同僚からの嫌味や皮肉をサラリとかわすコツ

同僚からの嫌味や皮肉をサラリとかわすコツ
職場で同僚から嫌味や皮肉を言われるとゲンナリしてしまいますよね。職場は仕事をするところ、私情に引きずられず、さくさくっと仕事をこなしていきたいものです。

ところが、実際には、せっかく意気揚々と仕事に取り組もうとしているときに、その気持ちに水をかけるようなことを言う人がどこの会社にもいます。

普通の会話をしていてもちくっと言わなければ気がすまない人、意地の悪い一言を口にしないと一日が始まらないというような人、中には特定の人に悪い感情をもっていて、それを遠まわしにぶつけてくる人も。そういう人が近くにいると、仕事の意欲も下がってしまいますよね。

だからといって、サボったり逃げたりするわけにはいかないのが、社会人のつらいところです。そこで今回は、同僚からの嫌味や皮肉をサラリとかわすコツについてお届けします。

嫌味に対応するには言い返さないこと!

言い返さない
嫌味を言う相手への対応、最初のステップは、嫌味を言い返さないことです。相手は嫌味を言うのが大好きな人。その嫌味に対していちいち応戦していると、キリがなくなってしまいます。

また、嫌味な人というのは口達者ですので、相手の嫌味に対して嫌味を言い返すと、相手はいっそうエスカレートしてくるものです。相手の嫌味の勢いを止めるためにも、嫌味を言い返すのは極力避けましょう。嫌味を言ってくる人に対して、相手と同じレベルで対応するのは逆効果です。

では、どうすれば効果的に相手の嫌味を封じられるのでしょうか?

嫌味な相手は、最初からスルーするのが一番です。嫌味屋、皮肉家は反応を楽しんでいるので、ノーリアクションに徹すれば、相手は別のターゲットを探すようになります。「嫌味を言っても反応しないつまらないヤツ」と相手に思わせることができれば、敬遠策は成功といえます。

どんな嫌味を言われても、「あー、そうなんですね」「そうかもしれませんね」「ありえますね」といった差しさわりのない言葉で濁しておきます。

たとえば、貴方が少し太ったとき、皮肉屋の同僚が「何か室温があがったと思ったら○○さんが来てたのか」と言ったとしましょう。そういうとき、「失礼ですね」と言ったり、嫌な顔をしたりしたら、相手は喜んで追撃してきます。

失礼なことを言われても、「あー、そうなんですね」と流しておけば、相手も口撃のしがいがなくて、やがて飽きてくれます。

 

嫌味を言われても気付かないふり!

気付かないふり
口の悪い同僚の嫌味をスルーする第二段階として、何を言われても気付かないフリをする方法があります。とぼけてしまうのです。上手にとぼけることが出来るようになれば、嫌味屋の矛先をかわすのがグンと楽になります。

世間には、何か一言いうたびに嫌味を付け加えてくる人っていますよね。そういうときにいちいち「それは私に対する嫌味ですか?」と問いただしていると、相手は面白がって言い募ってきます。

嫌味や皮肉を空気を吐くように口にする人というのは、相手に構ってほしいのです。したがって、怒ったり、言い返したり、悲しそうな顔をしたりすると、反応があったと思って、喜びます。

こうした相手に対しては、何を言われても皮肉だと気付かないふりをしてみましょう

たとえば、顔が大きいと皮肉をいいたくて「化粧品、早く減りそうだね」と言われて、皮肉だなと気付いても、「そうなんですよ。化粧品ってすぐ減るんですよね」と軽くかわす。あるいは、「そうなんです。顔大きいですからね」と自分から言ってしまうのもありです。

よくないのは、「どういう意味なんですか?」と詰め寄ったり、「失礼ですね」と否定したり、「顔、大きいって言いたいんですか?!」と反論したりすることです。

皮肉屋は相手を傷つけたくて発言しているので、そのたくらみに載らないように。基本スルー、嫌味には極力気付かないふりで対応しましょう!

 

しつこい嫌味にも笑顔で対応!

笑顔で対応
嫌味や皮肉が好きな同僚に対抗するには、できるだけ笑顔で応対するようにしましょう。また、できれば、丁寧な口調で応対することがお勧めです。これは相手に対する牽制になると同時に、貴方に対する周囲の評価も高めます。

まず、嫌味屋が一番苦手とするのは、嫌味の通じない能天気な相手です。嫌味や皮肉を言うのが好きな毒舌家は相手の弱みを突くことを楽しみとしていますので、何を言っても相手がへらへらしていると攻撃する意欲を喪失します。

最初のうちはしつこく絡んできても、相手がこたえていないと分かってくると、攻撃の手をゆるめてくるものです。こたえていないと示すためにもっとも有効なのが、笑顔です。

「さっきの地震、○○さんの貧乏ゆすりですか?」といわれても、「そうかもしれませんね。私はおでぶですから」と笑っていなしましょう。間が持たないと感じたときは、「××さんは正直者でいらっしゃるのですね」と品よくかわしましょう。

やんわりかわすことで、相手も矛を収めざるを得なくなりますし、周囲からも「出来た人」という評価が得られます。

実のところ、同僚に嫌味や皮肉を言われたからといって、そんなに気にすることはありません。確かに気分はよくないでしょうが、嫌味は所詮、嫌味に過ぎません。その種の言葉をひっきりなしに口にしていると、その人が人としての資質を疑われるだけのことです。好きに言わせておきましょう。

嫌味な人というのは、周りの人々から辛らつな人、口の悪い人という評価をすでに受けています。どんなに彼あるいは彼女が意地悪をいっても、それをまともに取りあげる人はいないのです。

 

嫌味な人と一緒にいるのは疲れるものです。それが同僚だと気が休まりませんよね。そうした人への対応は、とにかくスルーにつきます。

まず、何を言われても出来る限り言い返さないことを徹底しましょう。反論は更なる嫌味を呼ぶだけです。最初は反応したくなるでしょうが、スルーに慣れてくれば、音として聞き流すことが出来るようになってきます。最初のうちは意識的にノーリアクションに徹しましょう。

スルーに慣れてくれば、皮肉を言われても気付かないふりをしてとぼけるようにしてみましょう。上手にとぼければ、嫌味や皮肉を言うほうも拍子抜けするようになります。

もうひとつ効果的なのは、笑顔で対応すること。嫌味の多い同僚に対してはついつい嫌な顔をしたり、素っ気無い態度をとったりしてしまいがちですが、嫌味な人はツンツンされるとむしろ喜ぶものです。穏やかな笑顔で対応していると、嫌味な同僚もからかうことに飽きてきますし、周囲の評価もあがりますよ!

嫌味は所詮、嫌味。相手が品位を落とすだけです。深く気に病まず、さらりと流しましょう!

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