引き寄せの法則を恋愛に使うときの注意するべきルール

金運・仕事運などなど、なんでも叶うといわれる「引き寄せの法則」で素敵な恋愛も引き寄せたいものですよね。

この法則を利用して、大好きなあの人との距離を縮めたいと願う人や、いつかは運命の人に出会いたいと願う人、別れてしまったあの人ともう一度やり直したいという人もいることでしょう。

ですが、ここで勘違いしてはいけないのは「引き寄せの法則は万能の魔法ではない」ということです。一口に願いが叶うといっても、きちんとした心構えや正しい方法にのっとったものでなければ、必死の願いもただの絵空事で終わってしまいます。

そこで今回は、引き寄せの法則を恋愛に応用する場合に、心にとどめておきたいルールについてお伝えします。

他人を変えようと思わないこと

引き寄せの法則を恋愛や対人関係に使おうとする場合、よくやってしまうのが「相手にもっと変わってほしい」「自分をもっと理解してほしい」と願うこと。しかしこれは逆効果です。

こういった願い事の裏には「相手にもっと（自分の都合の良いように）変わってほしい」「（相手が努力して）自分をもっと理解してほしい」という束縛と他力本願が潜んでいます。

もし自分がこういった、後ろ向きかつ、ある意味身勝手な誰かの念に縛られていると気づいたら……気持ちの良いものではありませんよね。それは相手も同じです。引き寄せの法則を恋愛のみならず対人関係に活用するときは、相手を変えようと思わないでください。

あくまで変わるのは自分自身。それも、話しかける勇気や、内面や外見を磨いて振り向いてもらうための知恵といった、ポジティブな力を手に入れるための方法なのだと心得ましょう。

ネガティブなイメージは封印すること

引き寄せの法則を素敵な恋愛に活かしたいと思うなら、ネガティブなイメージを払しょくしましょう。ましてやライバルの不幸を願うなんてもってのほか！潜在意識の念とは思うよりも深いもの、さらに人間は、ポジティブなイメージよりもネガティブなイメージに引っ張られやすいものです。

「あの人さえいなければ」「どうせ自分なんて」とつい思ってしまいがちですが、こういったネガティブなイメージは視野を狭くするだけではなく、引き寄せの法則で現実に定着しやすくなってしまいます。

どうせ引き寄せの法則で恋愛をたぐりよせるなら、自分も他人も幸せになれる素敵な恋愛を引き寄せましょう！他人の失脚を願う暇があったら、より魅力的になる方向に尽力するほうが生産性もあるというものです。

もしかしたら意中の相手よりもっとハイスペックな人を引き寄せちゃうかもしれない、なんて考えるとワクワクしてきますよね。

他力本願にならないこと

「人事を尽くして天命を待つ」の「天命」をモノにするのが引き寄せの法則です。引き寄せの法則で望む恋愛を実現させようと思うなら、あなた自身の努力は必要不可欠です。

「どんな自分になりたいか」「どんな恋愛がしたいのか」を具体的かつ、現在進行形でイメージします。そしてそれに向かって行動するのです。

・相手に大切にされる恋愛がしたい　→　相手の幸せを心から願い、見返りを求めない言動で接する

・素敵な人に巡りあいたい　→　自分にふさわしい人と巡りあうチャンスを逃さないために、自分磨きを怠らない

などなど、自分がするべきことはたくさんありますよね。願ったから叶うはず、なんて夢物語はどこにもありません。

引き寄せの法則がもたらす恋愛はあくまでも、あなたの想いの強さや努力・言動に見合ったもののみ。そのうえで「人の力では及ばない最後の一押し」を確実に与えてくれるのが引き寄せの法則です。

楽観的になりすぎないこと

引き寄せの法則でハッピーな恋愛を引き寄せるには「ポジティブでいること」が第一前提です……が、「楽観的」と「前向き」は大違い！！

例えば、仕事で重大なミスをおかしたのに「引き寄せの法則で願っているからなんとかなる」なんてのん気に構えたりしませんよね。何はともあれまず損失を最小限にするために駆け回るはずです。

要はコレと同じこと。「問題が発生したら、解決のために即・行動！」です。ライバルがいそうなら、負けないようにもっと自分を磨きましょう。脈なしなら、適度な距離を保ちながらまずは脈を作るところから始めましょう。

そうやって具体的に動くうちに、あなたにとってプラスになるアイディアや発想が生まれる……これもまた、引き寄せの法則が恋愛に作用した結果になります。

無理にポジティブになろうとしないこと

引き寄せの法則をうまく恋愛に活かすには、前向きでいることが必要不可欠ですが、人間だれしも不安に駆られたり、諦めかけたりすることはあります。その気持ちに蓋をして、無理やり前向きになるのはやめておきましょう。

そもそも「前向きになる」のにはたくさんのエネルギーを使います。落ち込んだりしているときに無理やり前向きになろうとしても、エネルギー不足でかえって心に負担をかけてしまうのです。

本気の恋愛であればあるほど、相手の気持ちを気にして振り回されてしまうのも仕方ないことです。それはそれとして、素直に認めましょう。

そのうえで、「自分はこんなに相手が好きなんだなぁ」と気づければそれで良いのです。引き寄せの法則で恋愛をうまく運ぶためには、あなたの潜在意識が元気でなくてはいけません。

さて、引き寄せの法則で幸せな恋愛をつかみとるために、守っていただきたいルールについていろいろとお伝えしてきましたが、叶えるために「これだけは絶対に！」というポイントはたった１つ。それは「相手の幸せな姿を想像すること」！

幸せならいいなぁ、というあいまいなイメージではなく、その時の相手の表情やシチュエーションといったところまでを、具体的に想像しましょう。無償の愛ともいえるそのイメージは、「もっとも自分を想ってくれる存在」として相手の潜在意識に必ず届きます。

いったん引き寄せの法則が発動すれば、あとは歯車がかみ合うようにすべてがうまく回りだします。

今この瞬間は最悪な展開でも、あとあと思いがけない大逆転につながっていくケースもありますから、安心して、（常識の範囲内で）あなたの純粋な心に従って行動してください。引き寄せの法則は本気の恋愛を、最高の形での成就へと導いてくれるはずです。