恋をしていると、相手が自分のことをどのように思っているのか気になったり、何を考えているのかを知りたいと思うことがありますよね。
わからないからこそどうしたらいいのだろうと悩んだり、ドキドキすることが楽しいといって、片思いを満喫する人もいるようですが、いつまでもそんな状態ではあっという間に他の人に摂られてしまいかねません。
少しでも相手の気を引く方法があるのであれば、縋り付きたい!という人もいるでしょう。そこで今回は、マーケティングや広告でも利用されている色彩心理学の考えを恋愛に取り入れていきたいと思います。
色は様々な意味合いを持っていますが、好む色やよく身につける色に注目してみてください。そこには思わぬ本音が隠されていることがあるのです。色彩心理学を知り、相手の本音に気づくことで恋愛関係を進展させる術をご紹介しましょう。
赤が好きな相手には正直な自分を見せよう
情熱の赤というくらい、赤が好きな人はエネルギッシュで活動的な人が多いです。正義感が強く、人の上に立ってリーダーシップを発揮するタイプにも赤が好きな人が多くいます。一方で感情の起伏が激しく、人の好き嫌いが激しいという一面もあります。
赤の人に対しては、変に飾らず正直に本心を見せることで信頼を得ることができるでしょう。また、言葉が激しくなってしまうのは、本音の部分で、動揺せず平静を保つことができる人に傍にいてほしいという気持ちの表れでもあります。嫉妬や独占欲が強い傾向にあるため、他の異性の話はしないようにしましょう。
ピンクが好きな相手には、細やかな愛情表現をしよう
ピンクは愛情あふれる色です。心優しく、温厚な人が多くいます。細やかな気配りにたけている半面、自分の意見よりも、常に他の人の意見や立場を優先するため、なかなか自分で決断をすることはありません。そのため、依存心が強くなってしまうという人もいます。
ピンクが好きな人は人からの拒絶を恐れています。愛したいという気持ちはもちろん、愛されたいという想いも強いのです。恋愛においては、「あなたが必要だ」という気持ちを上手に伝え、細やかな愛情表現を求められるでしょう。欺瞞を避け、等身大のあなたで接すると2人の距離が近づくでしょう。
オレンジが好きな相手は努力の裏側を褒めよう
オレンジを好む人には、チャレンジ精神や好奇心が旺盛な人が多くいます。自己主張がはっきりしていて、明るく社交的です。一方で、物事を優先順位で判断する傾向があるため、自分にとって損か得かで態度が変わることがあるのも、オレンジの人の特徴です。
相手の気を引くためには、言葉だけでは伝わらないでしょう。最先端のファッションやゴージャスなプレゼントなど、持っていない類のものを贈ると喜ばれます。華やかな世界に憧れるその陰では必死で努力をしていますが、決して人前では見せません。裏側の部分を認めてあげることで、心を開くようになるでしょう。
黄色が好きな相手はプライベートを守ってあげよう
黄色を好む人の人間関係は広く浅くの付き合いが基本です。愛想が良くユーモアもあるため人気がありますが、自分のプライベート空間をしっかりと持っています。また、頭の回転が速く論理的に物事を考えるのが得意です。深刻ぶるのが嫌いなため、いきなりプライベートな悩み相談で距離を近づけようとしても嫌がられてしまいます。
まずは、気分を盛り上げてから話をするのが良いでしょう。また、自分の時間やペースを大切にするため、恋人候補として認めてもらうためには、自分自身もしっかりと自立している必要があるでしょう。
緑が好きな相手には等身大で接しよう
緑は協調性の色です。とても穏やかで、バランス感覚に優れています。常に自然体でオープンな状態にあるため、自分を飾るということをしません。しかし内面では、人との衝突を避けるあまり板挟みになり、ストレスを抱えてしまうことがあるのも特徴の1つです。
全体の調和を好む緑の人に対しては、激しい恋愛ではなく安定した関係を保つようにしましょう。決して高嶺の花になる必要はありません。一緒にいて気を遣うことなく、等身大のままでいられる相手となれば、心を許してくれるでしょう。
青が好きな相手と価値観を共有しよう
青を好む人は、冷静沈着で理性的な人が多い傾向にあります。モラルやポリシーを大切にし、几帳面な一面もあります。表面的にはクールに見えますが、実は内心では感情のアップダウンが激しいところもあるのです。
基本的に自分の裁量で好きなようにしたいと考えているため、束縛などのなれなれしい付き合いを好みません。また、言葉以外でのコミュニケーションを重視しているため、笑ったり泣いたりする感覚が近い人を好みます。
青の人に近づきたいなら、趣味や興味を持っていることから話をして、価値観を共有すると良いでしょう。
白が好きな相手には気持ちをまっすぐ伝えよう
花嫁衣装が白であるように、白は純粋無垢、清楚、誠実を意味する色です。白が好きな人は素直で無邪気な性格をしている人が多いです。また自分が誠実であるように、相手に対しても誠実であってほしいと願っている状態でもあります。
理想が高く完璧主義の一面があるため、時には潔癖とみられてしまうこともあります。目標に対して努力を惜しまないため、相手に対しても同じものを求めがちです。
あなたが理想に向かって突き進んでいる姿に心を打たれることでしょう。また、白の人との距離を縮めたいなら、小細工なしに真っ直ぐ気持ちを伝えると良いでしょう。
色が持つ力は、私たちが考えている以上に大きいものです。青といえば青空や海の爽やかさや冷静さを、赤なら炎のうな情熱を誰もがイメージするでしょう。当然、生まれた国や育ってきた環境によって個別の感情はありますが、それでも色の持つ力は計り知れません。
色彩心理学では、その人が選んだ色から行動心理や深層心理がわかるといいます。日常で着る服、身に着ける小物や鞄、メイクの色でさえ、その人の心理状態が反映されているのです。
色彩心理学を知ることで相手の本音に気づくことができるというのは、とても魅力的なことでしょう。想いを寄せる人との仲がなかなか進展しない、もっと距離を近づけたいと願うときには、色の力を取り入れてみてはいかがでしょうか。きっと、これまでにない発展を遂げることでしょう。
まとめ
色彩心理学で相手の本音に気づき、恋愛関係を進展させる術
・ 赤が好きな相手には正直な自分を見せよう
・ ピンクが好きな相手には、細やかな愛情表現をしよう
・ オレンジが好きな相手は努力の裏側を褒めよう
・ 黄色が好きな相手はプライベートを守ってあげよう
・ 緑が好きな相手には等身大で接しよう
・ 青が好きな相手と価値観を共有しよう
・ 白が好きな相手には気持ちをまっすぐ伝えよう
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