自己目標を高く持てはNG。楽して出来る、夢や目標を叶える10の方法

自己目標を高く持てはNG。楽して出来る、夢や目標を叶える10の方法
目標や夢を持つのは良いことですね。私も今いくつか目標を持っていますが、「本当に達成できるのか・・・?」と正直不安になることもあります。

私たち人間は決して強い生き物ではありません。なので目標を掲げても、「達成or未達」をウロウロしてしまう。しかし、過去に目標を達成したときには、必ず「何らかのヒント」や「コツ」が助けになってくれたことは事実。

そこで今日は、「自己目標を達成する方法」を皆さんと一緒に考えていきましょう。

自己目標や夢を達成する為に学ぶとは何か?を考える

少し昔の話になりますが、私の友人がTOEICに挑戦した時期がありました。必死で勉強した結果、800点台をクリアすることに成功したのです。しかし、そこからスコアが伸び悩み、どうしても900点台を突破することが出来なかったのです。

「まぁ、800点もあれば十分か・・・」

と、彼は消極的になっていたのですが、「知らないことを知る。これが学びである」という言葉を雑誌かテレビで耳にして、ふと気が付きました。

「私が知らないことを教えてくれる先生。その人を探せば良いのでは・・・」

と、漠然と考えるようになり、「何となく探してみよう・・・」という気分になったのです。

そして、いくつかのTOEICスクールで無料体験レッスンを受講し、その時に必ずした質問がこれです。

「先生の目から見て、私が知らない問題を出してもらえませんか?」

知らないことを学べば、当然ですが目標達成に近づきます。なので、先生が「私の知らないこと」を見抜いてくれるかどうか、ちょっと意地悪な質問ですが聞いてみたのです。

その結果、「マニュアル的な講師」は私の要求に答えてくれませんでした。「900点台」はかなり高い目標ですし、生徒のニーズとしても「マイナーなレベル」です。したがって、儲け優先のマニュアル的な講師の場合、「そんな事を言われても、マニュアルにありません・・・」と、顔を曇らせたのです。

しかし、あるスクールで出会った講師は、自分自身で「私はTOEICマニアです!」と豪語するだけあり、「なるほど~!理論的に考えれば、そんな解法もあるんだ!」と、まさに「目からウロコ」の理論や解法をいくつも教えてくれたのです。

そして、その講師にレッスンを受けて、半年後には夢だった「900点台」を突破。

「知らないことを知る。それが学びである」

という、ふと耳にした何気ない言葉が、目標達成のヒントになりました。英語に限らず、学習目標を持たれている方も多いと思いますが、「マニュアル的な教え方」の講師に「当たり講師はいない」と思います。

「知らないことを見抜いてくれて、そこを教えてくれる先生」

このような視点を持てば、相性の良い講師と出会えたり、目標を達成する確率もきっとあがるはずです。

 

4勝3敗の1週間を意識する

当たり前のことですが、1週間は「7日」です。夢や目標を掲げたなら、達成に向かって毎日努力をしたいでしょう。しかし、このような日本人特有の「完璧主義」が、じつは三日坊主の要因にもなっているのです。

「毎日努力をする」

これは良いことです。「継続は力なり」という格言がありますから。
しかし、毎日努力をすることは…

「毎日勝つ!」

これと同じではありません。たとえ努力をしても、負けることもあるのです。

たとえば、資格取得を目指して勉強をしているとします。毎日、仕事に追われながらの勉強は大変だと思いますが、「残業が長引いて、帰宅したのが10時過ぎ。あまり勉強できなかった・・・」ということもあるでしょう。

しかしそれで良いのです。1週間、7日の全てを、努力だけで埋める必要はありません。時として負けることがあっても良いのです。

「毎日勝たなければ・・・」というプレッシャーは、大きなストレスになります。それが三日坊主を引き起こす大きな要因ともなっており、ならば「負けても気にしない♪」と割り切った方が有利なんですね。

