考える力が飛躍的に伸びる頭のトレーニング

考える力が飛躍的に伸びる頭のトレーニング
考える力はすべての知的行為の源です。考える力が強靭であればあるほど、勉強でも仕事でも、また、創作や芸術活動においても、大きな成果を残せるのです。

小中学校、あるいは高校に在学中は、記憶力が活躍します。記憶力、暗記力、反復力などが高いと、成績を上げるうえで有利となることは皆さん、よくご存知ですよね。

ですが、実社会で役立つ力となると別物です。記憶力、暗記力などの学習力だけで成果をあげられるのは学生時代まで。社会に出てからものをいうのは、より根本的な考える力です。

考える力は教科書を読んで丸覚えしても身には付きません。生まれつき考える力が強い人でない限り、積極的に頭を使わないと考える力は伸ばせないのです。では、どうすれば基本である考える力を伸ばすことができるのでしょう?

ということで今回は、考える力が飛躍的に伸びる頭のトレーニング方法についてお届けします。

言語化習慣をつけると具体的に考える力がアップ!

言語化習慣
考える力を育むために有効なのが、言語化習慣です。言語は思考を具体化するための栄養素。思考がまだ何になるか分からない料理の材料だとすれば、言語は調理のようなもの。言葉にして組み立てることで、具体的な料理になっていきます。

言語化する習慣をつけるには、日常生活で「何となく」見ているもの、聞いているもの、触れているもの、食べているものなど、普段五感で接しているものを言葉で表現していくことです。表現していくことで、自分がどんなものを好んで見ているか、聞いているか、食べているか、触れているか分かってきます。

それを繰り返すなかで、自分はどんなものに囲まれているか、どんな環境にいるか、どんな風にみられているかといったことが客観的に見えてくるのです。

実は、日本人は、こうした客観的、具体的な思考が弱いといわれています。たとえば、人を見たとき、その人の外見を見たまま曖昧に記憶するのが日本人です。

一方欧米人は、人を見たとき、髪の色は栗色、目の色は薄い緑、身長は175センチくらいといった具合に、具体的に記憶します。場所についても、今自分のいるところはどこどこから何キロくらい、どこどこまで何時間くらいといった情報を自然に把握しています。

こうした言語化の習慣がつくと、物事をみたときに情報を集めやすくなり、具体的な行動につなげやすくなるのです。

 

立場を変えて話題を読み直すことで柔軟に考える力がアップ!

立場を変えて
物事を柔軟に考える力をつけるには、相手と立場を変えて話題を読み直してみるのが効果的です。

普段私たちは、何らかの立場によってたっています。男性だったり女性だったり、学生だったり、主婦だったり、社会人だったり、社長だったり。若い女性、名門校の学生、新婚の主婦、社会人一年生など、さらに細かく立場を分けることもできます。

私たちは、好むと好まざるとにかかわらず、そうした立場によって物事を考えています。若くて綺麗な女性は若くて綺麗な女性としてモノを考え、買い物をし、食事をしています。やり手の社長はやり手の社長として、日々のすべての行動をしているのです。

こうした「立場による」考え方や行動様式を脱して、より柔軟な思考を手に入れたい場合、自分自身とは違う立場に立って物事を見る練習をしていきましょう。

たとえば、自分が好んで行くショップがあるとします。一方、そういうショップには立ち寄らないタイプの人がいるはずです。ショップで会う人たちはたいてい同じくらいの世代であったり、似たような体形、似たようなファッション傾向であったりしないでしょうか。

そこで、逆に、ここで会ったことがないのはどういう種類の人なのかと考えてみましょう。そうすると、自分はどういうタイプに見られているかということが客観的に判断できるようになってきます。着るものに限らず、自分の利用するものについて立場を変えて見直してみると、新しい発想がわいてくるのです。

 

「仮想相談」で問題を読み解く力をアップ!

「仮想相談」
読み解く力を育むには、まず、自分で問題を組み立てることが必要です。

問答ということばがあります。問いを出して、答えることです。普通、問題というのは自然にわいてくるもので、それに対する答えを求めるものです。一方で、禅問答のように、答えを探すための問いかけというものがあります。これは、より本質的な答えを得るために、敢えて問いを作り出すのです。

日常生活でも、私たちはよくテストを受けます。学生時代は当然のことですが、社会人になっても、上司やクライアントから「課題」「問い合わせ」といった形で質問を受けます。これに答えることで、現状を把握し、物事を進めていくのです。

こんな風に、会社や学校なら、上司や先生が問題をだしてくれますが、普段の生活の中で更なる考える力をつけるには、自分自身で問題から作っていきましょう。

私たちの周りには、「何となくよくわからないこと」がたくさんあります。これを漠然と眺めていても、考える力はつきません。「何となくよくわからないこと」を読み解いていくためには、まず、何がよくわかっていないのかを問題化していきます。潜在的な問題を顕在化させるのですね。

そうすることで、問題のありかがはっきりします。そこで初めて私たちはその問題に取り組むことができるのです。学生時代には、問題を解くのは難しいことだと思っていましたよね。ですが、本当に難しく、と同時に、考える力をつけるためにより大切なのは、まず自分の手で問題を作り出すことなのです。

 

考える力をつけるためには、まず、言語化習慣をつけ、具体的に考える力を育みましょう。考える力を育てる上で大切な栄養素となるのが、言語化習慣。言語によって思考を具体化し、日常生活で「何となく」感じているものを立体的にしていきます。

立場を変えて話題を読み直すことで、柔軟に考える力を増進しましょう。よって立つ立場を変えるのは、視野を広げるだけではなく、思考の幅をも広げてくれます。より柔軟な思考を手に入れたいときは、自分自身とは全く違う立場に立って物事を見る練習をしていきましょう。

思考力、読解力をアップするには、自分で問題を作ってそれを解く「仮想相談」を駆使してみましょう。問題を解くことは頭の体操になりますが、目の前にある雑多な環境からまず問題を作り出すことは、さらに良い頭の体操になります。普段の生活の中で考える力をつけるには、自分自身で問題から作っていきましょう!

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