この人は一体何を考えているのだろう。今私のことをどう思っているんだろう。気分を悪くしていないかな。人と話していると人の心を読めたらいいのにと思うことがあると思います。
そこで心理学を勉強しようにも、なかなか敷居が高そうだし、1冊数千円もする本を買うのも……。確かにそうです。心理学と聞くと非常に敷居が高そうに見えるものですが、人の心理を読むのは心理学を使わなくとも簡単に出来てしまうのです。
そこで今回は案外簡単な、人の心理を読む9つのポイントをお伝えします。ではご覧ください。
視線
視線は人の興味の先を理解することが出来ます。こちらの話を積極的に聞いている人は、その視線が話し手の方に向いています。逆に興味が無かったり、めんどくさいと思っている場合は視線が自然と全く別の方向に向いてしまうことが多いです。
また、驚いていたり、動揺している場合は視線が一定の位置に定まらない場合があります。何が目的がある場合は目線でそれを見ていることもあるので、視線を誘導して相手の興味を知ることも不可能ではありません。
手
手を強く握っていたり、手を隠している場合はこちらに対して敵対心や警戒心を持っている事が多いです。緊張すると手に力が入ってしまうのと同じ現象です。
逆に手が自然と開いていたり、手を気軽に見せている場合は敵対心や警戒心があまり無い状態でもあります。手はしぐさが現れやすい部分なので、意外と人の心理を読む場合に重要な部分でもあります。
声
緊張すると声が上ずってしまう方がいますね。そこまで極端では無いにしても、声は人の心理を読むにあたって重要な判断材料になります。
発声がほとんど変わらずに一定のトーンを続けている場合や、反応が薄い場合は、こちらの話に飽きていたり、面倒になっている場合が多いです。逆に、相槌が多かったり、反応が強い場合は興味がある表れでもあります。
表情
表情に気持ちが出やすい人と出にくい人の違いはありますが、困った顔や疲れた顔をしている時、または表情が暗かったり、しているときはあまり良い印象を持たれていない可能性があります。
逆に明るい顔をしているときや、笑顔が見える場合は良い印象を持たれている場合が多いです。ポーカーフェイスという言葉もあるように状況によっては出来るだけ表情を出さない工夫をしている場合もありますので他の方法と併用して人の心理を読む制度をあげる使い方をすると効率的です。
相手の気持ちになる
もちろん相手の目の前でその行動をとることはオススメできませんが、後々それが一体どういう行動だったのかを考えることで、相手の心理が理解できるようになります。一度相手の立場になって相手の気持ちを理解してみてください。
行動
緊張していると自然と服の袖を触っている人が居たり、ウソをつくときに目や鼻を隠す人がいる。といったように行動を見ることでその人の心理を読むことが出来ます。
足を組んでいる人も、身体が近づくように組んでいる場合は悪い印象を持たれていることは少ないようです。逆に身体が離れるように組まれている場合は拒絶されている状態でもあります。
環境
人の心を読むにあたって、とても重要になってくるのがその会話での環境です。対面して座るテーブルなどで相手から近くに座ってくる場合は悪い印象をもたれていないでしょう。
逆に、間に物を挟まれてしまう場合はまだ少し警戒心を持っている場合があります。そういった場合は少しずつ様子を見てから相手の警戒心を解けるような行動をしてみてください。少しずつ打ち解けていくことが出来ます。
興味を知る
その人が現在興味のある部分を見つけます。そうすることで相手の目的が一体何であるのか、相手がしたいことが何なのかを理解します。目的が分かれば、相手の心理を読むことは非常に簡単になります。
順序だてて物事を考えていくと、結論は目的に繋がるわけなので、相手の好きな流れと悪い流れも理解することが出来るようになります。
姿勢
人の姿勢はその人の心の状況を示している部分です。その人の性格から、普段の行動や癖など様々な部分が表に現れてきます。
緊張をしていれば自然と姿勢が整えられていたり、窮屈になっていることがあり、また、少し楽な姿勢をとっている場合は心がリラックスしている状態であることの表れでもあります。
さて、これらのポイントはじっくり観察すると、人それぞれ異なる反応が返ってくる部分です。その分相手の心を読むには重要な部分でもあるので、人の心を読む場合はこれらの点を注意深く観察するようにしてみるとよいでしょう。
また、データによりそれらの行動が一体どんな心に対応しているのかなどもう少し細かく説明をしてしまうとものすごく長くなってしまうので、興味がある方はこれらのポイントを意識しつつ調べてみると分かりやすいですよ。
コメントをお書きください