具体的には、「1週間を4勝3敗で終える」という考えで問題ありません。「3勝」は「3敗」で相殺されますが、1週間のトータルで見れば、「1勝の貯金を作った」となるんですよ。

結局、これが「継続」となり、「長い目で見た成果」として実現するのです。

スタートダッシュをかけて三日坊主に終わるよりも、「4勝3敗のぱっとしない成績」を長く続けて、長い目で見た成果を目指した方が賢いんですね。

「ぱっとしない成績を続ける」と「自己目標や夢の達成」は、一見すると矛盾するイメージであり、「相反する考え方」に見えるかもしれません。

ですが

「ウサギとカメ」のストーリーを思い出してください。最後に勝ったのは「ウサギ」ではなく、「カメ」です

ならば目標達成のため、喜んで亀になりましょう。

 

不定休が不和を呼ぶ!

自己目標や夢を達成するには努力が必要です。しかし、よほど精神が強い人でもない限り、「毎日ガツガツと努力を続ける」は難しいでしょう。毎日のようにガツガツと努力をしていると、そのうちに疲れて「挫折」になりますからね。

このように、努力の途中で挫折しては意味がありません。したがって、「休みを入れて疲れを取り、長く努力を続ける工夫をする」ことが大切と言えるでしょう。しかし…

「適度に休んでいたのに、気が付いたら挫折していた…」

という方が多いのも事実です。「やっぱり、私は意志が弱いのかな…」と、自分にガッカリされる方もいるでしょう。

ところが、そのような方の多くは、休み方が間違っていると言えるんですよ。

「休んでいたのに挫折した」という方の多くは、「その日の気分で休んでいた」というケースが多いのです。つまり、その日のやる気に合わせて、「今日はやる」や「今日は休む」など、いわゆる「不定休」の休み方をしているのです。

これはいけません。私も経験がありますが、不定休では目標達成は難しいのです。

というのも、不定休の場合、そのうち休む頻度が高くなっていき、最後には「ほとんど努力をしなくなる」という傾向があるのです。

一方、「日曜日が休み!」と決めている人の場合、最初から休む頻度が決まっていますので、休むペースが大きくなることを防ぐことが可能なのです。

つまり、「その日の気分で…」という不定休ではなく、ちゃんとした「定休日」を作っておくことが大切です。

私もかつて筋トレをしていた時、「その日の気分で…」で休んでいたため、せっかく購入した筋トレグッズも、今や「タンスの肥やし」になっているくらいですから。

 

自己目標や夢を達成する為に楽しさを明日につなげる

学生時代、私は体育会系のクラブに所属していました。毎日ハードな練習をするのですが、「調子の良い日」と「悪い日」があるんですね。

「今日は調子が悪い。基本練習だけで終わりたい…」

と、思うこと日ありました。またある日は、

「今日は絶好調だ!もっと練習したい!」

と、感じる日もあったのです。しかしこの時、尊敬していた先輩からこう言われたのです。

「調子の良い日こそ、ハードなトレーニングや練習は避けるべきだ。たとえもっと練習したくても、そこそこで切り上げて明日につなげなさい」

という言葉ですが、皆さんはこの言葉を聞いてどう思いますか?

私は当時、「良い調子を明日に持ち越す工夫」と考えていました。しかしよく聞いてみると、ちょっと違う意味があったんですね。

調子が良いと、練習も楽しくなります。楽しいからもっと練習をしたくなります。しかし、楽しさは継続の力を持っています。

ならば、練習をそこそこで切り上げて、楽しさを明日に持ち越し、楽しい状態で毎日の努力をした方が良いというのです。

努力は、継続されることで成果を結びます。したがって、「楽しさを明日につなげ、努力に継続性を持たせる」ということが、長い目で見た目標達成に有効なのです。

前の項目で「定休日を作る重要性」について考えましたが、たとえば「日曜日が休み」と決めた場合、「やる気があっても、日曜は休む」は徹底して下さい。

そうすることで、楽しさを明日以降につなげる事が出来るため、「努力に継続性を持たせる」が可能になるのです。

「やる気があるのに休みなんて…」と思われる方もおられるでしょうが、「休むと決めた日は休む」を徹底することも、努力を成果に結び付ける大切な行動ということを覚えておきましょう。

 

ネット検索を楽しもう!

