてみましょう。相手が顔文字や絵文字、スタンプを頻繁に使う相手なら、こちらも顔文字などをおりこんでみましょう。

逆に相手がほとんど顔文字などを使わないのに、こちらが使いまくってはいけません。相手がメールの件名(題名)をしっかり入れるタイプなら、こちらもメールの件名はしっかり入れてメールをします。逆に、メールの件名を入れない相手に対しては、 同じ様にこちらもメールの件名は入力しなくても構いません。

これは『ミラーリング』という心理テクニックです。復縁に限らず対人関係全般に使えますし、なにより「こっちはいっぱい送ってるのに相手は電報並みの返事しか送ってこない!」などといったストレスを感じなくてすみますよ。ぜひ応用してみてくださいね。

 

相手を困らせないようにしましょう。

人間は選択肢を与えられた時、それぞれの長所や短所、メリットデメリットを比較検討し1つを選び取ります。ところがこの選択肢が多数になりすぎると比較検討の処理が追いつかず、結果的に「すべてを選ばない」という結論に至ってしまうことがあります。

これが『分析麻痺=思考停止』です。あなた自身に置き換えてみましょう。あれもこれもと次々に選択肢を持ち込まれ、それについてくどくどと説明され続けたとしたら。イライラが募った挙句「ああ、ウザイ!!」となるのではありませんか?

ところが復縁したいと願う側は思いが強いあまり、往々にしてこれを相手にやってしまいがち。一気に多数の質問、多数の選択肢、多数の条件、多数の要望、多数の制限を、その元交際相手にぶつけてしまい、ウザがられ、着信・受信拒否や最悪突然の転居などを招いてしまうのです。

これを「避けられた。」と怒り落ち込むのは筋違いです。よくあるストーカー問題で「相手が自分を避けたから」などとのたまっていますが、その状況を作り出したのは他ならぬ己自身。自業自得の産物です。

そうならないためにも、あなたはまずは落ち着きましょう。『急いては事を仕損じる』常にこの言葉を念頭においてください。一つ一つを確実に。丁寧に。あなたがウザイと思うことを相手にしてはいけません。

 

『与えよ、さすれば与えられん』見返りを求めず「無償の愛」を送りましょう。

復縁を成功させるのに重要なのは『こちらからは何も求めず、徹底的に相手が求めているものを無償で限界まで提供する』ということです。これは『返報性の原則=恩返されの原則』といえる心理テクニックを駆使したものです。

与えるのもは物理的なものでも精神的なものでも構いませんが、けして『見返りを求めてはいけません』。人は相手になにかを与える際、無意識ながら「これだけやってあげてるんだからなにかしら見返りがあってもいいんじゃないか」と思ってしまいがち。また、その期間が長ければ長いほど、返してくれない相手に怒りすら覚えてしまいます。

ところがコレでは本末転倒。こんな「不安と下心」は必ず相手に伝わります。そうすると相手は「この人は、何かしらの恩返しを求めているから、こういう事を自分にしてくれるだけなんだ」と感じとり、かえって嫌悪感を深めてしまいます。

それからもう1つやってしまいがちなのが『相手がまだ連絡されたくないというタイミングで連絡をして、一方的に無償プレゼントをしてしまう』ということです。相手が「まだ連絡されたくない」と望んでいるなら、それこそが相手にとってなによりのプレゼント。

なにかをすることだけが与えることではありません。『なにもしないこと、沈黙を守ること』もまた、与えることに繋がるのです。相手の要求を見極めましょう。とはいえ、相手が自分を下に見て、都合よく利用するという可能性は残念ながら否定できません。

「おかしい、これは無理だ」と思ったら潔く引きましょう。弱みにつけこむような相手を増長させてあげる必要はありません。与えながら、相手の真の人間性を見極める。これもまた大事です。

 

復縁成功を妨げる最大の敵、失敗を恐れる気持ちを克服しましょう。

すぐに叶えば良いですが、たいていの場合そうはいかないのが復縁への道。ところがアプローチしなくてはならないと思いつつ、行動に移せなくなることがあります。これは何故か。実は私たちの頭の中には『失敗=失敗』という価値観が刷り込まれているからなのです。

この『失敗回避欲求』は先天的なものではありません。教育や成長の中で「失敗=ダメな事」「失敗=無能」「失敗=怒られる」と言われつづけて来たゆえの、後天的なものです。この価値観が妨げとなり、踏み出すべきところで二の足を踏んでしまうことになります。

発想を変えましょう。何事も「この方法ではダメだったということを学んだ、次に活かそう」と、成功へのプロセスと捉えるのです。この思考法の転換は復縁のみならず、生きていくうえ全般で使えます。潜在意識に働きかけることで、人生を成功に導いていけるのです。覚えておきましょう。

 

復縁を願う側が、もっとも気をつけなければいけないこととは。

復縁のための最大の注意点をご紹介しておきます。それは『ストーカー規正法』です。2013年6月末にストーカー規正法改正されました。

1.『執拗なメール』を付きまとい行為に付加

2.被害者の住所地のみならず、加害者の住所地の警察も警告及び禁止命令を出すことができる

3.警察が警告を出したら被害者に知らせ、警告しない場合は書面にて理由を通知する

これはずばり、『相手がしつこいと認識した時点でストーカー行為とみなされる』ということ。多くの「復縁を願う側」は別れた相手に対して何度もメールを送ってしまうもの。返事がなければ余計にたたみかけてしまうこともあるでしょう。

ですがこれが、相手の受け取り方次第でストーカー行為と認定されてしまいます。だいたい、復縁に必要なのは『己を変え、別れた時より魅力を高めるための自分磨き』と『適度なアプローチ』であって、『受信・着信拒否している相手に何度も連絡を取ること』ではありません。

反応がなかったら引く、場合によっては潔く諦める、というのも大事です。愛情のすれ違いが警察沙汰にならないように、常に理知的に、冷静に状況を分析しましょう。

 

ここでもう1つ、復縁を願うあなたにアドバイスを送ります。それは『諦めも肝心』ということ。身も蓋もないと思うなかれ、いつまでも一つ所に未練たらしくとどまっている人間からは、無意識ながらネガティブなオーラが放たれています。

それは、本来あなたがもつ良さや輝きまで覆い隠してしまうもの。あまりにももったいない話だと思いませんか?あくまで冷静に、理知的に、それでいて情熱を忘れずに。それでも、やるだけやったらあなたは前に進んでよいのです。

その潔さが、逆に相手の気持ちを引き戻してくれるかもしれないし、もっと素敵な出会いを呼び寄せてくれるかもしれません。やり方を間違えてはいけません、その上で、後悔しないよう精一杯手を尽くす。

自分を磨き、人の気持ちを考え、一途に相手の幸せを願う人間が魅力的でないわけはありません。苦しさも切なさも味わい越えた先に、幸せが訪れます。

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