最近は、独学で学習やトレーニングをされる方も多いようです。不況でお給料も減っていますし、「大きなお金はかけられない」も納得です。もちろん独学でもOKです。しかし「一人ぼっち」という状況は、「隠れた挫折」を生みやすいので要注意。

独学は一人による努力なので、「止めても誰にも迷惑はかからない」という、かなり自由な環境になってしまいます。自分を縛るものがありませんから。

そのような状況では、「まぁ、止めても良いか…♪」と考えやすくなるため、誰も知らないまま「隠れた挫折」になる可能性があるのです。そこで、私も実践していた方法ですが、「ネット検索を楽しもう!」をオススメします。

たとえば、筋トレを自宅でやっている場合、「筋トレグッズ」や「筋トレ法」を紹介しているサイトやブログにアクセスして下さい。

そこには、皆さんが知らない「方法」や「成果」がたくさんあると思います。それらの情報や知識は、今後の努力を継続させる「エネルギー」になるでしょう。

このように、何気に興味のあることをネットで調べるだけでも、立派な努力になっているのです。新しい知識や方法などが見つかったら、ぜひ明日から実践してみましょう!

 

面倒くさい…、を解決するには?

どんな努力にも、「挫折」のリスクはあります。しかも、「面倒くさくなった…」という理由で挫折される方が多いです。

この「面倒くさい…」による挫折ですが、原因は明らか。それは努力をする「新鮮味」がなくなっている状態。

その場合は、前述で紹介した「ネット検索を楽しもう!」を実践してください。様々な新しい知識や方法を知り、ゆっくりとしたペースで実践していくのです。

新しい知識や方法は、新しい新鮮味になります。つまりここで新鮮味を補給して、「面倒くさい」を解消するのです。

さて、この時に大切なのは、「実践練習の量を少なくする」ということです。知識や方法を覚えることに集中して、十分な新鮮味の補給に努めて下さい。実践練習を本格的に再開するのは、それからでも遅くはないですから。

 

自己目標や夢を達成する為に周りを巻き込むのは良くないかもしれません…

皆さんの周りにも、「最近○○始めたんだ!一緒にやらない!」と、新しく始めた勉強やレッスンを誘ってくる人はいますよね

私も経験がありますが、昔からの友人が「社労士」の資格取得を誘ってきたのです。しかし、私には社労士を目指す理由がありません。もちろん動機もない。

このように、たとえ自分がやる気に充ち溢れていても、周りも同じとは言えません。そこには「温度差」があります。じつは、この温度差も「挫折」の要因の1つ。

たとえば、皆さんが何かの資格取得を目指して、友人を誘ったとします。しかし、そこには温度差があります。友人にはやる気がありません。すると、不思議とそれがあなたにも伝染していきます。

しばらくすると、さっきまでのやる気がウソのように忘れており、結局、何も始めなかったり、あるいは始めてもすぐに諦める要因となってしまう、、、。

やる気は、最初は自分の中だけに留めておくことをオススメします。一緒に努力する仲間が欲しければ、同じ温度のひとを探すこと。

周りとの無駄な温度差を作らないためにも、あまり知人・友人を巻き込むのは自粛した方が良いかもしれません。

 

牛歩戦法でトライ!

司法書士を目指して勉強するとします。難関の国家資格であり、合格するまで長い道のりになるでしょう。

このように達成が難しい目標や夢の場合、「牛歩戦法」が効果的であることをご存知でしょうか?

牛歩戦法とは、その名の通り「ゆっくりと」という意味です。具体的な方法をTOEICを例に解説していきましょう。

たとえば、現在で「500点」だと仮定します。そして「650点」を狙っているなら、まずは「550点」を目指すのです。そして次に「600点」、最後に「650点」など、3段階に分けて戦略を立てるんですね。

上記のように、いきなり目標に向かって一本道を想像するのではなく、ゴールまでにいくつかの「休憩ポイント」を作ることが重要です。

そちらの方が、短い期間で達成感が出ますし、短い距離を段階的に進むため、継続して努力をすることが容易になるのです。

どんな細かい休憩ポイントでも構いませんので、牛歩戦法で段階的にステップアップしていき、努力を継続しやすいスケジュールを立てておきましょう!

 

復習しておいて良かった!は必ずある

努力することは「前に進む」ということです。常に前に進むことも大切ですが、時として、立ち止まって後ろを振り返っても面白いと思いますよ。

私の場合、数年前の手帳を読み返してみたり、あるいは過去のメモ帳を見たりすることがあります。

「この時はこんな仕事をしていたんだ~」
「この時は、この部分で未熟だったな…」

など、今の自分を作り上げる基礎になった部分を見直すことは、さらに前に進むためのアドバイスにもなります。

このように過去を振り返ることは、勉強にも役立ちます。たとえばTOEIC900点を目指していた彼は

「800点台でウロウロしていて、ある講師との出会いで目標を達成できた」

というストーリーでした。

800点台でウロウロしていた時、他にやることもなかったので「復習」ばかりしていたそうです。

900点台を突破できる勉強法を知らなかったので、仕方なく復習をしていただけなのですが、それが今になっても役に立っているそうです。

どういうことかと言うと、復習をしていたおかげで、今でもTOEICでコンスタントに900店台を取ることが出来る。もう勉強はしていなくても、復習を何度もしていたおけげで、「知識が脳に完全に定着した」のです。

資格やスキルは、持っているだけでは意味がありません。それが日常生活や仕事で役に立たなければ、「宝の持ち腐れ」になってしまいます。したがって、上達が止まってスランプに陥ったなら、逆にチャンスと考えて「復習」を存分にしましょう

一番もったいないのは、「スランプに陥って挫折した。復習もしていなかったので、もう何も覚えていない」ということです。これでは、何のために努力をしたのか分かりません。それまでの努力を、完全に無駄にした結果と言えるでしょう。

ならば、せめて復習を繰り返し、「すっかり忘れてしまう」という結果を防いだ方が良いのです。いずれ新しい上達の方法が見つかるかもしれませんし、それまでの間、復習をして次のチャンスを伺うことも大切です。

 

自己目標や夢を達成する為の「まとめ」

いくつもの方法を紹介してきましたが、自己目標や夢を達成するには、上記で紹介した方法を「いかに上手く使いこなすか?」も重要になってきます。そこで、それぞれの方法を「まとめ」ました。

「学ぶとは何か?」 知らないことを教えてくれる講師や協力者との出会うこと

「4勝3敗でOK」 毎日勝つ必要はない

「定休日を作る」 決まった休日を作ることの重要性

「楽しさを明日につなげる」 やる気があっても休む時は休む!

「ネット検索を楽しむ」 新しい知識や方法の仕入れをする

「面倒くさい、を解消する」 新鮮味を持たせる努力の工夫を知る

「周りを巻き込まない」 あなたと周りの「温度差」に注意

「牛歩戦法」 細かい休憩ポイントを作る重要性を知る

「復習する」 知識やスキルを深く体や脳に定着させる

 

さて、皆さんも、「やる気がなくなった」や「新しい視点で努力に取り組みたい!」と考えるなら、ぜひここで紹介した方法をもう一度見直して、「おっ♪これは面白そうだな」と思えるものを実践してみましょう。努力をする事は大切ですが、努力を続けるためには色々な工夫をすることが重要です。

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